FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<アウトドアレッスン日誌>中級

2011-12-23 11:12:53 | クライミングレッスン報告
12月4日

メンバー:コーヘイ(小6)、りんちゃん(中2)、タクミ(小6)、ユキちゃん(小3)

中級のアウトドア講習。
今日は湯河原幕岩。
予想はしていたことだけれど、ものすご~い混雑ぶりだ。
いつも子どもたちがアップに使っている桃源郷の「いんちきするな」のある岩は
おびただしい人数の高齢者クライマーの集団が十重二十重に取り巻き、
独占していて近づくことも出来ない

仕方がないので「アブラカタブラ」10aでアップ。
一期生のコーヘイ、りんちゃんがリードで登り、二期生のタクミとユキちゃんがフォローで登る形を取る。


タクミがノーテンでトップアウト
「リードしてみる?」と尋ねると「やってみたい」という頼もしい返事。
二期生たちは外岩のリードは未経験。
今日は登りなれたルートで初リードを、と思っていたのだが、
タクミにとっては初めてのルートで初リードとなった。

タクミのリードトライ1便目は惜しくもテンション。
お昼を挟んで午後の1便目で見事レッドポイントした

コーヘイとりんちゃんは「アブラカタブラ」となりの「ゼルダ」11aにトライ
コーヘイ2撃、コーヘイの様子を見ていたりんちゃんはフラッシュに成功

外岩が怖いユキちゃんは「アブラカタブラ」に苦戦
フォローなので落ちないのだが、それでもやはり怖い
でも、前向きに取り組むことが出来て、テンションしながらとは言え上まで抜けることが出来た

午後は「いんちきするな」のエリアに戻る。
さすがに空いてきていたので、二期生二人は登りなれた「シルクロード」をリードでトライ。
二人とも安定してリード出来ていた


コーヘイは「憧れのハワイ航路」11aが以前から気になっていて、いつかトライしたい、と思ってきた。
今日はそのチャンスと思ったのだが、トップロープでトライ中の人たちが大勢順番が入っていてなかなか入れない。
マスタースタイルでトライしようとヌンチャクを腰に下げたまま延々待つが空きそうもないため、
「ダイヤモンドヒップ」に目標変更を促す。
難しいけれど良い勉強材料のあるこのルート。
何回かテンションしたりフォールしたりしながらも頑張ってトップアウト出来た

近頃クライミングに関しては「やる気」がみなぎっているりんちゃんもリードでトライしようとしたが、
トップに抜けるところがかなり怖いのでトップロープで練習することを助言。
テンションしながらもトップアウト出来ていた。

今日はここまでで時間切れ。
でも、各自充実感が味わえた内容だったんではないかな?


 ↑賑わう幕岩桃源郷エリア