採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

ミシン作業

2013-04-16 | +縫い物

ふと思い立って、ミシン関連の作業をしています。

最近棚を増設したのに伴い、ものをあちらからこちらへ、ちまちま移動しています。
移動しようとしてみると、使わずに「保留」になっているものがあちこちから出てきます。

布関係もいろいろ。

女性って、みんな布好きなのかしら?
母は幼い頃おしゃれに渇望していたせいか、かなりの布地好き。洋裁も出来るし、よさそうなきれを見かけるとつい買ってしまうようです。
私は買い集めるというほどではないつもりなのだけれど、何故か結構な分量あります。
古くなったもの(ふとんカバーとか)を捨てずにとってあったり、あと加工技術がなくて保留のままにしてあったりするのが、たまってしまう原因です。

布は、例えばカーテンとして吊してしまえば収納しておく必要はありませんが、使わずにしまってあると、それなりのスペースを占有します。

「使うか、さもなくば廃棄か!」

というスローガンのもと、使えそうな布地は使える形に加工してみることにしました。
ひとまず、ミシンの直線縫いだけで出来るもの。裁断もほとんどなしで。
ミシンの使い方も忘れているし、リハビリです。

作業したものは・・・

・レースのカーテン→縫製して吊す(倉庫部屋の一間半窓用)。(古い方はとても汚かったので捨て)
・イカットの厚手の布→長細いクッションカバーに
・古い麻の羽布団カバー→切って周囲を縫い布巾に
・羽布団のサイズより大きすぎて使いにくかったふとんカバー→2辺を縫って丁度いいサイズに。
 (そして今使っていたボロい方を捨てる)


お見せするようなものではないのですが・・・
 

ミシン作業

戸棚から発見されたカーテン生地は、全くの平らな布。
何らかの方法でフックをひっかける必要があります。
やはり戸棚に何年も前からあったギャザーテープを縫いつけてみました。
本当の使い方はよく知りませんが適当に・・・。 

ミシン作業

適当に引き絞ってギャザーを寄せてみましたが、なんか変・・。
まあいいや。倉庫部屋だし・・・。 

ミシン作業

写真よりずっと汚れてとても汚かった古い方は、勢いに任せて処分しました。 

ミシン作業

大きすぎた布団カバーは2辺を縫って小さくしてみました。 

ミシン作業

厚手の布は筒状に縫ってクッションに。

ダカダカと沢山縫ったので段々調子が出てきました。
そろそろ本番かな?

(ボロじゃなくって)新しいカーテン生地と、布団カバー生地の買い置き、ようやく出番!! 

ミシン作業

と思ったら。

ミシンが壊れました。
人差し指で押さえているゴムの部品、ばっきり割れているのが分かるでしょうか。

ボビンに糸を巻き付けるためのパーツです。 
(ちなみにこのミシンは伯母のお下がりの足踏み式三菱ミシン) 

 
折角調子が出てきたところだったのに・・・。


ミシン修理店をネットで探すと、隣の市にあるようです。
最近のネットショップとは違い、古いお店なので、ミシンの型番を言って部品を送ってもらったりは出来ないようです。 

どでかい足踏み式ミシン、車に積んでドライブか・・・。 

折角のミシン熱に水をさされてしまいました。 


==========
追記: 
とても良心的なミシン修理店をみつけました。
ミシン修理の顛末はこちらの記事にて。 

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マイヤーレモンコンフィ

2013-04-15 | +ジャム・ピール(果物系保存食)

14日の日曜日は、わらびさんから情報を頂いて、母と「アラブチャリティバザー」に行ってきました。
六本木のアークヒルズ、カラヤン広場で開催されていたイベントです。

普段、買い物をせず在庫整理に励んでいる反動か、そりゃもう、勢いのいい買いっぷりをしてしまいました。
札束を裸で握りしめ、お店ごとにばっさばっさと何枚も使うような、そんな感じだったかも・・・(心象風景)。
帰りの荷物が重かった・・。(何を買ったかは後日まとめますね)

