国家はなぜ衰退するのか―権力・繁栄・貧困の起源(上・下) [著]ダロン・アセモグル、ジェイムズ・A・ロビンソン を先週末読みました。
世界にはなぜ豊かな国と貧しい国が存在するのか?その問いに答える鍵は、地理でも、気候でも、文化でも、あるいは為政者の無知でもなく、政治・経済上の「制度」だと言います。
持続的な経済成長の必要条件は「包括的 inclusive」な政治・経済の制度であると説きます。自由民主政と開放的で公平な市場経済です。
逆に、持続的な経済成長が不可能になるのは、「収奪的 extractive」な政治・経済の制度であり、権威主義的独裁、奴隷制、農奴制、中央指令型計画経済等を指します。
中国の経済成長についての著者たちの見解は、「包括的 inclusive」な政治・経済の制度の条件を備えていないので遠からず経済成長は持続不可能になるという興味深いものです。
米国は「包括的 inclusive」な政治・経済の制度を満たしていると思います。日本も、アベノミクス以前は中央銀行の金融政策に問題がありましたが、政治・経済の制度は「包括的 inclusive」でありましょう。
世界にはなぜ豊かな国と貧しい国が存在するのか?その問いに答える鍵は、地理でも、気候でも、文化でも、あるいは為政者の無知でもなく、政治・経済上の「制度」だと言います。
持続的な経済成長の必要条件は「包括的 inclusive」な政治・経済の制度であると説きます。自由民主政と開放的で公平な市場経済です。
逆に、持続的な経済成長が不可能になるのは、「収奪的 extractive」な政治・経済の制度であり、権威主義的独裁、奴隷制、農奴制、中央指令型計画経済等を指します。
中国の経済成長についての著者たちの見解は、「包括的 inclusive」な政治・経済の制度の条件を備えていないので遠からず経済成長は持続不可能になるという興味深いものです。
米国は「包括的 inclusive」な政治・経済の制度を満たしていると思います。日本も、アベノミクス以前は中央銀行の金融政策に問題がありましたが、政治・経済の制度は「包括的 inclusive」でありましょう。

※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます