木曽Now2

木曽の自然と大阪の自然を日記風に

スジボソヤマキチョウ 長寿の蝶

2020-07-20 07:30:08 | 昆虫など

開田高原アメダス   今朝の最低気温  16.1℃     昨日の最高気温  26.1℃    
木曽町新開      午前7時の気温   16.5℃       今朝の天気  曇り(今にも降りそう)



地元の方曰く
「久しぶりの上天気」
今日からはまた雨予報
貴重な晴れを利用して
昨日久しぶりに開田高原を
歩いてきた。


農道には
大きな木の枝が
落ちていたり
水たまりがあっただろう
窪地がたくさん見られた。


あちらこちらで元気よく
スジボソヤマキチョウが
飛び回っている。


木曽を離れる時
スジボソヤマキチョウの蛹を5頭
枝ごとセロテープで
くくりつけておいたが
3頭の抜け殻は
確認できた。


飛んでいる中に
育てた子たちが
混じっていれば
いいのだが。


スジボソヤマキチョウは
独特の翅の形と
輝くような黄色の翅で
とても魅力的だ。


この蝶元気に
今飛び回っているが
もう少しすると
冬眠ならぬ
夏眠に入る
パタッと姿を
見せなくなる。


そして涼しくなった秋
姿を現しそのまま
成虫で越冬する
なかなか風変わりな蝶だ。



冬眠から覚めた雌は
クロウメモドキに産卵する。


6月から7月に羽化して
産卵は来年の5月から6月
と言うことは
ほぼ1年近く成虫で
生活をすると言う
超(蝶)長生きだと言うことになる。