FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

JOCジュニアオリンピック

2008-08-13 22:03:00 | クライミングレッスン報告
8月15日(金)~17日(日)にかけて、富山県の桜ヶ池クライミングセンターでジュニア選手のための大会が開催される。

この大会は年齢別に4つのカテゴリーに分類され、各カテゴリー別にディフィカルトオンサイト形式で競われる。
各カテゴリーは以下の通り。
  「ジュニア」→1989年1月1日~1990年12月31日生まれ
  「ユースA」→1991年1月1日~1992年12月31日生まれ
  「ユースB]→1993年1月1日~1994年12月31日生まれ
  「アンダーユースB」→1995年1月1日~1997年12月31日日生まれ


そしてこの大会の成績でアジア大会などへの参加資格が得られ、世界へとつながって行く。

クライミングを一つのスポーツ活動として捉えたとき、
ジュニア世代のクライマーたちの良い目標となるこのような大会の存在は欠かせない。
というのも、他のスポーツ同様に、子供たちが努力することの重要性を痛感したり、達成感を覚えたり、失敗の経験を乗り越えたり、他者のパフォーマンスに感動をしたり…といった心の内面を耕すような体験を、
クライミングを通じて、仲間とともに味わってほしいと願っているからだ。
しかし、クライミングが日常的に活動出来る環境にないとそうした体験は与えにくい。

学校の「部活動」では比較的手軽にそのような場が確保できるのだが、
クライミングではまだまだそのような場の提供が実現しにくいのが現状だ。
このような大会が充実していくことによってそうした環境を整える手掛かりとなれば・・・。

FCCのメンバーの中では、みぽりんが「アンダーユースB」で出場する。
今年はまだ一人だが、そのうちもっとたくさんの仲間で参加できると良いなぁ。

私も大会運営の手伝いをしに明日から行ってきます。