だ・こーじの「いま、思い、考えること」

「目に見え心に思ふこと」をホンネのごとくフィクションとして綴ります。

8/31eajs2017学会デビュー

2017年08月31日 | 日記

0430目が覚める。それでもあと1時間ほどまったりしつつ今日の研究発表のイメトレをする。

昨夜は資料の見直しをし始めると、かなり時間が経ってしまった。
0630始動。スラックスとジャケットにアイロンを当て、洗濯物を乾燥機へ入れる。
同居人の新美くんも朝から最後の作業。お互いどこかピリピリしているかな。
パンとスープを食べて0730出発。
外はどこまでも快晴。されど暑すぎず過ごしやすい。

最寄り駅テレイロ・ド・パソ駅から大学周辺プラサドエスパーニャ駅へ。早速、発表会場を下見。
そして、受付。

0900にスタートするためパワポのセッティングもスムーズ。
朝イチの発表にはあまり人々が集まらないことがある。
加えて、仲間の発表も同時間に開催されるとなると、誰も来ない?!などと不安視したがさにあらず。

定刻に始まり、1941年、祖父がこのリスボンを訪れ、同じ地に来られたことを嬉しく思う、と冒頭英語で述べる。さらに、私の英語は今日はここまでです、といったところで笑いが起こった^ ^
以下、予定通り時間内でアクシデントも起こらず済んだ。質疑応答はペアの先生たちと合同だったため活発とはならなかったが、何人かが「必要なテーマだ」「パーフェクトよ」「すべて英語でもよかったのに」と。

こちらに来て英語力に自信が出て来た。とはいえ、まだまだ全然だ。スイッチが入れば、頭で作文しなくても口に出てくるが、それまでが時間がかかる。さらにもっと魅力あるプレゼン、パフォーマンスを目指して、さらに国際経験を身に付けたいと思った。

その後、S先生の『書物学』的発表に学び、お昼は支給のランチ。仲間とともに近くの公園にいくと、そこは竹林やら池やら、さながら日本の様式。

午後も発表を聞き、積極的に私の発表を聞きに来てくれた先生方をつかまえて情報交換。ドイツ、フランス、イタリア、カナダetc.
学会の性格上、国文学者だけが聴講しているわけではない。国際学会での「作法」もこれから身につけなければなるまい。

その後、新美くんと市街地のアズレージョ(ポルトガル装飾タイル)の専門店へ。17世紀あたりからのものがあり、店主は60年、二代目の親父さん。おすすめは?と聞くと、すべてさ!と破顔一笑。
今夜は学会主催のクラシックコンサートが教会で行われた。
アカペラの歌声、さらに会場となった教会の残響のすばらしさ。涙がでそうな歌声だ。

その後、小売店で牛乳やバナナなど食料を買い込み一度帰宅。
すぐに近くのファドが聞けるレストランで軽く食事。

シメはエスプレッソ。かくして、海外試合デビュー戦は苦くも充実感の中に終わった。ここまでサポートをしてくださった母校の先輩、パネルを組ませていただいた先生方、家族、身内、みなに感謝である。

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