司馬遼太郎が死去してちょうど10年にあたる今月、昨年1月から刊行されていた「司馬遼太郎が考えたこと」(全15巻)が完結しました。私は創刊当時、偶然に書店で手にして以来、毎月購入して読み続けました。
司馬氏が作家になって書いたエッセイ・小文雑記をほとんど全て収録した画期的な同シリーズ。歴史小説を読まない私はこれまで司馬氏の作品をほとんど読んだことがなく、はじめは難解なのではないかという不安な気持ちもありましたが、いざ読んでみると、司馬氏の文章は明晰明鏡でやわらかく、たちまちハマってしまいました。各巻500ページ前後もありますが、慣れてくるとだんだん読むのが早くなり、最終巻は丸2日で読了しました。
1年2ヵ月、たっぷり味わった「司馬ワールド」。私は司馬氏の文才や思考能力には足元には及びませんが、少しでもその中から何かを吸収し、今後の人生の中で生かしていけたらなぁと思っています。
司馬氏が作家になって書いたエッセイ・小文雑記をほとんど全て収録した画期的な同シリーズ。歴史小説を読まない私はこれまで司馬氏の作品をほとんど読んだことがなく、はじめは難解なのではないかという不安な気持ちもありましたが、いざ読んでみると、司馬氏の文章は明晰明鏡でやわらかく、たちまちハマってしまいました。各巻500ページ前後もありますが、慣れてくるとだんだん読むのが早くなり、最終巻は丸2日で読了しました。
1年2ヵ月、たっぷり味わった「司馬ワールド」。私は司馬氏の文才や思考能力には足元には及びませんが、少しでもその中から何かを吸収し、今後の人生の中で生かしていけたらなぁと思っています。