FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<レッスン日誌>チームFCC合同練習会

2012-11-07 13:05:01 | クライミングレッスン報告
10月20日(土)
メンバー:たけくん(小3)、しいちゃん(小6)、タクミ(中1)、コーヘイ(中1)

ユキちゃんが運動会のためお休み。
メンバーの大半が11月初旬に開催されるキッズコンペに出場する予定。
コーヘイも11月下旬に1つ公式戦を控えている。
なので、レッスンのはじめの時間に大会参加の「目標」を記入してもらう
これは、「完登」や「決勝進出」といった結果を求めるものではなく(これもある程度は必要なので、「意気込み」として発表してもらった)、
普段の練習において各自の保有能力を伸ばして行くための、ちょっと辛い作業に耐えるための「目標」作りである。
今の自分に足りない点を考えてもらい、それを普段の練習でどう克服するかを考えてもらうのだ

「辛いからまぁいいや」と流されるのと「辛いけど自分が決めた目標のために頑張ろう」と思って日々過ごすのとでは、
数年のうちに雲泥の差がつく。
それはクライミングの上達、という狭い範囲にとどまらず、将来自分の足で生き抜いて行くための力をつける、という意味において有益となる。
華々しくコンペで活躍することを夢見る以前に、子どもたちには自分の人生の土台となる力をつけることがどういうものかを学んでもらわねばならない。
子どもたちにコンペの参加を推奨しているのは、そのためである。


提出された目標を見てみると、子どもたちは結構自分のことが良く分かっているようだった
では、その自分で決めた目標をこれからの実技の時間で実践してもらおう

子どもたちは、活き活きと頑張った
自分のことに責任を持つ・・・自分の決めたことに責任をもってしっかり果たす・・・これは自己の確立の第一歩
今の自分を乗り越える気持ちで目標ルートに取り組んだ結果、クライミングの内容も格段に良くなった
前回までのトライはテンションが4~5回入っていた各自のプロジェクト課題が全員1テンまでになったのだ
特に前回ボロボロだったしいちゃんは見違えるようなクライミングを見せた。
「意識」の差って大きいね。

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