木曽Now2

木曽の自然と大阪の自然を日記風に

コムラサキと言う蝶

2020-07-29 07:22:29 | 昆虫など

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雨のやみ間に
開田高原を歩くと
コムラサキによく出会う。


コムラサキと言う植物が
あるからややこしいのだが
蝶の名前である。


昆虫採集をしていた
小中学生の頃
東大阪市
その当時は布施市の
街中の川沿いで
普通に見ることができた。


同じ川沿いを
今も歩いているが
ヤナギの木が
変わらずあっても
コムラサキは
見たことがない。


コムラサキと言う名の通り
紫色に輝く美しい蝶である
オオムラサキに対して
小さいと言う意味で
コムラサキなのだ。

(オオムラサキ)



先日
みさと64さんのブログ
『いつもiらしく』でも
書いておられたが
見る角度によって
美しさが半減する。




オオムラサキもそうだが
この蝶の翅の表は
微細な凹凸を利用して
紫色に発色する
仕組みがある。


光の干渉により
色が見える現象で
構造色と呼ばれている。


ほとんど
斜め前の上からなど
特定の方向から
見たときしか
美しく見えない。


中学生の頃
夏休みの自由研究で
蝶の鱗粉転写を
やったのだが
コムラサキの
転写後の翅色は
みじめなものだった。



コムラサキを撮る時
できるだけ美しく輝く
紫色を撮りたくて
とまっている蝶の
周辺を移動するため
たいがいは
逃げられてしまう。