FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<アウトドアレッスン日誌>初級

2012-12-03 20:22:58 | クライミングレッスン報告
11月18日(日)
メンバー:リューセイ(小3)、りょーた(小5)、たけくん(小3)、しいちゃん(小6)

今回は初級からの参加者が少なく、リューセイとりょーたの二人だけ。
アウトドアレッスンの常連となりつつあるこの二人だが、ルートは初めてだ。

今日のエリアは湯河原・幕岩。
バランシーな課題が多く、ジムでの練習だけではなかなか身につけられない技術の練習に良い

それにしても「桃源郷」エリアはスゴイ人
やっと「シルクロード」というルートがあいて、先ずしいちゃんがトップロープ用の私のロープでマスタースタイルでリード
その間に私は岩の上にまわってトップロープの支点をセット。
バランスクライミングが上手な彼女。久々の幕岩だったが落ち着いて登りきった


りょーたとリューセイ、そしてたけくんの3人が「シルクロード」5.7とその隣の「Washing」5.7をかわるがわるトライ
小さいころからマラソンなどで鍛え、体力のあるりょーた。
クライミングセンスもなかなかの彼は、初めての岩場でのルートを、2本ともあっという間に完登した

楽しいリューセイ。
クライミングが大好きで、いろいろな企画に必ず参加してくれている。
まだまだ気負いというものが全くなく、子供らしくとにかく楽しんでいる。
今日は下部三分の一くらいのところで「テンションしてくださーい
多くの子は「登れなくて悔しい」、とか「もっと上まで登りたい」、などという気持ちから根性で粘るのだが、
リューセイは全くそれがない
でも、「クライミングが好き」という気持ちを大切に育て続ければ、「強くなりたい」と思った時に必ず花開く、と信じているよ


負けず嫌いのたけくん。
リューセイと同じ学年なのだが、彼とは反対に小さいころから「努力の人」だ。
小3にしてはかなり良いテクニックを身につけて来ていると思うのだが、それは彼の不断の努力で培ってきたものなのだ
だが、幕岩のこのルートに関してはどうしても苦手意識がぬけない
近頃は怖くて動けなくなることも頑張って払拭して来た。
だから、今日はこのルートをリードでスルスルと登って、一区切りつけたい

リードの前にトップロープで練習。
が。。。やはり動けなくなった
でも、トップロープなのでどうにか頑張れて完登出来た

午後は「アボリジニ」にトップロープを張る。

しいちゃんは以前トップロープでオンサイトしているこのルートをリードで登りたい。
が、不思議なことにあの時以来このルートが登れなくなった
オンサイトの時の集中力って不思議だね
でも、裏を返せば高い集中力によって力を発揮できる能力があるってことだ。
これを磨いていきたいものだね。

たけくん、リューセイ、りょーたの3人も代わる代わるトライ
りょーたがもう少しで登れそうだったけど、今日は残念だったね。




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