FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<レッスン日誌>レベルアップレッスン@pump2

2012-05-02 11:48:28 | クライミングレッスン報告
4月11日(水) メンバー:わたる(小5)、しいちゃん(小6)、コーヘイ(中1)、ユイト(中3)

始めて顔を合わせるメンバーが多いので、自己紹介から。
私は、レッスンを受けるメンバーをなるべく固定しないように心がけている。
知らない人と一緒に何かをしなければならない環境は、タフな人間性と社会性の獲得に良いからだ
いつも同じメンバーでのレッスンは、気心が知れて仲良くなれる反面、「井の中の蛙」になりやすかったり引っ込み思案な性質が矯正されなかったり、刺激が無くなってしまったりとマイナスに働く要素も強い
「こんな子もいるんだなぁ」という小さな驚きは子どもたちの心に刺激を与えるし、「自分がやりたいこと」を他者の間で強調させることは、交渉能力などの社会性を発達させる。


さて、始めたばかりのわたるは、知らない人や自分よりも大きい人や長くクライミングをしていて上手な人に囲まれて、ちょっと緊張気味
でも、クライミングに慣れている子どもたちの動きを見ることや、ちょっとしたタイミングで言葉を交わし合い、顔見知りになることはとても大事だ。そしてセンパイ達も、そういう緊張した気持ちを理解してフォローできる、良いヤツばかりだと思うよ
今日は頑張って、初めてダイヤモンドのテープの課題(5.5 青■)が登れた
本人も「よしっ」とガッツポーズ 達成感が嬉しいよね

しいちゃんは、トップロープで登れるところにある10a全課題をリードでオールクリアし、
さらにトップロープで登れるところにある10bをトップロープで全て登れば初級の課題を全て修了となる。
初級修了まであと一歩 もしかして初級修了最速記録になるかな?

ここ数カ月、ルートを登りこむ時間が足りないためにルートの調子が今一つ思ったように上がらないユイト
今日はピラミッド型にグレードを上げて登りこむことに。
これは私も登り始めで調子を上げたい時に良く利用する方法だ。
今日はグレードのピークを12aに持って行くようにして計10本を時間内に登る。
先日pumpの一人利用テストに受かったコーヘイがパートナーだ。
今日は1度もテンションを入れることなく全課題をこなせたね

病み上がり、というコーヘイ。
精神的に太そうに見えて、意外と神経質な面のある彼は、環境が変わるこの時期がいつも苦手だ
今日は登りたい課題を楽しんで登ってもらうことに。
「やった」と嬉しそうだったけど、そろそろトレーニングの意識も入れて行ってもらわないと困るんだけどなー
体はどんどん大きくなってるんだから。。。


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