Fuji Trip!

水豚先輩の週末旅日記

名古屋のりものづくし[名鉄名古屋本線-豊川線]

2014-01-12 23:15:59 | とらべる!



名古屋に降り立ったのは太閤口。高速バスのターミナルはここにある。
京都駅なら八条口と似た、新幹線駅に寄り添った横に長い駅前の印象。

とりあえず、荷物をロッカーにでも預けて乗り歩きをはじめよう。

 


名鉄や近鉄・地下鉄などが揃うのはJR名古屋駅を越えた反対側の桜通口なので、歩いて桜通口に移動。
駅前からJRのセントラルタワーを仰ぎ見る。
名古屋ってスタイリッシュなビルが多い気がする。
どうやって造ったのか謎なスパイラルタワーなんてのもカッコいい。


名鉄の改札口に近い場所に荷物を預けてたらまず、名鉄に乗ることにする。
名鉄は愛知県を中心に路線網を敷く大手私鉄。真っ赤な電車のイメージで、一度も乗車したことはない。

名鉄名古屋駅のきっぷ売り場で「名鉄2Dayパス」が販売されていたので購入。
3800円で名鉄全線が2日間乗り放題のきっぷで、長距離乗車をする際はお得だろう。

名鉄名古屋駅は地下駅。
日曜の朝ということもあり、構内は静か。






そして名鉄名古屋駅は不思議な駅であると聞いていたが、その噂は本当だった。
岐阜-豊橋間の本線の他、犬山線や中部国際空港方面の常滑線など各支線の列車も発着する大ターミナル駅であるのにホームは3面2線しかない。

また、名古屋駅は終点ではなく、すべての列車が通過する形になっている。
よくもまぁ、行先種別の異なる過密ダイヤを2本の線路でさばくことができるなと感心する。



ホームの電子表示板を見ると、行先の異なる列車が続々とやって来る。
しかも快特やら急行やら運行形態も複数あって迷いそう。
とりあえず、名鉄名古屋本線を走るであろう快特の豊橋行に乗ることにする。


快特はきっと快速特急の略で、「一部特別車」とある。
この特別車というのが、小田急や東武で言う「特急」の事であり、別途特急料金がかかる。

ひとつの列車の中に特急料金のかかる車両とかからない車両があるということらしい。
なんだか京急と小田急の特急を合わせた感じ。



この特別車に乗るための特急券のようなものが名鉄では「μチケット」と呼んでいる。
大人子供全区間一律350円。

せっかくだから特別車に乗ってみようと思い、一度改札を出て専用の自販機でミューチケットを購入。

時刻から行先を指定して、座席は窓側か通路側かなども選べる。
野の選択肢の中に「展望車」があったので迷わずに購入。表示された座席は1D席!

名鉄の中には、パノラマ席と呼ばれる俗にいう展望席の付いた魅力的な特別車もあるのだ。
その1D席とは先頭車の最前列を意味しているはず。
楽しみにしながらホームで豊橋行を待つ。


しかし入線間近に気付いた名鉄名古屋駅の特別ルール。同じ方面の列車でも特別車だけは乗車ホームが違うのだ。
豊橋行の場合、先頭の2両だけは反対側のホームから乗車する仕組みになっている。
なんとややこしい・・・・

 





なんとか隣のホームに急ぎ移動すると、列車が到着。
特急っぽい丸窓が印象的!
特別車に乗車する人は少ないようで、ホームには人が少ない。







6:44 名鉄名古屋駅発

先頭車の前半分がハイデッカーの展望席。乗車すると、展望席まで階段を登る。
進行方向に向かって、シアターのように座席が並ぶ。
1D席は進行方向右手最前列。おおお、感動。







名古屋駅を出発すると、地下区間を抜けて、地上へと出る。
しばらくはJR線と並走。遥か上をオーバーパスする高速道路など、都市風景が続く。


車内に乗客は3人ほど。
ここまで簡単に展望席に座れるとは・・・

1枚ガラスでできた窓は上部に長く伸びて空が良く見える。
通常の車両より高い位置にあるため、見晴らしもいい。
ガラスは多少曇っているものの、景色を眺めるには特等席。

もう夜は明けようとしていて、遠くの空が色づいてきた。





列車はまっすぐ西に向かって進んでいる。
進むべき鉄路の遥か先にひょっこり出てきた太陽。
線路に太陽光が射していい感じ。

うーん、太陽へ向かう特急。サンライズだね。
そういえば朝日を見たの、今年になって初めてかもしれない。
初日の出だ。なむなむ。

本当にこの展望席は空を見るのに特化している。


といってもずっと眺めていては眩しい。
下で運転している人も大変そうだ。

名古屋駅でもらってきたパンフレットに「豊川稲荷」の案内があり、初詣シーズンだが少し気になったので行って見ようと思う。
最寄り駅はJR飯田線の豊川駅か、名鉄豊川線の豊川稲荷駅となる。
せっかく名鉄フリーパスを持っているのだから名鉄で行きたい。
乗換駅となる国府駅にこの快特は停車するというのでちょうどいい。(通常は停まらないらしい)


 


7:28 国府駅着

ここから支線の豊川線に乗り換え。
手前に停まっているのも後ろで停まっているのも真っ赤な車両。
豊川線は通路を渡って反対側のホーム。

支線だが、乗客はわりと多め。座席はほぼ埋まって、ドア付近から景色を眺めつつ出発。


7:31 国府駅発

快特列車に乗った後なので、のろのろと単線の線路を走って2、3回駅に停車するとすぐに終点に到着。


7:43 豊川稲荷駅着

まだお正月ムード!



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