FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<7月のレッスン日誌から>リードクラスアウトドア

2008-08-04 21:35:10 | クライミングレッスン報告
7月6日(日)

現在「リードクラス」というクラスを設けている。
トップロープのレベルが終了し、より本格的にクライミングに取り組んでもらう環境を、と思い設置。
7月の時点で3人のメンバーが活動していた。

何かを始めたとき、最初は「楽しい!」と感じ、その活動の魅力を十分に感じてもらうことが第一だ。
しかし、それを継続して行うようになってきたとき、いつまでも同じ局面を繰り返していたのでは
その活動の本質によって得られる達成感や自尊感情を得られないままになってしまう。

クライミングという活動によって達成感や自尊感情を得るまでになるためには、一生懸命に関わる態度を養うことが必要である。
そのためには本質的に「楽しい!」と感じることではない、地味なことも日々の練習で実行しなければならない。
「リードクラス」はそういう態度を身につけてもらうべく発足したのであった。

さて、この日の目的地は天王岩。
暑くて蒸すこの梅雨の時期、なかなか快適なエリアがないのが困りもの。
岩の状態が心配ではあったが、とりあえず行ってみることに。

岩場に着いてみると、やはり岩は結露でぬれていた
しかも混んでいる。(今の時期、他にないからなぁ。。。)
でも、pump1号店のMr.やリンさんグループにばったり。トップロープをお借りできることに(ありがたや~

最初に1階の岩場で「つゆしらず」5.9や「春雷」5.9などを登る。

↑「つゆしらず」

次にMr.がトップロープを掛けてくれた1階の「クラックジョイ」5.9を登らせてもらう。

みぽりんはついでに「勉太郎音頭」10b/cもやらせてもらう
核心が遠くて抜けられなかったけれど、みんなの声援を受けて、力いっぱい頑張っていた。しかも冷静に。
お昼を食べてから「涅槃の風」10b。
今日は状態が悪かったけれど、みんな一度はチャレンジ。

1階の「ノーリー」10b/cはみぽりんはトップロープでオンサイト。
登りが安定してきたなぁ。
今度はリードで行けそうだ。

みぽりんは最後に「イカル」10a。


ユイちゃんも「つゆしらず」をリベンジ。
でも、まだちょっと怖がっているかな?

雲行きが怪しくなってきたので、ここで終了。

量を登ると上手くなる。
これはインドアもアウトドアも同じことだ。

最後に、Mr.やリンさんのおかげでたくさん登ることが出来ました。どうもありがと~