深堀大三郎の生涯マナビスト

自然や街を歩いて観察するのが大好き、歩いて歩いて楽しみたい。
また、お城の石垣を眺めると力が湧いてくる。

「まったく知らなかった???総理、それは無いでしょう」

2010-01-21 17:51:20 | Weblog
「事実違えば議員辞職」…首相、偽装献金巡り(読売新聞) - goo ニュース
何年間も、しかも、1ヵ月1500万円しかも12億円超。
年間、数回お会いしている母親からお金をいただいているのに、「ありがとう」の言葉もかけずにおれる家庭環境ってどんなところだろうか。
「知らなかったことは、事実は事実だ」と繰り返せば、それが通る世の中になりそうだ。
常識に従って、疑えば常識が無いと言われるのが当たり前になってしまいそうだ。
百歩下がって、金額は知らなかったとしても、いただいていたことは知っていたといってくれれば、子供の教育上も理屈は通ると思う。
同じ地球の人間ではない人のような方に、命を託せ無い気分だ。

「嘘って一体なんだろう???」

2010-01-21 08:48:11 | Weblog
最近、「口コミ情報」の効果が大きく言われている。
商品の価格や機能については、近所の新し物好きのお方に聞けば直ぐわかる。
それが正しいかどうかは実際わからないが・・・
と言うのも、その方がどれくらい広い範囲の情報を元にしているのか分らないからである。
でも、大体の様子は参考になる。

国会中継が始まって、鳩山総理、小沢幹事長のお金の疑惑についての質問、回答を聞いていた。
小沢幹事長は現在取調べ中だから、なお分らないが、鳩山総理の「母からのこども手当ては知らなかった」について仲間たちに聞いたことがある。「それ嘘に決まっているやないか。常識や」との回答だった。
「そんなの信じるほうがどうかしている」と言うことだった。また、それに反論するものも無かった。

こんなことをどうして、総理は堂々と公の電波で言うのだろうかと不思議に思った。
これ、口コミではどのように伝わるだろうか。

月々1500万、総額12億超。何年間かにわたって、側近の秘書が受け取っていたらしい。
「お母さんに感謝の言葉は?」に対して、「知らなかったものだから・・・」???
しかし、これが真実だと言ったら、こちらが常識知らずになる。
どんな家庭だったのだろうか。

そのようなことを考えていたら、嘘って一体なんなのか分らなくなった。
「どのような情報(たとえそれが嘘であっても)にも、それなりの価値があるものだ」とヘンチクリンな理屈をつけて、自分を押さえつけるより仕方が無い。

写真は、正俊寺入り口。