で、そんな荷物を担ぎつつも、折角なので六本木方面をぶらぶらしてきました。
どこもかしこも初めて。

・アークヒルズ とカラヤン広場(アラブ・チャリティ・バザーの会場)
イベントの開場前にちょっとぶらぶらしただけですが、サントリーホールがあるほかは、ほとんどが飲食店(レストラン、喫茶店、パン屋)のよう。
カーテン生地のサンゲツのショールームが2階にあって、ここでうっかり時間をつぶし過ぎ、行列に並び遅れてしまった。
隣接したANAインターコンチネンタルホテルの1階には洋服屋さん、パン屋など。

・赤坂サカス
何だか最近の新スポットらしくて行ってみたのだが、特に見るようなものはないような?
人も少なかった。
雑貨屋さんが数件、あとパン屋。
TBSの放送センターがあって1階を覗いてみたのだが、ポスターにある番組は全部知らないものでした。

・東京ミッドタウン
ここは一番見応えがあった。
(母は来たことがあったそうです)
北側の公園(屋外)で、14日が最終日のサクラ・スパークル・ラウンジというものをやっていました。
シャンパン(グラス1200円)などを提供する、ハイソなお花見的なもの。
ダンナサマだったら絶対興味を示しただろうけれど、女二人なのでパス。
ガレリア(ショッピングモール)は、日本の伝統工芸を現代的デザインに生かしたような雑貨類や、その他見て楽しいもの(雑貨、家具、洋服など)がいろいろあった。食品フロアはよく見ませんでした。
デザインに興味があり、またそこそこお金持ちの外国人を連れて行くと喜びそうな感じ。
4階にはサントリー美術館があって、何か面白いものをやっているかな?と見にいったけれど、月曜からの新企画展に向けて休館していました。

六本木駅までところどころお店に寄りながら歩き、そこから帰りました。
溜池山王から六本木まで、ほんの1km四方くらいの狭い範囲ですが、いろいろ見る物があって楽しかったです。



================

 

ちょっと前ですが、マイヤーレモンをお友達から頂きました。
お友達のご実家のお庭(果樹園?)のものです。
(miyakoさんありがとうございました!)

ブラッドオレンジの時、大きめにカットしてコンフィにするといいかも、と思いついたので、再度そのタイプを試して見ることにしました。
 

マイヤーレモンコンフィ

両端のみ切り落とした、樽型の状態で煮含めて行きます。
マイヤーレモンの表皮のツルツル部分は薄く柔らかいので、今回は皮すりおろしはなしです。  

マイヤーレモンコンフィ

本当は、イタリアジェノバフルーツ漬けの名店ピエトロ・ロマネンゴみたいに、丸ごと、ゼリー化するくらいまで煮てみたかったのです。

でも、気が急いてどばっと砂糖を入れて浸透圧が急に上がったせいか、脱水されてシワシワに。やっぱりな・・・。 
両端を果肉に届くようにカットしてあればシワシワには絶対なりません。 

マイヤーレモンコンフィ

もう少し糖度を上げた方がいいとは知りつつ、瓶詰めしてしまいました。 

マイヤーレモンコンフィ

透明な蜂蜜色で、すごく綺麗です。
シロップはまだまだゆるいです・・。

2013/03/15作
マイヤーレモン、果糖、グラニュー糖、エリスリトール 

 
■■マイヤーレモンコンフィ
■今回の作り方
1)マイヤーレモンを洗い、太めの針で皮付近にぷすぷす穴をあける。
2)丸ごと茹でこぼし、お湯で洗い、しばらく水に漬ける。
3)再度茹でこぼす。茹で湯をなめてみて、苦いようならもう一度茹でる。
2)両端を切り落とす。
4)樽型の部分、および両端とも、シロップの中に入れて煮ていく。
5)シロップがほどよく濃くなったらできあがり。
 今回は水飴を使わなかったが、水飴が多めだと濃度がつくのが早くていいかも。
6)まず大きなものを瓶に詰め、切り落とした両端の部分を落としぶたおよびすき間埋めに使って瓶詰めする。 
 こうすると瓶詰めに必要なシロップの量が節約出来る。

