FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<レッスン日誌>レベルアップレッスン@pump2

2010-07-29 12:42:04 | クライミングレッスン報告
7月10日(土)

朝10時からはシンシン(小3)。ボルダーは白課題に進んでいるが、今日はハングの右側にある白が登れた
小学校3年生くらいになると大分力もついてきて、いろいろなことに対応できるようになって来る。
そしてルートはいよいよリードクライミングに入ってきた。
前回クリップのやり方を習ったから、今日はその復習から。
結構上手に出来るようになってきたので、今度はトップロープに確保された状態で実際にリードクライミングのまねごとをやってみる。考えることがいろいろとふえて、結構難しいよね
ダイヤモンド壁をトップリートで上まで抜けた

午後1時からはアリサちゃん(小4)とコーヘイ(小5)。
クライミングを習い始めた時から比べると上達の早いアリサちゃん。ボルダーは今日でまた1つ進級したコーヘイは以前からトライしている正面の茶色。良いところまで行くのだが、微妙な踏み替えで手がはずれてしまう
夏まではルートをメインにする予定なので、ボルダーは早めに切り上げてルートへ。コーヘイは以前東京都の強化練習会でボロボロだった11cを足自由でトライすることに。1回目は持久力が発揮できず別のホールドを掴んでしまった。
アリサちゃんは高いところが苦手で、以前はトップまで行ってもテンションして降りてくることが出来ず、下までクライムダウンして戻ってきていたものだ。が、今日は5.6のルートを登り、涼しい顔をしてテンションして降りて来た

コーヘイのところに戻ると、彼は静かに涙を流していた。彼曰く、「持久力…、と言うか、スタミナが足りない」とのこと。家でだらだらせずに、たくさん動きなさい、と言うと頷いた。次のトライをどうするか聞くと、さっきの11cをもう一度やると言う。トライの末、今度は足自由でレッドポイントした。彼のクライミングの記録には、「強い気持ちでトライすることが大事」と書いてあった

午後3時からは引き続きコーヘイとりんちゃん(中1)。
この回はルートから。コーヘイは100度の白/(11a)をトップロープでレッドポイントし、りんちゃんは一反木綿の10cをリードで登った。彼女も高いところが苦手で一時期全くリードクライミングを受け付けなくなっていたが、今はリードクライミングで登ることになれるよう努力し、少しずつ上のグレードにもトライできるようレベルアップを図っている。

そう、人生には自分にとっていやなこともたくさんあるが、それを受け入れられる自分を用意しなければ成長していくことは難しいのだ。がんばれ、みんな


最新の画像もっと見る

コメントを投稿