Fuji Trip!

水豚先輩の週末旅日記

横浜税関

2012-01-29 00:59:31 | 神奈川

 

横浜税関の建物は「クイーンの塔」として親しまれている名建築です。
海を目の前にして近辺の観光地、赤レンガ倉庫や大さん橋からもその姿を見ることができます。


どっしりとしたビルの中心から突き出すすらりとした塔が
建物をより印象付けています^^

高さは51m。巨大な割に、塔がとっても可愛い!
てっぺんが帽子のようです。

1934年竣工。

 

 


また、夜はライトアップされてより一層魅力的!
海沿いを歩く時の目印になりそうですね。

手前にある夜の静かな象の鼻パークから思う存分眺められます^^
公式HPによると冬は暖色系、夏は涼しげな色にライトアップされるそうです。

ずっと眺めていると次は塔がペンのようにも見えてくる・・・

 


元町・中華街駅

2012-01-21 23:26:23 | 駅と鉄路



みなとみらい線の終着駅、元町・中華街駅は「本」がデザインのテーマになっています。
吹き抜けの空間にグレーに統一された色、壁には横浜に関する写真や絵画資料が印刷されており、
氷川丸やペリーの姿も見られます。

「本」とは横浜の歴史資料の本のことなのですね。


暗いトンネルを通り抜け、ホームに至る中華街側の改札からエスカレーターに乗ると
壁の歴史資料と相まって、時空の旅をしている感覚です。

元町口からエスカレーターで直結しているアメリカ山公園は私のお気に入りスポットです^^

 

ホームから元町側の改札までのエスカレータは4機。
改札は地上にある。



日本大通り駅

2012-01-20 22:46:48 | 駅と鉄路




 

みなとみらい線日本大通り駅は「この街並みに入り込んだイリュージョン体験」
という、聞いただけでは理解しにくいテーマを掲げています。

歴史的建造物の多いこの地域らしく、モダン建築を思い起こさせるデザインです。
線内の他の駅と比べると多少インパクトに欠けますが、横浜の風景が描かれた壁のレリーフなどが目を楽しませてくれます^^


キング、クイーン、ジャックの名がつく横浜三塔の最寄駅です。

 


馬車道駅

2012-01-20 08:31:36 | 駅と鉄路


 




駅に降り立った瞬間から好きになってしまった。

みなとみらい線馬車道駅は過去と未来の対比と融合をテーマにデザインされています。
本物の煉瓦でできているホームに近代的な車両が滑り込む姿はまさにテーマそのもの。

狭苦しいという地下駅特有の印象を払拭するようなつくりが見事です。



 



春からは遠方の車両も入線するようになりました



横浜方面の一部は壁面がコンクリート剥き出し



すっきりとした構内


改札階の吹き抜けドーム。
様々なモノが交差する空間。

ホームからエスカレーターを上って、
ほっと一息つけるような雰囲気は吹き抜け効果?

近辺には汽車道、赤レンガ倉庫、県立歴史博物館など歴史のあるスポットが点在。
まさにロマンあふれる史跡探訪の始まりにふさわしい駅。

 

 

 


みなとみらい駅

2012-01-19 20:38:37 | 駅と鉄路

 

みなとみらい線みなとみらい駅は「船」がモチーフ。
構内は驚くほど近未来的です。

駅の上のビル、クイーンズスクエアと直結しているため、
駅構内のホームから、改札階そして地上まで、かつてない巨大吹き抜け空間を作り出しています。

地下23mというプラットフォームから見上げると、先人たちの夢見た21世紀を体感する事ができます。





コンコースをぶち抜くエスカレーターや3色のチューブ、
迷路のような地下空間がそこにあります。







ホームから延びる構造が透けて見えるエスカレーター。





改札から離れた閑散としたコンコース。
半円状の空間が船をイメージしているのでしょうか。




クイーンズスクエア方面は多くの人で賑わう。
みなとみらい観光もココから始まります。

 

 


新高島駅

2012-01-18 21:25:23 | 駅と鉄路





みなとみらい線新高島駅は「海」をイメージした駅。
天井の高いプラットフォームも近未来的です。
黒を基調としたホームの締まりもいい。深海といったところか。

なるほど、地下深い駅からエスカレーターで地上に向かうのは
水中から水面を目指すのに似ている。

 


花川戸公園

2012-01-12 12:35:13 | 東京都




浅草の浅草寺からほど近くの場所に花川戸公園はあります。

檻の付いた動物園のような児童遊具があってその隣には人口の池があり、これを姥ヶ池と呼びます。


昔、浅茅ヶ原というところで旅人に宿を貸していた老婆とその娘がいて、
娘が旅人を招き、寝静まると老婆は石で旅人を殴り殺すというシステムで生活していました。
しかしいつも通り、老婆が旅人を殺すとなんとそれは自分の娘。
それから老婆は悲しみに暮れこの池に身を投げたといいます。
それが姥ヶ池の由来です。