いつも瓶詰めのときシロップが足りなくなることが多いのですが、今回はこの方法をとったので余裕が出来て、余りました。
余った分はママレードなどに使います。

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ニンニク2013~葉っぱが青々

2013-04-11 | +ニンニク

今年は畑には余り気合いが入っていないです。

畑にいま植わっているのは、ニンニクとタマネギ少々。
ジャガイモは、ずーっとベランダに転がして「浴光催芽」をしてありましたが、先日ようやく植え付けました。
あとはまだ全然です。はう。

ニンニクは青々茂っていて、見ているだけで嬉しくなります。
ニンニクを眺めて元気を出しつつ、春の植え付けをもうちょっと頑張ろうと思います。


草むしりとかスコップで掘ったりするのは比較的好きなんだけれど、植え付け・種まき関係が、すごーく苦手。
去年は「種を播くのを習慣づけよう」と頑張ったけれど、1年やそこらでは慣れないな・・・。

 

garlic

昨年収穫したニンニクは、こんな風に三つ編みにしておきました。 
このうち、一番大きいもの2房(下の2つ)と、一番小さいもの1房を種として植えました。 

garlic

大きいのと小さいのをくらべてみると、こんなに大きさが違います。

大粒のものは一カケの中で粒が2つに分かれていたり、くびれていたりします。
完全に芽かきするのは難しいので、双子苗にならないように、一カケの形状がくびれているものは種には使わないようにしてみました。

garlic

あと、珠芽も植えました。

garlic

珠芽というのはこんな風に茎のさきっぽに出来るムカゴのこと。
うちの品種は、花が咲くのではなく珠芽が出来るタイプなのです。 

植えた珠芽の大きさは、小粒のニンニクと同じくらいのサイズから、大豆大くらいまで、色々ありました。 

garlic

いまの成長具合はこんな感じです。
こちらは大粒。10/17植え付け。
冬の間は葉先が黄色く枯れていてどうなることかと思いましたが、春になって葉っぱも青々、茎も太くなってきていい感じです。  

garlic

こちらも比較的大粒ですが、植え付けは11/7と遅め。
半月程遅れたせいか、やや小ぶりな感じ。

garlic

こちらは小粒を植えたもの。10/17植え付け。
意外なほどよく茂っています。
種ニンニクのときの大きさの差ほどは、株の大きさは違いません。 

garlic

こちらは珠芽を植えたもの。
ほっそりした姿形です。
奥に見えるのは大粒種で、当然ですが茂り具合が全然違います。 

garlic

余ったゴミクズのような珠芽を、そのへんの空いたところに捨て植えしておいたもの。
マルチもなく、肥料も入れていない場所ですが、芽が出ていてえらいなあ。

garlic

濃い緑のひょろっとした方はタマネギ。今年は失敗しています。苗があらかた死んでしまったし、とても育ちが悪いです。

明るい緑のチョビっとした苗は、3月末頃に、芽が出ているニンニクを植えてみたもの。
(旅先で買ったかなり小さめのニンニクのしかもクズのところ)
葉っぱがもう少し育ったら野菜として食べてもいいかな、と思っています。 

 

植え付けた小粒のニンニクは、一昨年に珠芽を植え付けて出来たもの。
珠芽ってむかごだから親株のクローンのはずなのですが、珠芽由来のニンニクは皮が何故か紫色がかっていました。

・それを植えた場合、皮は紫色のままか?それとも白か。
・二年かければ中玉くらいになるのか??

あたりに注目しています。
ダンナサマは、「(例え数年かけても)珠芽が大きなニンニクになったらすごく得じゃん☆一攫千金だよ~☆」と楽しみらしいです。 
私はどうせ植えるならば大粒を植えた方がいいような気がするけどな・・・。
でもまあ場所もあいているし、実験するのもいいものですよね。 




■My畑のニンニク関連記事 
●2011年
ニンニクの珠芽について
うちの品種は花が咲くのではなく、こぶ状のむかご(珠芽)が出来るタイプだということが分かりました。

