転勤族のいばらきブログ

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私の気になる人 2   前田智徳

2007-09-02 22:35:13 | 気になる人
昨日、9月1日広島東洋カープの前田智徳選手が2000本安打を達成した。最も好きな現役野球選手前田智徳について綴ってみたい。

私事だが、大学を出て就職し、初めての任地は熊本であった。関東人であり旅行でも西は広島までしか行ったことがなかったが縁あって熊本で昭和60年から平成元年まで過ごした。
熊本時代は、身も心も熊本人になり何かと熊本を応援した。当時の熊本出身の有名アスリートは、今はカミングアウトしてしまった松野明美さん。松野明美は地元スーパーのニコニコドーに就職し、岡田監督(現亜細亜大陸上部監督)指導のもと、完全燃焼の走りでソウル五輪にも出場し、宮原美佐子、有森裕子らとともに高橋尚子、野口みずきへと続く現在の日本女子陸上長距離黄金時代の礎を築いた。
もう一人の熊本のスターが熊本工業高校の前田智徳であった。甲子園には3度出場しているが優勝争いには絡めなかったので全国的には有名ではなかったが、地元ではその天才ぶりは知れ渡っていた。私も熊工前田に注目し応援していた。

平成元年に広島に入団し、その才能は全国が知ることとなる。当時の前田、江藤、金本のクリーンラインアップは脅威を与えるものであった。特に前田の野球に対して若くして妥協を許さない姿勢は傑出していた。イチローが尊敬している選手は前田さんと言っていたという。
22才の頃は、3割5分、50本塁打、120打点をクリアして3冠王も獲れる可能性十分の前田であったが、平成7年に右アキレス腱断裂の大怪我をする。それ以降は怪我との戦いになってしまう。平成12年には左アキレス腱断裂も負ってしまう。
しかし、そんな大怪我を負っても前田は不屈の精神で這い上がってきた。平成17年には全試合出場を果たした。それでも前田へは「怪我さえなければ・・・」とマスコミは言う。それだけ卓越した才能をみんな認めていたのだ。

野球一筋、男気があって、義理人情に厚い選手であるのが前田智徳。そして金本、小久保、松中ではないだろうか。ちなみに投手では黒田博樹だろう。

完全主義者前田の野球人生はひょっとしたらもう長くないかも知れないが、最後まで応援していきたい。

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