THE BOOKハンター!

~〈本の虫〉の痛快読書日誌~

「姑娘(クーニャン)」(水木しげる/講談社文庫)

2010年10月25日 | Weblog
 中国侵略の途上、日本軍のある部隊が山村にいた若い美女「姑娘」を見つけ、捕虜にしてしまいました。でも、姑娘と出会ってしまったことで、分隊長と上等兵の運命は予想もしなかった方向へ進んでいきます……(表題作)。

 そのほか、戦艦大和艦長・有賀幸作の苦悩を描いた「海の男」など4作品が収録されています。

 NHKの朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」が大ヒットし、これにあやかって水木氏の過去の作品が次々と復刊されていますが、この本もその中の1つ。私は商業ペースに乗っているなぁ……と思いつつ、それでも水木氏の本を見ると思わず手が伸びてしまいます。

 その引きつけられる魅力とは何か? その答えは本の中にあります。。。


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