昨日のソドレへのバスツアーはなかなか有意義であった。
文化、歴史、伝統。日本も劣るものではないとは思うが、それを継承しようとする意識がまだまだ薄いように思う。
なんだかもったいないなぁ。
石畳の道を、大聖堂の鐘の音を、テージョ河の流れを、高い空を、見れば見るほど、西の端と東の端を比較してしまう。
今朝はわりとスロースタート。
8月過ぎに朝食を摂る。そこからカイス・ド・ソドレー駅で待ち合わせのためテクテクと歩く。
駅近くの広場からの景色はどこを切り取っても絵葉書のようだ。
駅では東北大のYくんとスタンフォード大のNくんと合流。Yくんは彼が院生のときに長野に同行した昔々のことを覚えていて、「ポルトガルで会えるとは」と喜んでくれた。Nくんは2003年に日本に来て以来、中学の英語教師を経て、日本語、中国語、スペイン語が堪能な御仁。
そこからバスでベレンへ向かう。ベレンはあのヴァスコダガマがインドへ旅立った地。ここでも世界史の知識が実体として立ち上がってきた。
美術館の入口で午後1時まで発売の共通入場券を購入、長蛇の観光客の列の傍を抜け、海と川の合流点、ベレンの塔へ。93段の螺旋状の階段を登り、絶景ポイントへ。さらに1230にはジェローニモス修道院へ。
そこから昼食。陽射しが眩しい。
昼食はイタリアンで。ピザ、パスタ、サラダ。
夕方から市内の映画館にて本学会の基調講演学会の始まるため、満員の市電で向かう。
講演ののち、今回パネルを組む中国のS先生、イギリスのM先生と合流。
明日の最終打ち合わせを行う。
市内の映画館で行なわれた講演ののち博物館内の庭園でレセプション。今回の参加者は12〜1300を超えるという。こちらはこちらで情報交換。
そこから市内の石畳みの外で食事のできるところへ昨夜と同じようメンバーで夕食。
あんなことやこんなことを情報交換。
またCFの「消臭力」の舞台となった公園に立ち寄る。
8時過ぎても明るいが夜の帳が下りるとオレンジ色の灯りに映し出される街と夕日のオレンジが呼応して美しく映える。
さて、明日はトップバッターの研究発表。
ワクワクドキドキハラハラである^ ^
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