収穫とその後の処理
 
試行錯誤中。翌年、もっとよい乾燥方法(茎に切り目を入れる)を思いつきました。

三つ編みニンニク

初めて挑戦。可愛くできました。

●2012年
収穫・乾燥
茎に縦に切り目を入れて干したら、すごく乾きやすくてよかったです。

乾燥方法再考

干し方は、玉を上にして吊すと問題があるということが分かり、玉を下に干すようにやり直しました

珠芽を植えたものの収穫

珠芽からもちゃんとニンニクが出来るということが分かりました。

三つ編みニンニク作り
前年とは玉の配置をちょっと変えてみたりもしました。
かなり力はいるけれど、可愛いものが出来るので好きな作業です。

ニンニク保存

スライスを干してニンニクチップに。また微塵切りをオイル漬けにしました。 
他にも保存方法のアイデアをまとめました。 

●2013年
4月頃、葉っぱが青々  (この記事)
今年は小粒の鱗片や珠芽も沢山植えてみました。どうなることか、楽しみです。 

 

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グジェールほか

2013-04-10 | +お菓子(西洋)

この前の週末は、ダンナサマは久々にゆっくりしていました。
土曜日は、ちょっとトイレに起きてくるほかは、ずーっと睡眠。
朝ごはんも昼ごはんも抜きで、ようやく起きて来たのは2時頃。

ここ2年ほど息もつけないくらい忙しかったのだけれど、今年度以降はちょっと楽になりそうなのです。
ようやくほっと出来たのでしょう。

昼過ぎとはいえ起き抜けだったので、とりあえずパンを出しておきました。
あと何かいる?と聞いたら特にいらない、と。
朝ごはん抜きで、軽いパンだけでお腹減らないのかな?
まあいいや。お腹が減ったら何か言うでしょう。
(私は一人で冷凍ごはんなど適当なものを食べてしまっていた)


ダンナサマは私と違って滅多に間食しないタイプです。
甘い物がさほど好きではない、というせいもあるかも。

そんなダンナサマが、夕方頃に、冷蔵庫やら台所付近をウロウロ・ゴソゴソしています。

どうやらおやつを探しているようだ。

台湾のお菓子がいくつかあるよ、と言ったのだけれど、どうもピンとこないみたい。
塩味系のものが欲しいようなので、作ってあげることにしました。

久々に、シュー生地の練習!

■■グジェール
エル・ア・ターブルのレシピを参考にしました)
■材料(うちの天板2枚分)
バター 60g
牛乳 60cc
水  60cc
塩 ひとつまみ
砂糖 小さじ0.5 
フランスパン用粉  75g
卵  2個ちょい
チーズ 40g すりおろす
黒胡椒 

■作り方
(1)鍋にバター~砂糖までの材料を入れて弱火にかけ、バターが全て溶け煮立ったら火を止める。
(2)粉(ふるわなかった)を入れて木べらで手早く混ぜ、ひとまとまりになったら、弱火に1~2分かけながら練る。鍋底に膜が張ったようになるまで。
(3)余熱で火が通りすぎるのを防ぐため、生地をべつのボウルに移し、卵を混ぜていく。
木べらですくうとぽったりと落ち、木べらから垂れた生地が逆三角形になる程度の固さ。
(4)チーズ、黒胡椒を加えて混ぜる。
(5)口金をつけない絞り出し袋に入れ、オーブンシートを敷いた天板に直径3cmほどに絞る。
(6)表面に霧を吹き、指でとんがりをならして丸く整える。
(7)200度に余熱したオーブンで15~18分焼く。途中で扉を開けないようにする。


出来上がったのはもうだいぶ晩ごはんの時間に近づいていましたが・・・。
 

グジェール

どれもぷくぷくに膨らんで、成功!

グジェール

ちゃんと空洞ができています。
久々に作った割には成功してよかった。
ダンナサマにも好評でパクパク食べていました。
ワインのつまみにもなりました。 


 
日曜日、買い物に行ったら、カゴにコレ↓を入れられてしまいました。
昔懐かしの、ココナッツサブレ。 

「他のおやついっぱいあるのに~。台湾のパイナップルケーキとか」
「ボクこれ好きなんだもん」

前日、自分でおやつを探し出せなかったせいだな、きっと。

 

ココナツサブレ

クリームチーズが少しあったので、ラム酒漬けのドライフルーツを混ぜて、ココナツサブレに挟んでみました。
(ココナツサブレは砂糖が振ってある表面を内側にした方がいいかも。湿気るとややべたつくので)
 


フルーツチーズ、以前ポメマルさんに市販品を頂いてから気に入って、たまに真似して作っています。
水切りヨーグルトで作ったときはドライフルーツをそのまま混ぜましたが、今回はラム酒漬けになっているものを使いました。
当然ながら、ほのかにラム酒風味。大人の味。むふふ。

が。
朝、1個食べたら、ダンナサマがしばしぽーっとしていました。
朝にはよくなかったかな? 

