深堀大三郎の生涯マナビスト

自然や街を歩いて観察するのが大好き、歩いて歩いて楽しみたい。
また、お城の石垣を眺めると力が湧いてくる。

「いいこと探し旅(12)”文学の鬼、苦難の生涯”」

2008-12-06 05:55:15 | Weblog
2008/12/2/(読売)「記者ノート」。
私小説作家、「八木義徳(1911~99)展」の紹介記事である。
自分はこの作家を全く知らなかったが、生前言ったという言葉を知って、取り上げる気になった。
「小説家のありがたさは、マイナスの要件が多ければ多いほどいいんだよ。表現すると、マイナスがすべてプラスになってくる」と。
北海道・室蘭の生まれ。左翼運動で満州に逃亡。復員すると東京大空襲で妻子を亡くす。といった苦難の生涯をおくった作家らしい。
言葉は、自分のライフワーク、セールスと言う仕事に対する心と相通じるものがある。
ちなみに、小説として「母子鎮魂」(48年)、「私のソーニャ」(49年)、「風祭」(76年)などがある。
今日はまた、寒くなった。多分