Fuji Trip!

水豚先輩の週末旅日記

姨捨・・新春信州旅Ⅷ

2011-02-06 18:07:35 | とらべる!

善光寺を見終わり、女子学生で埋め尽くされた路線バスに乗り
長野駅へ戻る。

この日ももう太陽は沈みかけていた。
しかしこの日の予定はまだ一つ残っていた。

長野駅から
信越・篠ノ井線に乗り込んだ。

篠ノ井を過ぎて列車は坂を上ると
だんだんと夕暮れの善光寺平が眼の前に広がってゆく・・・

列車が一旦停止し、バックして停車したのは姨捨駅。
ここで下車した。

姨捨までは“北回廊パス”が使える。



前の日に通った時にも雪景色を眺めたが、
今回は夜景を堪能しようとした。

姨捨は善光寺平が望めるスポットで有名である。

近くには高速道路も走っていて姨捨PAがあるので
ここからも景色を楽しむことができるらしい。

姨捨駅から少し歩くと姨捨公園という小さな公園がある。





姨捨公園からの眺望。

駅とは違って開放感があり、
静かで落ち着いて眺めることができた。




夏はこんな感じで緑が美しい。
(2009・7)



寒さと風に耐えながら
やまぎわの暗闇に包まれ、
光の時間がやってきた。







少しずつ、光がきらめき始める。






光が線になって見えるのは道路沿いだろうか。
昼間はまた違った良さがある!


しかし姨捨というからには
捨てられたおばあたちが出てきたりしないだろうか。
と想像してみたりした。


それはさておき、
電車の時間も近づいてきたので
駅に戻ってホームからの夜景を見に行った。





すっかり暗くなった姨捨駅。

無人駅で近くに住宅地もないので訪れるのは鉄道マニアか
私のような極度な物好きくらいだろう。


だからあまり人がいないところがいい。





静かなホームで存分に夜景を堪能。






ここまで来て損はない絶景。


姨捨はあと棚田と月が有名。
芭蕉もこの地で

おもかげや 姥ひとりなく 月の友

と詠んだ。
負けじと一句捻ろうと思ったがそんな才能はなかった。








自動アナウンスが流れ、列車がやってきた。

これに乗って松本へ。

つづく



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