何という決着だろう
直前の大雨が大きく明暗を分けてしまった
あのハイレベルだった皐月賞の5着以内が掲示板に1頭も載らなかった。
逆に1、2着したのは、皐月賞で13、14着に惨敗した3強の2頭
皐月賞で完勝した3強の1頭は、まるで復讐をされたごとく、直線全く伸びず12着に沈んだ
オークスが、桜花賞の1、2、3着のとおりだったのと正反対 過去の歴史、データを全否定するような結末だった
今日のロジユニヴァースは、1枠から好スタートを切り、ジョーカプチーノ、リーチザクラウンには先に行かせて、3番手で内々をじっと我慢し、直線早めに抜け出して逃げ込みを図るという作戦通りの展開だった
このようなレースは昨年末のラジオNIKKEI杯2歳Sで行っている。あの時も今日ほどではないが馬場は悪かった。その中で、逃げるリーチザクラウンを4コーナー過ぎでかわすと4馬身突き放した。2着も同じリーチザクラウンである。ラジオNIKKEI杯2歳Sの経験が今日の厳しい条件で生きたのだと思う。
7月の新馬でわざわざ1800m戦を求めて阪神でデビューし、10月の札幌2歳S、12月のラジオNIKKEI杯2歳S、そして弥生賞、皐月賞、日本ダービーというダービースタリオンのような日本ダービーを獲るための王道ローテーションを歩んできた。皐月賞でまさかのつまづきを喫したが、山元トレセンでの育成も含めた厩舎の信念に基づいた歩みが日本ダービー制覇で結実した
もし、良馬場だったら、2分23~24秒の決着だったらどうなったかは全くわからない。しかし、タフな条件になればなるほど今後も活躍するだろう。凱旋門賞というレースは実はロジユニヴァースに向いてるのではないか
そして、今日はペースが異常だった ジョーカプチーノの暴走気味の逃げが前半1200mで1分12秒3。そこから10馬身くらい離れていたリーチザクラウンで推定1分14秒0くらいだろう。今日の馬場ではそれでも早い。実際、リーチザクラウンで2分34秒5くらいの走破タイムだから後半1200mは1分20秒5くらいかかっている。勝ったロジユニヴァースでさえ、前半が推定1分14秒5とすると後半1200mは1分19秒2となる。
先頭グループでさえ、こんなに最後はバタバタなのに、後方にいたグループは、もっとバッタリで何にも伸びて来なかった
まさに消耗戦であり、ほとんどの馬が上がり40秒以上かかって、直線は歩いていたのだから、もうどうしようもないレースだった
アンライバルドにとっては、この大雨と大外枠ではもうどうしようもなかった。運に見放された 今日の結果はアンライバルドに限らず度返ししてもよいと思う。しかし、今日使ったかなりの馬が今後に心身ダメージを残すと思われるのが心配だ。
仮にだが、女傑ブエナビスタが今日の日本ダービーに出ていても、アンライバルドと同じ位置で伸びてこられなかったと思う。
終わってみれば、皐月賞の1、2番人気の順位で馬単が7870円の高配当
今年の日本ダービーは皐月賞と合わせて、衝撃的かつ摩訶不思議なレースとして記憶に残るだろう
直前の大雨が大きく明暗を分けてしまった
あのハイレベルだった皐月賞の5着以内が掲示板に1頭も載らなかった。
逆に1、2着したのは、皐月賞で13、14着に惨敗した3強の2頭
皐月賞で完勝した3強の1頭は、まるで復讐をされたごとく、直線全く伸びず12着に沈んだ
オークスが、桜花賞の1、2、3着のとおりだったのと正反対 過去の歴史、データを全否定するような結末だった
今日のロジユニヴァースは、1枠から好スタートを切り、ジョーカプチーノ、リーチザクラウンには先に行かせて、3番手で内々をじっと我慢し、直線早めに抜け出して逃げ込みを図るという作戦通りの展開だった
このようなレースは昨年末のラジオNIKKEI杯2歳Sで行っている。あの時も今日ほどではないが馬場は悪かった。その中で、逃げるリーチザクラウンを4コーナー過ぎでかわすと4馬身突き放した。2着も同じリーチザクラウンである。ラジオNIKKEI杯2歳Sの経験が今日の厳しい条件で生きたのだと思う。
7月の新馬でわざわざ1800m戦を求めて阪神でデビューし、10月の札幌2歳S、12月のラジオNIKKEI杯2歳S、そして弥生賞、皐月賞、日本ダービーというダービースタリオンのような日本ダービーを獲るための王道ローテーションを歩んできた。皐月賞でまさかのつまづきを喫したが、山元トレセンでの育成も含めた厩舎の信念に基づいた歩みが日本ダービー制覇で結実した
もし、良馬場だったら、2分23~24秒の決着だったらどうなったかは全くわからない。しかし、タフな条件になればなるほど今後も活躍するだろう。凱旋門賞というレースは実はロジユニヴァースに向いてるのではないか
そして、今日はペースが異常だった ジョーカプチーノの暴走気味の逃げが前半1200mで1分12秒3。そこから10馬身くらい離れていたリーチザクラウンで推定1分14秒0くらいだろう。今日の馬場ではそれでも早い。実際、リーチザクラウンで2分34秒5くらいの走破タイムだから後半1200mは1分20秒5くらいかかっている。勝ったロジユニヴァースでさえ、前半が推定1分14秒5とすると後半1200mは1分19秒2となる。
先頭グループでさえ、こんなに最後はバタバタなのに、後方にいたグループは、もっとバッタリで何にも伸びて来なかった
まさに消耗戦であり、ほとんどの馬が上がり40秒以上かかって、直線は歩いていたのだから、もうどうしようもないレースだった
アンライバルドにとっては、この大雨と大外枠ではもうどうしようもなかった。運に見放された 今日の結果はアンライバルドに限らず度返ししてもよいと思う。しかし、今日使ったかなりの馬が今後に心身ダメージを残すと思われるのが心配だ。
仮にだが、女傑ブエナビスタが今日の日本ダービーに出ていても、アンライバルドと同じ位置で伸びてこられなかったと思う。
終わってみれば、皐月賞の1、2番人気の順位で馬単が7870円の高配当
今年の日本ダービーは皐月賞と合わせて、衝撃的かつ摩訶不思議なレースとして記憶に残るだろう