だ・こーじの「いま、思い、考えること」

「目に見え心に思ふこと」をホンネのごとくフィクションとして綴ります。

12月31日(土)足し算と引き算

2011年12月31日 | 日記
おはようございます。

大晦日、古典の世界では、「鬼やらい」あるいは「追儺(ついな)」とも呼ばれ、疫鬼を追い払う行事がありました。
今の立春前日の節分の、鬼に対して豆をまいて邪気を払う前身という人もいますね。

そんな大晦日は、たいちゃんとともに旅行に行った気分で、近場でゆっくりモーニングを食してから、
買い出しへ。
そう、いわゆる「吊るし」のサイズが着られる体型になってきたのです。
ここ半年ほど、食事の量ではなく、食べる順序や時間、さらに噛む回数を意識してきたところ、
ピーク時に比べて右肩下がりに!!!
まだまだ目標値までは遠く、達成値は47%、それでも「肥満」ではなく「やや肥満」。
(体脂肪率は23%もありますが・・・)

健康にこの一年を過ごせたことにまずは感謝なのです。

今朝の朝日新聞には50歳を過ぎると、「引き算の人生」となる、といった趣旨の記事がありました。
多くの本を読みたいけれど、あとどれだけ読めるのだろうか、といった「引き算」の意識が働くことが書かれていました。

あぁ、ここのところ、何か心の中にあるものはこの「引き算」の意識が生まれていたからだ、と感じました。
もちろん、まだまだ攻めていきたいと思いますし、「足し算」でいきたい、生きていきたいと思います。
それに、早く50の大台に乗りたいというへんな期待感もあります。

老いていくことは避けられませんが、老い方には一面ではこだわりをもちながら、
それでも、「若いですね!」とか「ヤセマシタネ!」といったコトバを支えに来る2012年を迎えたいと思います。

つらい、悲しい日本の2011年でもありましたが、元気のあるパワーのある2011年でもありました。
来年は、「謙虚かつ大胆に」という両面をもちながら過ごしたいと思います。

みなさま、多くの方々に支えていただき、ありがとうございました。
よいお年をお迎えください。
すてきな2012年となりますように。


12月30日(木)2011年をふりかえる。

2011年12月30日 | 日記
おはようございます。

今年もあと一日余りとなり、各紙は2011年をふりかえり、来る年への希望を載せ始めています。
「震災」を抜きにしては語れない年です。
私の先輩には、仲間の犠牲を悼み、年賀状を欠礼する、とわざわざお知らせくださった方もおいででした。
我が家も今年の新年・三が日は質素に過ごすことを決めました。
松飾りや、鏡餅は取りやめました。ただ、年賀状だけは書くことにしました。
ただ、これも義理でかかなければならないという人は欠礼をし、ご挨拶を申し上げたい方に限りました。

そんなんで昨日は自宅に籠り、年賀状をしたためてから、たいちゃんとイクラを連れて地元「さんちゃ」へ。
讃岐まで足を延ばすわけにはいかないため、「讃岐うどん」を謳う店に入り、「年越しイヴイヴうどん」となりました。
引き続き、水のうまさ、味のうまさで定評のある隠れ家的喫茶店へ。
この日はほんの少しの滞在でしたが、ホッと落ち着ける空間に大満足でした。

明けて、30日は朝から大掃除。
窓を拭き、埃を落とし、たいちゃんと横浜まで買い出しに。
「お値段以上」のコピーで有名な大型インテリア店に入り、来年に向けて心機一転買い出しを済ませました。

都内は比較的帰省する人が帰っていった時間帯なのでしょうか、わりとスムーズに流れていました。

政治の世界は政権与党から離脱者が出たり、27年には消費税が10%になるとか、
なんとも大義名分はわからなくもないのですが、助成金の駆け込みみたいなのが気になるものです。

「政治」が信頼をどこまで失墜させるのか、気になります。

今年は健康で過ごせたことにただただ感謝です。


12月27日(火)一歩前へ進む方法

2011年12月27日 | 日記
おはようございます。

冬晴れのいいお天気ですと、目覚めがシャキっとする感じがします。

さて、今年もあと4日余り。昨日熊本の友人K氏と、ほんの少しやりとりをした中で、年の瀬のどことなくくる気ぜわしさについて話をしたときに、ワタシから「不可逆な時の流れを痛感するのが、落ち着かない理由なのかもしれません」と伝えたら、彼は、「不可逆性、とても陰な響きのようでもあり、とても陽な響きのようでもあります」と返事をくれました。

こころをことばに乗せるのはかなりタイヘンですし、難しいと、日々痛感しているのですが、彼はそういうわずかなところをしっかりと拾ってくれるので、
それだけでもあぁ、よかったなぁと思える瞬間でした。

明けて、今日は朝からバタバタと家のことをかたづけ、そのままアジトへ。
誰もいない建物、暖房もないので、がっつり着こみ、さらに荷物とともに寝袋と電気ストーブを持参した次第。

