THE BOOKハンター!

~〈本の虫〉の痛快読書日誌~

新しいブログ「SWITH」のアドレス決定!

2010年05月30日 | Weblog
 いよいよ6月1日、新しいブログサイト「SWITCH」が誕生します!
 「SWITCH」では、私が日々の暮らしの中でつづるマルチエッセイを
 みなさんに提供させていただきます。
 
 「SWITCH」のアドレス →  http://blog.goo.ne.jp/swiswi

「聖書を読んだサムライたち」(守部喜雅/いのちのことば社)

2010年05月27日 | Weblog
 今年は、福山雅治主演のNHK大河ドラマ「龍馬伝」が放送され、龍馬プームが起きています。書店には関連コーナーが設けられ、原作本のほか、坂本龍馬や幕末の武士たちに関するたくさんの本が売られています。
 この本は、幕末・維新に活躍したサムライ出身の人物の多くが「聖書」を読み、キリスト教を受け入れていたことを明かしたユニークな1冊です。私は本のタイトルと赤い表紙に惹かれて、読んでみました。
 西洋の知識や聖書を宣教師たちから学んだ若きサムライたち。彼らの中にはキリスト教に感化され、クリスチャンになる者も少なくありませんでした。
 新島襄や新渡戸稲造、福沢諭吉など日本を代表する大物から、坂本龍馬を斬り殺した男、牧師になった龍馬のおい・坂本直寛まで……。そうした「偉人」たちに垣間見える聖書の影響を追った歴史読み物として楽しめます。キリスト教排他主義だった福沢諭吉がのちにキリスト教受容派として活躍していたとは驚き! 初めて知るエピソードが満載でした。

「こんなツレでゴメンナサイ。」(望月昭・細川貂々/文藝春秋)

2010年05月11日 | Weblog
 ベストセラーコミック「ツレがうつになりまして」の作者・細川貂々さんの相棒「ツレ」(夫)がうつ病や妻との出会いから結婚生活までを綴った初エッセイ集。
 幼少期をヨーロッパで過ごし、小学校入学時に帰国した作者は、絵画学校で貂々さんと出会いました。卒業後、外資系IT企業でスーパーサラリーマンとして活躍するも、ある日突然うつになります。
 貂々さんによるかわいらしい漫画も豊富に添えられており、夫婦の絆が伝わる1冊。2人が結婚を機にクリスチャンになったことを初めて知りました。

「小さなおいのりのたび」(ロイス・ロック文/いのちのことば社)

2010年05月11日 | Weblog
 本屋の店頭でふと目についた本。背表紙からビビビ…と惹かれるものがありました。
 この本は、昔から伝えられている子どものためのキリスト教の「祈り」160編をテーマ別に収録したアンソロジーで、アリソン・ジェイさんのカラフルで美しいイラストも見ごたえがあります。
 子ども向けの本ですが、キリスト教の本質、生き方を学ぶことができ、大人も十分楽しめます! 私は1ページ、1ページをワクワクしながらめくりました。