転勤族のいばらきブログ

全国住み歩いたサラリーマンの目から自分の趣味を紹介します

「always 続 三丁目の夕日」を見たけれど

2007-12-09 23:40:19 | 映画
「always 続 三丁目の夕日」をやっと見に行った。


見終わった印象は、「金のかかったテレビドラマ」だなという感じか。すなわち、2時間半の長時間にもかかわらず、「気持ちよく、すんなりと見れた」・・・が、心に残るものはほとんどなかった。期待が大きかっただけに、正直がっかりした。

前作は、鈴木家にテレビと冷蔵庫がやってくるという時代背景の中、「茶川とヒロミの恋」と「茶川と淳之介の血のつながらない親子愛」の2点が映画のテーマだった。吉岡秀隆と小雪、そして子役の須賀健太のストーリーを超越した演技が心を打った。

そこで、この続編だったが、まさに前作の同窓会。ストーリーは驚くほど予想通りで、ハッピーエンドすぎて何のワクワク感もない。今回は、六子(堀北真希)、トモエ(薬師丸ひろこ)、一平(鈴木家の一人息子)にも恋の話が出てきて、話があっちこっちにいって落着きがない。

一体、脚本家は何をこの映画で描きたかったんだろうか? 前作がたまたま良かったが所詮原作は漫画。ストーリーに映画としての注文をつけるのは無理だろうか。


ただし、昭和30年代を再現した映像は素晴らしい。羽田空港とか日本橋とか特急こだまとか東京タワーとか・・・。
正月までやっていたら、横浜の両親を連れて行ってみようかな。自分はもういいけど、親孝行のつもりで。
コメント
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