理系の実験で寝袋を持ち込んで夜を明かす、なんていうことはあり得そうですが、
アジトの部屋が寒くて耐えられないから寝袋を持参する国文学野郎(おっと、コトバが乱れましたね)はそうそういない気がいたします。

でもおかげで、快適。
この快適さはよくよく思い起こしてみると、昔、受験生だったときに、やはり寝袋に入って、椅子に腰かけて夜な夜な過ごしていた、そんなことをふと、思い出しました。

おかけでが、滞ってしかたのなかった原稿が一歩、いや、半歩前へ出た感じ。
それと、みなさんすでにご存じの方も多いと思いますが、先日やはり知人から聞いたdropboxなるものを使用してみました。
もう、こんなのが当たり前田のクラッカーなのでしょうね。
いやぁ、まだわからないこともありますが、便利です。

明日も仕事、がんばろう!ですね。




12月26日(月)何年ぶり???

2011年12月26日 | 日記
おはようございます。

例年といいますか、ここ十数年、12/25~27は日本文学F学会の奈良現地踏査に参加し、
大和路を歩きまわってきたのですが、今年は何年ぶりかで、在京、校務・雑務その他もろもろとなっています。

そのおかげで、イクラ2号の誕生日である、昨日25日にはこれまた何年かぶりで在宅となったのです。
腕によりをかけて、というとやや大げさですが、春巻きやらなんやら、揚げ物を担当し、赤飯と、ケーキで祝ったわけです。

とはいえ、クリスマスがあっという間に過ぎ去り、明けて26日、
職員もほとんど誰もいないアジトでひとりコツコツと雑務なんだか、校務なんだか、わからないことをモクモクとやっております。

それにしても、寒いです。
いわゆるこの建物は、冷暖房とやらが一括管理とかで、ひとりふたりのために暖房をつけてくれるような、
職場ではなく、昔、雪中キャンプというのをやった経験がありますが、そんな感じで、シンシンというより、ジンジンと足下から寒く、
今現在、マフラーにダウンを着用して仕事をしております。

こりゃ、次回はシュラフ(寝袋)を持参しなけりゃならんかなぁ。

そういえば、中学・高校と同じだった友人のTさんが昨夜いきなり連絡をしてきてくれました。
なんでも、秋口あたりから、ワタシのことが急に心配になって、このまま年越しをするのもいやだとかで。
要は元気かどうかの安否確認だったのですが、50が近くなると(我が家のたいちゃん=妻は、「50だからねぇ」と最近端々にいうのですが、まぁそりゃたしかに50ですよ、あと3年余りですが。)
こういう友人からの電話は心にしみたりするものです。

今年も余すところ5日余り。
原稿も年越しとなってしまい、あせりをすこーーーし感じつつ、できることからコツコツいきたいと思っています。

大寒波到来の年末だそうです。どうぞ、みなさまご自愛くださいませ。


12月22日(木)映画鑑賞

2011年12月22日 | 日記
おはようございます。

年内の講義は終わったものの、雑務、分掌が多く、今日も出勤となりました。
とはいえ、現在公開中の『源氏物語 千年の謎』を鑑賞するなら今日しかない!と思い立ち、アジトに近い映画館に直行してしばし鑑賞。
感想はといえば・・・うーーーーむ・・・。

予告でもありますが、紫式部と藤原道長の「現実世界」と光源氏の「物語世界」が交錯してくるんですね。
まぁ、ご覧になりたい方はご覧になれば、わかると思いますが、いかにも光源氏のモデルは道長!という立場から描かれている感が強いものですから、ふーーーーん、そうねぇ、そう考えている人もいるわなぁ、と思いつつ見ておりました。
個人的には王命婦に大女優S(特別出演)が配役されていたのがツボでした。

これからご覧になる方のために、内容についてはふれずにおきます。
ちなみに、ワタシは途中記憶が飛んだことも付け加えておきます・・・。

さて、そこからアジトへ。
ほとんどの教職員がいない中、民俗学のY教授と英語のK教授はおいでのようで、
建物の中ながら、学内暖房が一斉管理なため、寒い寒い、完全防寒で情報交換でした。

また、図書館に依頼していた研究所が数冊届いたので、早速チェック。
他者の論文を読むと、勉強になるものですが、ときどき、何をやってんだか・・・、と思わずダメ出ししたくなってしまうことがあります。
恩師・上野理などは、某氏の博論に対して、「学部の卒論以下だよねぇ」との名言を口にされたのを間近で聞いたことがあります。
まぁ基本的に文献は謙虚に学びつつも批判的に読まなければならないのはいうまでもないことでしょう。
そんなところに、どうした?3年のゼミ長M子くんがやってきました。
立川の資料館帰りだというのだから、そのやる気たるやよし。
年明け早々のゼミの発表にあせっているようです。というのも、この年明けのゼミには、来年度からゼミに入ってくる現2年生が初顔合わせとして見学にきて、「センパイ」の発表を聞いていくからです。
がんばれ、M子!

といったところで、寒いアジトで原稿作りでございます。
皆様も風邪などめされませぬように。