だ・こーじの「いま、思い、考えること」

「目に見え心に思ふこと」をホンネのごとくフィクションとして綴ります。

この空間がなんともいえない!・・・・・・12/27(金)

2013年12月27日 | 日記

年末の仕事納めは12月28日、といっていたのは、妻のたいちゃん。
ここのところ、このたいちゃん、手編みのマフラー(らしきもの)を夜な夜な編んでいる。

当然、こちらとしてみれば、期待いっぱいにちょっと遅めのクリスマスプレゼントがやってくる!
なんて思いながら、何気なく、あくまでも、期待なんかしてませんよっ!てな感じで、「誰のを作ってんの???」
と訊いてみた。恐る恐るなどではない。あくまでも何気な~く!!である。
そこへ返ってきたコトバが一言「ん?アタシの」。
この場合の「の」っていうのは「準体言(じゅんたいげん)」というヤツですかね。あるいは、「の」の下に「使う物に決まってるじゃない(アナタのなんかじゃないわよ!!!)」的な、
夫婦仲を露呈させる(かもしれない)恐ろしい意味内容が省略される「連体格」なんでしょうか。
いずれも、ワタシの期待は今のいまでも深くふか~くショックを受けております。 

すると、一昨日にはそいつが完成までいったらしく、自信たっぷりとワタシに見せてくれたのだが、
昭和の生まれながら「明治のオヤジ」と呼ばれているコチラにしてみれば、だれがなんといっても「おなか当て」、腹巻に(しか)見えない。
それは明らかにマフラーではなく、両ハジがくっついた輪っかなのだ。
これを腰あたりまでずらせば、まちがいなく腹巻なる代物である。
だが、それは今ハヤリの「●●●」(もう一昨日のことなので、名前すら覚えていない・・・)とかいうもので、首周りを温める代物であったわけです。

コトはそれで終わらず、さらに新たにたいちゃんの編み物タイムは続いており、今度こそ!!!と期待をしながらも、何も声をかけずにいると、
あっという間にできあがり、「愛娘」あんず(日本テリア・9歳・女の子)、早い話、犬にもおそろいの「●●●」をお作り遊ばした。
首まで通さず、途中で止めたりすると、ライオンのタテガミみたいにみえる・・・とは、まだ言っては、いない。言っては、いけない。
だが、この微妙な空間がキライではない。いやむしろ居住空間を支配するたいちゃんとあんずの存在は絶賛、絶大である。 

あけて、27日の今日は朝から職場のアジトへ向かう。
すべての建物は施錠されているため、警備にあけてもらい、ひたすらモノを読み、書く、の繰り返し。
この時期、やってくるものは、一部の仕事が残った人か、アジトを使いたいワタシくらいなもの。
人さまの書かれたモノに触発され、新たな物事をひねりだす。
この、静かな空間もまたキライではない。何が出ますか、さぁお立ち会い!!ではないが、まちがいなく原稿の締切日は刻一刻と近づいてきている。
20時には退出したい、ぞ。今年の仕事納めだからなぁ。
 


親と子・・・・・・12/25(水)

2013年12月25日 | 日記

25日、来週はもう2014年となる、2013年ラスト1week。

今日はクリスマス。我が家では次男の18回目の誕生日。
「全世界がカレを祝ってくれている」というカレとは次男坊。
もちろん、イエス様の生誕を祝う日であることはいうまでもない。

ただ、18年前の次男の生まれた日を鮮明に覚えている。
たいちゃんの実家から朝、義母・ばぁちゃんが上京してくれたので、2歳の長男を連れて東京駅まで迎えにいった。
当時の長男はよく泣いていた。今にして思えば、ママが入院をして、自分から離れて行ってしまう不安をひとりで背負っていたのだろうなぁ、
そんな風に思う。夜は病院から一度引き上げて、長男を寝かしつけたところに病院から連絡が入り、再び病院に直行。
病院についたときには次男は誕生していた。22時23分。
なんか記念になるものはないかなと、病院の駐車場の脇にあった自動販売機で缶コーヒーを買って、帰宅後、缶の底に日付を記入した。

