転勤族のいばらきブログ

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AKB48 コラム  第4回 「ファンも反対!」 AKBの拡大戦略

2011-09-11 22:03:07 | 歌謡曲
本日、インドネシアの首都ジャカルタに「JKT48(ジェイケーティー・フォーティエイト)」を発足させることが発表された。AKB48、SKE48、SDN48、NMB48、HKT48に続いて6番目の姉妹グループとなり、1期生はインドネシア在住の応募者の中からオーディションを開催。10月中旬に合格者を決定し、年内デビューを目指すそうだ。

そういえば、AKB48の公認ライバルとして「乃木坂46」というのも出来たらしい。


AKB48をプロデュースする秋元康は、「アイドルグループ」という「フォーマット」を日本全国のみならず世界に売り込むのは持論である。AKB48のアイデアやスタイルの権利を販売することで、フランチャイズ・アイドルを世界に誕生させ、フォーマット化することで、模倣によって似たアイドルが登場するのを防ぎ、より高い収益を目指すという戦略・・・なのだそうだ。

私は、秋元康の「フォーマット」やらという考え方はさっぱりわからない。どう考えても、自身のAKBグループ拡大路線を無理な理屈で正当化しているだけである。



AKB48は、今や広く国民の中に浸透し、特に多くの子供たちの支えになっている。
AKB48は、秋元康がきっかけは作ったのは認めるが、今のAKB48の国民的人気は決して秋元康によるものではなく、時代がたまたまAKB48を求め、マスメディアが人気に乗ったからである。


秋元康は、自身のAKB48戦略で全ての今の成功があると思っているのだろう。そんな秋元康に周囲関係者は誰も反対出来ない。


しかし、こんな「雨後の筍(うごのたけのこ)」な状況を、「アンチAKB」のみならず、熱心なAKBファンも批判的に感じているに違いない。

AKB48を熱心に支えているファンにとってみれば、次から次へと類似グループが出てくれば、全体的な質が低下すると感じるだろう。秋元康がこれまでのように前田敦子やら大島優子やら渡辺麻友やら人気AKBメンバーを直接プロデュースすることも、なかなか出来なくなるはずだ。

また、これだけ年頃の女の子を大勢集めれば、私生活の管理も行き届かなくなり、どうしても不祥事が出てくるだろう。そして、一部の人気メンバー以外はますます注目されなくなり、その中で良からぬ道に走るメンバーも出てきてしまう危険が高い。スキャンダルが出れば、AKBグループ全体が一発アウトになりかねない。

一方、HKTやら乃木坂やらのオーディションを受ける女の子は、みんな今のAKB48を夢見るだろうが、これだけ類似グループが増えればチャンスは限りなく少ない。とても可愛そうな気がする。


握手会に足を運ぶような熱心なファンにとってみれば、「頼むから、これ以上AKBグループは増やさないでくれ」という気持ちだろう。むしろ、今のAKB、SKE、NMBのメンバーも多すぎで、もっと少数精鋭にしてほしいと思っているはずだ。しかし現実は逆をまっしぐらだ。





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