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丸ごとオレンジのコンフィ(表皮を剥くタイプ)

2013-04-09 | +ジャム・ピール(果物系保存食)

お友達から頂いた甘夏ピールが、表面のツルツルしたところを削り落としたタイプでした。
ツルツルがあるのとは全く違う食感で、何だかすごく美味しいのです(美味しい理由は皮の有無だけじゃないけど)。

これまで晩白柚などの大きな柑橘の場合は表面を剥いていました。
でも小さい柑橘に関してはそのままでした。が、真似して試してみることにしました。

ブラッドオレンジの丸ごとコンフィを作ります。

ツルツルを剥くと、最終的な味・食感に変化があるだけでなく、作業性にも違いが出るかもしれません。
皮だけのピールならば、ツルツルを剥いても剥かなくても、薄いので糖分の浸透にはさほど違いはないかもしれません。でも丸ごとだとより糖分が浸透しやすいのではないだろうか?

■■オレンジの丸ごとコンフィ
■作り方
(1)オレンジを洗い、太い針でつついて沢山穴をあける。熱湯で茹でこぼし、お湯でよく洗う。
(2)しばらく水に晒しておく。その間、新たにお湯を沸かす。
(3)はじけないように様子を見ながら15分ほど茹でる。
今回はこのときシャトルシェフを使って、しかもうっかり忘れて時間ももっと長かったような気がする。
一旦水に取る。皮部分がぶよぶよと水を含んで柔らかく煮えていたらよい。
(4)落としぶたをして水に漬け、冷蔵庫に入れる。(36時間~48時間。もしくは一晩)
(5)途中、漬けてある水を舐めてみる。ものすごく苦いようならば水を替えて晒す時間を延長する。
(6)(固さと苦味をチェックし、どうしても苦いようならもう一度数分間茹でこぼすが、今回はやらなかった気がする)
(7)表面をゼスターグレーターですりおろす。完全にではなく、適当にまだら状にしてみた。
その後、適当な大きさにスライス。今回は上下端を切り、更にそれを半分にしてみた。
(使う際にスライスする予定)
(8)水と砂糖そしてさきほどすり下ろした表皮を煮立ててシロップを作る。
 このシロップにカットしたオレンジを入れて軽く煮る。
(9)(この後数日間)シロップを鍋にあけ、砂糖(とレモン汁)を足して煮立たせ、フルーツに戻す、という作業を繰り返す。
(10)シロップがとろりとしてきたら出来上がり。
・・・なのだが、まだだいぶ薄い状態で、待っていられなくなり瓶詰めしてしまった。  


 

オレンジコンフィ

苦味抜きを終え、シロップで煮る直前に表皮をこそげてみました。 

オレンジコンフィ

すり下ろした表皮はシロップと一緒に煮ます。
オレンジ色のところに香りが含まれているような気がして勿体なかったので。
この後の工程では、このモロモロとフルーツを一緒に煮て行きます。 

オレンジコンフィ

だいぶシロップが濃くなったところで、もう出し殻になったかな?とモロモロを茶こしで漉してみました。 

で、これはその茶こしに残ったものを少し乾かしたもの。
食べてみると、台湾のパイナップルケーキの餡のような食感と甘酸っぱさ。
結構イケます!!
これを沢山作りたいくらい。 

オレンジコンフィ

本体はこんな感じに煮えています。
使うときは、この分厚いものを3枚くらいにスライスしようかと思っていますが、うまく行くだろうか。 
上下端を切り落とした樽型のままの方がよかったかな・・・・。 

