転勤族のいばらきブログ

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衝撃的すぎる!!! 日本ダービー回顧

2009-05-31 17:51:43 | 競馬
何という決着だろう


直前の大雨が大きく明暗を分けてしまった 


あのハイレベルだった皐月賞の5着以内が掲示板に1頭も載らなかった。


逆に1、2着したのは、皐月賞で13、14着に惨敗した3強の2頭


皐月賞で完勝した3強の1頭は、まるで復讐をされたごとく、直線全く伸びず12着に沈んだ



オークスが、桜花賞の1、2、3着のとおりだったのと正反対 過去の歴史、データを全否定するような結末だった  







今日のロジユニヴァースは、1枠から好スタートを切り、ジョーカプチーノ、リーチザクラウンには先に行かせて、3番手で内々をじっと我慢し、直線早めに抜け出して逃げ込みを図るという作戦通りの展開だった

このようなレースは昨年末のラジオNIKKEI杯2歳Sで行っている。あの時も今日ほどではないが馬場は悪かった。その中で、逃げるリーチザクラウンを4コーナー過ぎでかわすと4馬身突き放した。2着も同じリーチザクラウンである。ラジオNIKKEI杯2歳Sの経験が今日の厳しい条件で生きたのだと思う。


7月の新馬でわざわざ1800m戦を求めて阪神でデビューし、10月の札幌2歳S、12月のラジオNIKKEI杯2歳S、そして弥生賞、皐月賞、日本ダービーというダービースタリオンのような日本ダービーを獲るための王道ローテーションを歩んできた。皐月賞でまさかのつまづきを喫したが、山元トレセンでの育成も含めた厩舎の信念に基づいた歩みが日本ダービー制覇で結実した


もし、良馬場だったら、2分23~24秒の決着だったらどうなったかは全くわからない。しかし、タフな条件になればなるほど今後も活躍するだろう。凱旋門賞というレースは実はロジユニヴァースに向いてるのではないか







そして、今日はペースが異常だった ジョーカプチーノの暴走気味の逃げが前半1200mで1分12秒3。そこから10馬身くらい離れていたリーチザクラウンで推定1分14秒0くらいだろう。今日の馬場ではそれでも早い。実際、リーチザクラウンで2分34秒5くらいの走破タイムだから後半1200mは1分20秒5くらいかかっている。勝ったロジユニヴァースでさえ、前半が推定1分14秒5とすると後半1200mは1分19秒2となる。


先頭グループでさえ、こんなに最後はバタバタなのに、後方にいたグループは、もっとバッタリで何にも伸びて来なかった 
まさに消耗戦であり、ほとんどの馬が上がり40秒以上かかって、直線は歩いていたのだから、もうどうしようもないレースだった




アンライバルドにとっては、この大雨と大外枠ではもうどうしようもなかった。運に見放された 今日の結果はアンライバルドに限らず度返ししてもよいと思う。しかし、今日使ったかなりの馬が今後に心身ダメージを残すと思われるのが心配だ。




仮にだが、女傑ブエナビスタが今日の日本ダービーに出ていても、アンライバルドと同じ位置で伸びてこられなかったと思う。




終わってみれば、皐月賞の1、2番人気の順位で馬単が7870円の高配当
今年の日本ダービーは皐月賞と合わせて、衝撃的かつ摩訶不思議なレースとして記憶に残るだろう


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日本ダービー 展望 

2009-05-31 12:03:35 | 競馬
今年の皐月賞は衝撃的だった!


3強といわれたアンライバルドが4コーナー大外まくり気味に動いて、2着に1馬身半の差をつけて圧勝。ゴール手前は抑えてしまっているようにも見えた。勝ちタイムの1分58秒7も極めて優秀であり、あのレースだけを見る限りではアンライバルドはブエナビスタのオークスと同じかそれ以上。他の馬では太刀打ちできないように感じる。大外18番枠は確かに有利ではないが、Cコースに変わり、馬場状態もパンパンの良にはならないので、先週までの内が止まらない馬場とは少し違うことは、この馬には多少ラッキーだ。過去のダービーの歴史では、皐月賞を連勝して制覇し、一番人気になった馬は昭和59年以降、7頭全部優勝している。

アンライバルドの唯一の不安は、同じネオユニヴァース産駒のロジユニヴァース、ミクロコスモスのように突然失速してしまうことはないのかどうかだ。父のネオユニヴァースは7戦6勝で2冠馬になったが、宝塚記念に果敢に挑戦して4着に敗れてから勢いは急になくなり、翌年産経大阪杯を勝っただけで引退していった。あとテンションが上がりやすいタイプであり、出来れば落ち着いているかどうかは直前に確認したいところだ。



一方、皐月賞まで重賞勝ちをしてきたロジユニヴァース、リーチザクラウンは、13、14着の大惨敗。特にロジユニヴァースは、札幌2歳S、ラジオNIKKEI賞2歳S、弥生賞というクラシックの王道を好タイム、圧勝、しかも無敗で歩んできて、あの惨敗? こんな馬は過去に例はなく、今でも何がおきたのか不思議でならない。原因不明だが、前走でメンタル的にプツンと切れてしまったかもしれない。でも、皐月賞を度返しすれば、皐月賞と同じ1枠からスタートを決めて、1コーナーを先頭でいくつもりでつっこんでいき、1、2コーナーで外からのリーチザクラウン、ジョーカプチーノに先頭を譲って、向こう正面3番手、内々を気持ちよく進めば、直線ロジユニヴァースが早め先頭に立つ場面も十分想定される。馬場がやや渋り気味なのも有利だろう。とにもかくにも走る気持ちが大丈夫かどうかだ、こればかりは馬に聞いてみないとわからない。


一方リーチザクラウンの方は、皐月賞で惨敗もあるような気がしていた。テンションが高く、気分良く走れなければ、まだまだ自分の能力を発揮することが出来ない。今回は逃げるだろうが、ちょっと苦しいだろう。本格化は秋以降と見ている。


また、青葉賞、プリンシパルS、またNHKマイルC組はどうか?

青葉賞のアプレザンレーヴは確かに強かった。しかし、2分26秒2というタイムは平凡だし、オークスでのフローラSと同じで相手も弱かった。素質はあるがキャリア5戦でまだ体質的に弱いところがある。入着は十分あるが勝つまでは足らないような感じがする。むしろプリンシパルSからのアントニオバローズの方が、皐月賞も使っての強行軍であるが、血統的にもダービー向きであり、魅力を感じる。

NHKマイルからのブレイクランアウトは評価が難しい。デビュー以来、ずっと注目し期待し続けてきたが東スポ杯2歳S、朝日杯FSと裏切られて、もうダメかなと思って狙わなかった共同通信杯は好タイムで圧勝した。そして、当然期待したNHKマイルCは9着に惨敗である。この馬に限らず武豊騎手とは相性が悪いので、藤田騎手に乗り替わった今回は再度期待してみたい。




日本ダービーなので3連単で勝負。
8、18の2頭を1着固定で、
1、2、8、10、11、18を2、3着に流してみたい。


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