つむじ風通信

「信州うらの畑」へようこそ!松代町は長芋の産地で歴史の山、妻女山(斎場山)は我が里山です。

ジャズコーナー、ポール・チェンバース「ベース・オン・トップ」

2006-02-18 10:26:59 | 気まぐれ雑記


トリノオリンピックもいまいちメダルがとれず、盛り上がらないのでここはひとつ気分を変えてジャズの心地よい旋律を聴いて癒されましょう。

今回はハード・バップを代表する名ベーシスト、ポール・チェンバースの「ベース・オン・トップ」を紹介したいと思います。
これはブルーノートを代表する一枚であり、チェンバースの最大の傑作であると思います。
彼の魅力的な躍動感とやさしく包むような音色がさわやかな印象を与えます。
生まれはデトロイトで、どちらかと言えば脇役なのにいつの間にか主役になっている不思議な感じのする演奏が彼のベースワークなのではないかと思います。
共演のケニー・バレルの哀愁をおびたギター演奏が特にすばらしく心地よい気分にしてくれます。ハンク・ジョーンズのピアノは落ち着いていて安定感があります。
アート・テイラーのドラムがシンプルなリズムをきざんでいます。

このアルバムに収録されている中で「ディア・オールド・ストックホルム」と「ユ-ド・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ」が特にビギナーや女性の方にも気に入ってもらえるお薦めの曲です。二度三度と聴くほどに、心にしみ入ってくる感じになります。ぜひ一度聴いてみてください。

参考資料、東芝EMI(株)              YOSHI



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2 コメント

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ベースマンは (MORI MORI)
2006-02-20 09:45:29
なぜか女性にもてますよね。

このアルバムも、すごくリクエストが多かったのを覚えています。

ヘレン・メリルで超有名な「You'd be so nice to come home to」が入ってますからね。

個人的には、ケニー・バレルのギターに聞き惚れましたね。

これに限りませんが、やはりジャズは高音と低音がカットされているCDではなく、ダイナミックレンジの広いレコードで聴きたいですね。
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この2曲は・・・ (YOSHI)
2006-02-20 17:53:40
家の女房も気に入っているものです。

ケニー・バレルは又紹介しますが、アルバム「ミッドナイト・ブルー」がブルーノートでは代表作ですね。
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