だ・こーじの「いま、思い、考えること」

「目に見え心に思ふこと」をホンネのごとくフィクションとして綴ります。

二日酔い三日酔い・・・11/29(木)

2012年11月29日 | 日記
北海道が大規模な停電を起こしている。
寒波とともに厳しい環境で生活を強いられていることを思うと、
政府の対応はやや遅い。

ちなみに、この週末は北海道に出張の身である。
厳しい冬を体感するためにも気合いだけは入れていきたい。

さて、昨夜は母校での会議。
4年間の役割がこの日で終了となった。
終了後、S先生とともに中央図書館脇の鷹番へ。
ほどしばらくしたら、K師匠もおいでになられた。お二人はいまさらながらではあるが、御夫婦であり、いつもお心遣い、お気遣いをいただいている。

この日も小生の出版の前祝いをしてくださり、ありがたいことこの上ない。
福島の酒を飲ませていただいたが、思いのほか酔いが回って、
あっという間に帰宅していた。

明けて一時間目は『伊勢物語』の演習。
和歌をどうアプローチしていくのか、地の文とのかかわりは、などという基本事項を確認した次第。
午後はゼミの説明会、教育実習の事前指導、教授会と続く・・・。

それにしても今朝は4℃。東京も冬となった。

世間の三連休が明けて雨の月曜日…11/26(月)

2012年11月26日 | 日記
時は勤労感謝の日の前日までさかのぼる。22日の平日、木曜日のことである。
祭日の前日となるとどこかウキウキしていた以前に比べると、ここのところ、まったくそのようなことがなくなった。
なにせ、オトナの事情で22日は職場が休み。
22日はいざ、三連休!からはほど遠い不思議な休み、翌日の勤労感謝の日が出勤となった。

学生たちも慣れたもので、祭日の登校には慣れてきている。
(教え子のDちゃんだけが、この事情を知ってか知らずか、温泉企画を持ち込んできたが・・・)

週末24日は池袋のR大学でW文学会。文献学・書誌学の特集。
資料館のU氏やU大のW氏の発表は勅撰集の理解を広げてもらえた、有意義なものであった。
K師匠も一言二言お話するだけにとどまり、疾風のように現れ、疾風のように去って行かれた。

ワタシも委員会は欠席。
ここのところ首が痛く、頭の重たさを感じるのである。

だが、帰宅後イクラがイヤホンがほしいというので付き合い、ワタシもまぎれてヘッドホンを購入した。
久しぶりに聴くヘッドホンでの音楽も悪くない。

日曜日は母校で久喜の会。『伊勢物語』117段をIさんが発表。
広本の問題が残ると感じた。

雨の月曜日。
でも19℃まであがるという。
寒暖の差が激しい。

みなさまご自愛くだされ。


再会から一夜・・・11/21(水)

2012年11月21日 | 日記
永年ボーイスカウトをやっているといろいろな人たちと出会い、そして別れることもある。
昨夜はそんな中で久しぶりの再会があった。
ワタシの前任者として「団委員長」の役務をしていたH氏が久しぶりに我々の地元にもどってきてくださった。
オトナの事情がいろいろあって、突然われわれの元から離れて行かれたH氏だが、残された者としては早く再会をしたいお一人だったのだ。

旧交をあたため、ほんの少しの時間ではあったが、お元気そうな様子にかけつけた仲間たちともども安堵。そして一抹の寂しさも。
もう20年以上の付き合いがある日突然断ち切られた。あれから一年半での再会。
一年半というと、なんだ短いじゃないか、と思われるかもしれないが、いや、この間がどれだけ長く感じられたか。
次の再会を約束して別れたが、みんな一様に嬉しい時間だった。

明けてアサイチ、横浜・関内へ。
市内の小中学校校長会会長他、役員の方々と意見交換会。
あまりに早く到着したために一時間ほどコーヒーを飲みながら時間をつぶす。

会合では、教育実習の実状について情報交換。

終了後、K教授とともに職場へ直行。
すぐにゼミ・『古今集』の輪読が始まる。
この日は3年生の希望があり、いつもよりひとり多く発表を聴く。
まだまだ甘いところもあるが、調べ方のコツがわかってきたKさんとSくん。

その後Tさんの卒論指導。
添削をしながら、あれやこれや、ポイントを確認し合う。

明日はなぜか全学休講。
そして明後日の祭日はなぜか平常授業。

いろいろここにもオトナの事情があるようだ。

木枯らし1号から一夜・・・11/19(月)

2012年11月19日 | 日記
ご自愛ください、とはよく書簡にしたためることばのひとつでもあるが、
まさに体調管理ができないと、この業界では生きていけない。

要は、知力も必要かと思いきや、体力あってナンボのものなのである。
もちろん、これはどの世界でもおないことなのかもしれないが、
ここのところ、特にそれを痛感する。

さて、周囲では次年度以降のさまざま人事について動き始めた。
仕事先では順当なところに落ち着きそうであるが、ボーイスカウトの方はどうだろう。
それぞれの時間の使い方を人生と呼ぶならば、人生をしっかり見直さなければならない、
そんな来年は年男である。

東京は昨日木枯らし1号が吹いた。
冬の本格的な到来といった感じだろうか。
学生たちは締切の近づいた卒論にまっしぐらである。
ワタシも体調を整え、締切に余裕をもって過ごしたい。
とはいえ、なかなかそうもいかず、追われてばかりである。

ちなみに、このような運びになりました。ご高覧いただければ幸いです。
ありがたいことです。

みなさま、ご自愛あれ。

刺激・・・11/15(木)

2012年11月15日 | 日記
昨日のゼミは学外活動。
五島美術館における展観となった。学生にとっては、国宝源氏物語絵巻、あるいは高野切古今和歌集など、
ホンモノを観る機会にはよかったのではないだろうか。

考えてみれば都会近郊はホンモノを観る・見る機会がいくらでもあるように思う。
地方蔑視などではない。その恵まれた環境を積極的に生かしてほしいところだ。

そうこうして帰宅すると、野田総理が昨日の時点で16日の解散を明言。
争点がいまひとつあやふやな、人情芝居を見せられている感じがしてならない。
第三極の結集もままならないし、民主党から離党していく者も後をたたない。
ただ、今回の国民の一票は非常に大きな意味を今まで以上にもつように思う。

ほぼ同じニュースで森光子さん死去の報。92歳とは大往生だろう。

明けてアサイチは『伊勢物語』の演習。
地の文に目が行くのもわからなくはないが、そこの解釈を通じて自分の主張をしていくならば、章段全体も見なければなるまい。

二年生の担任の時間はもっぱら今朝の新聞報道の論評と投票行動の大切さについて。

そして、今日のトリは専修大学の指導法担当兼専修大学附属高等学校教頭の根本欣哉先生の教育実習事前指導。
きめ細かい上、現場のハナシをわかりやすく、かつ飽きさせない話術は見習うべきところ多々。
高校の現場の魅力も存分に伝わってきた。
来年もお願いしたいところである。

やはり学生だけではなく、われわれ教員こそ刺激を得つつ、インプットしなければ・・・。