あれから18年。
長男が先にいたものの、子どもはそれぞれでこんなにも違うものかと、日々彼ら息子たちに教わってきた。
だから、親も初めてづくしで、手探り。当然失敗もするわけなんだなぁ。
子は子で初めての体験を繰り返し、経験値をあげていくのだろうが、親とてじしんの親や他人の「親」を参考にしながらも、
結局は初めての体験ばかりなのである。

ただひとつ、どの親とて、我が子の未来に幸せを祈らない者はいない、そう信じたい。
誕生日は生んでくれた母への感謝の日でもある、それをゆめゆめ忘れてはならない。 


息子のカノジョ……12/23(月)

2013年12月24日 | 日記
天皇誕生日の23日、この日は、いつも
何かとお世話になる日本語学のNさんや、教え子の旧姓Hさんなど数名の知人もめでたく誕生日。

そんな中、クリスマスイヴイヴ(?)でもある今日は午前中からバタバタとしながらも、昼食前を目指して次男がカノジョを連れてやってきた。
この2人とたいちゃんと私でランチパーティーをやろうというのが次男の提案。次男らは早速フルーツサンドを作り、さらに春巻を巻き始めた。たいちゃんはこれまた絶品のドライカレーを仕上げ、私は買い出しとともに、春巻を揚げる役務となった。
まぁ、そこそこみな手際がよく、あっという間にできあがり、和気あいあいとしたイヴイヴ・ランチタイムとなった。それにしても女の子はかわいい!としきりにたいちゃんがいう。当たり前だが反応が全く男の子とは違う。

夜半、この日30年ぶりに「いとこ」ならぬ、「はとこ」の玲ちゃんからメールが入った。過日行われた29年ぶりの高校の同窓会で、玲ちゃんと私の共通の知人がいたことが明らかとなり、私の連絡先を伝えたところ、今日、連絡をくれたのであった。
小学校時代に塾が一緒で、帰りがけにまだ当時珍しかったマクドナルドに寄った思い出がある。いやぁ、同窓会恐るべし!過去の思い出を現実にバージョンアップさせて「再会」を実現させてしまうきっかけがこんなにもあったかと懐かしんだ。

さて、明日は出勤。打ち合わせもある。何とか早めに切り上げたいものだ。

教える……12/16(月)

2013年12月16日 | 日記
12月も半ばを過ぎて、卒業式までちょうど3ヶ月を切った。
今朝は朝イチ、4年生の指導法。
来年度東京都に採用の決まったSさんと指導の実力からいけば即戦力にもなりうる、Sくんによる模擬授業。
いつもより熱が入ったせいか、100分授業を110分もやっていたので、続く3年生の指導法受講生を少しお待たせしてしまった。申し訳ない。
3年生はI君が班を代表して模擬授業。中原中也の詩なのだが、創意工夫はわかるが、詩の理解は全体と部分、部分と全体、双方の理解が必要であるし、詩作をした中也をどう位置づけるのかが問題ともなる。部分だけ、語句だけを取り上げていても不十分なものになってしまう。

その後、アジトには次年度ゼミに入りたいと希望する2年生が面談にきた。
また、1年生の担任組の学生とも面談。さらに先週の模擬授業を実施したMくん本人とその班のメンバーを集めて振り返りの時間を設ける。
失敗を恐れてはならないが、失敗を経験しないとダメなこともある。学生の間に大いに失敗を重ね、それでも、何くそっ!という意気込みをもってほしいものだ。マイナス志向をいかにプラスへと転換できるか、それは社会人としても必要な処世術であろう。

母校に立つ……12/12(木)

2013年12月12日 | 日記
今年の10月に高校時代の、また先週は中学時代の仲間との再会があったが、今日は母校T高校から、NHKの「ようこそ!先輩」ではないが、高校時代以降現在に至るまでを軸とした講演依頼があったので、出向くことに。
約300の人の生徒達は実に真面目に話しを聴いてくれ、質問もしてくれた。おかげで母校へも多少なりとも恩返しができたかもしれぬし、有意義な時間を過ごせた。関係者各位に感謝申し上げたい。
その後、車をとるため自宅に寄り、本務校で、明日最終日に向けて頑張る学生にできうる指導を行い、会議をひとつ参加。午前様の帰宅となった長い1日でありながら、改めて初心忘るべからず、を学んだ日でもあった。