しかし池は埋立てられ今の姿になっています。

とはいえ、この話は福島の鬼婆伝説に少し似ているところがありますね。




■姥ヶ池写真■

 



手前は姥ヶ池之碑と説明版



説明版



姥ヶ池。
水は引いてしまっている。


日光駅

2012-01-06 13:54:53 | 駅と鉄路

 

 JR日光線、日光駅の駅舎は大正元年に建てられたもので現在でもその姿をとどめています。
駅舎には貴賓室(非公開)や旧一等客待合室なども。


駅構内も新たにレトロ調に統一されたデザインにされており引き締まった落ち着きのある空間に仕上がって、
外観と程よく調和しています。

 100年の時を経ても失わない真白な外壁の駅舎は青空の下、風格とともに清々しさがあります。

東武線との旅客輸送の争いからも離脱し、悟りきった趣が・・・
なのでこの駅も往時の雰囲気を大切にするローカル駅のままでいてくれることでしょう。



■日光駅写真■

 


日光線

2012-01-05 21:50:49 | 駅と鉄路





JR日光線は、栃木県の宇都宮駅と日光駅を結ぶ路線。

日中は毎時間一本、各駅停車のみのローカル線ですが、
レトロをコンセプトとして車両、駅舎などが落ち着きのあるデザインになっています。

日光東照宮が世界遺産に登録され、国際的観光地と化した日光ですが、国内では江戸時代より観光地として賑わいを見せていました。
近代になり鉄道が普及すると、浅草から路線を伸ばす東武鉄道と、国鉄の間で観光客輸送の競合を繰り返されました。
しかし、所要時間の短い東武が、専用の特急車両・デラックスロマンスカーを導入したことにより、優勢となり現在に至っています。

JRは東京方面から日光まで直通列車を走らせる場合は、必ず宇都宮駅で折り返さなければならなかったのも敗因のひとつです。

現在は普通列車のみが走る地域輸送路線となっていますが、2009年に同線の開業120周年を記念して車両や駅舎のリニューアルが行われました。
西洋風のレトロなデザインは落ち着きのあるものになっています。

また、車内には案内板には英文をはじめとした外国語表記が多く見られるのは、外国人観光客がJR専用のフリーパスを利用して日本旅行をすることも多いためだと思われます。












始発の宇都宮駅では、他ホームとはやや離れてひっそりとした5番線に発着します。
停車している列車のドアは手動式。(現在はボタン式に変わっているかと思います)

少ない乗客を乗せて宇都宮駅を出発すると、しばらくは宇都宮の郊外住宅地を走りますが、次第に自然の多い景色へと変わります。

徐々に高度を上げて、車窓の山々はより鮮明さを増します。
運転席の後ろから進行方向を眺めると、前方に日光連山がすぐ目の前まで迫っているように見えます。

車窓の山とともに楽しめるのは杉並木。
杉並木の街道として知られる日光例幣使街道も並走しているため、何度となく鬱蒼とした杉林の中を駆け抜けて走ります。

 

 



刻々と標高を上げ走る列車は、約40分で終点の日光駅に到着。
広々としたホームと、大正時代のレトロな駅舎が迎えてくれます。

日光駅から東照宮をはじめとする世界遺産群までは歩いて30分、
近くの東武日光駅からバスも多く出ていますが歩きながらお土産探しも楽しいです。

 


宇都宮タワー

2012-01-03 00:17:57 | 関東地方

 

宇都宮タワーは宇都宮市街北部に位置する八幡山公園内の小高い山の上に建つ鉄塔です。
ミニ東京タワーのような塔の高さは89m。

役目はやはりテレビ電波の中継塔。
ですが塔の中間からやや下に展望台が設置されていて上ることができます。
料金は大人200円。

シースルーエレベーターで展望台に上ると「日本一の地平線が一望できます」というフレーズが掲げられていて
目の前には広々とした平野が広がっています。

展望台自体の高さはあまりないですが高台に建っているので
眺めは抜群、遮るものもなし!

全体を通して緑が多く、遠くまで眺めの良く開放的。
ビルの立ち並ぶ市街とは対照的に北側には田畑も広がっています。
高速で走り抜けていく新幹線を見るのも楽しい^^


各所に設けられているNikon製の望遠鏡は無料で使用可能。
展望室内はやや狭いですがガラス張りで明るい雰囲気です^^


観光本にもあまり載っていない宇都宮の隠れた名所です。


営業時間は9:00~16:00
夜間はライトアップもするそうですよ。

 


 

 



タワー全景



エレベーターからは市街が望める



展望台の高さは30m。
小高い場所に建っているので四方すべて眺望に優れている



宇都宮市街



宇都宮駅方面



東側
南北に新幹線が貫く



田園風景を颯爽と走る新幹線



北側
手前には八幡山公園、先には自然豊かな景色が続く



公園内にある遊具、“アドベンチャーU”
子供たちが駆け回る