オレンジコンフィ

出来ました。
上下端部分は取り分けてママレードにしようかと思っていましたが、落としぶたや詰め物として役立つことが分かりました。
チョコがけ用には規格外なので、瓶を開けてから使い道を考えよう。 

オレンジコンフィ

この気泡の感じからも、シロップがかなり薄いのが分かります・・。
使う前に煮返す作業が必要です。 

 

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木製の棚(ルンディア/イキクッカ/Vas plus)

2013-04-08 | +自宅 家具等製作・改良

先日棚板を買ってきたという記事を書きましたが、新しい棚も、導入しました。

「倉庫部屋ってどうやったら片付くでしょう」、とわらびさんにふとぼやいたところ、「スチールラックだね」と教えて頂きました。
KOHさんのブログでもスチールラックという言葉をみつけ、棚を買おう!と決意。
近所の西友で収納家具コーナーを見てみたところ、円柱形のポールと網を組み合わせて使うスチールラックがありました。
メタル・スチールラックというのかな、ルミナス工業のものです。

しかし。

見に行ったその頃はまだ冬でした。
冬に見ると、金属製の棚はとても冷たく、固くて重そう。

なんか寒そう・・・。

あと、金属は、ちょっと自分で何かする(ドリルで穴をあけてフックをつけるとか)、ということはしにくそうです。
木製だったら、ネジやら色々使ってちょっとした工夫も出来るだろうな・・・。
でも、木製の合板の棚板は、スカスカで頼りないです。
2006年に導入した棚があるのですが(この時も棚に燃えてた!)、合板製の棚板がたわんでしまっています。

うーん。
棚、棚、たな、たな。こまったな・・・。


そんな時近所のホームセンターに買い物に行きました。
普段は1階だけしか使わないのですが、ダンナサマが「2階も見る?」と言うので一緒に2階(照明、家具、棚など)へ。
(ダンナサマは照明器具が見たかった模様)

2階は数年前に一度行ったきりかも。
久しぶり。

ふと見ると、片隅に、組み立て式の木製棚のコーナーがあります。
(数年前にあったかどうかは記憶が全くありません) 

「LUNDIA」 というフィンランドのブランドで、木製の側板枠と棚板を組み合わせて作るというもの。

LUNDIA

枠の奥行きや高さ、棚板の幅など各種あるものを、適宜組み合わせて作れ、後から扉も追加出来ます。
しかも、横方向に棚を延長していくことが出来ます。

LUNDIA

ホームセンターで参考までに写真を撮ってきました。
こちらが側板枠(アップライトといいます)。
穴が開いていて、棚板の位置を変更できます。 

LUNDIA

コーナー用の棚を追加することも出来ます。 

LUNDIA

扉は後付けできます。 

LUNDIA

引き出しも、高さ10cmと20cmの2パターンから選べます。

LUNDIA

これは刳れ込みの入った変形棚板。
乗っているのは段ボール製のダミーではなくてホンモノの本でびっくり。
でもフィンランド語なので全く分からず、再度びっくり。 


これはいいかも。
私に向いているかも?

(クリスマスのレープクーヘンハウスのように)パーツを組み合わせて何かを組み立てる、というのは結構好きな作業だと最近気づいたのです。 
木製なので、ちょっとしたカスタマイズも出来るかもしれません。
(例え結局やらなくても、出来そう、という可能性があることで安心感があります) 


ルンディアは濃いめの茶色だけだったので、無着色のものはないかとホームセンターに聞いてみたところ、九州の会社で同じ規格で無着色オイル塗装のもの(ブランド名「イキクッカ」)を販売しているところを紹介してくれました。
(値段はやや高め)
ダンナサマが、無着色がいいというし、お金に糸目をつけず(!)イキクッカのものを買ってみることにしました。 

パーツカタログを検討して、大まかなプランを立てました。
そして、販売店の方に清書して頂き、また細かい部材の不足がないかもチェックして頂いて、計画完了。
一気に3本の棚導入です。 

lundia

その1。
本とCD棚。

lundia

その2。
収納棚。 

lundia

その3。
収納棚。 


 
部材が届いてみると、それだけで一部屋がいっぱいになってしまう程の分量です。
しかも、全部木製なので、それぞれのパーツが重い!!
ぺこぺこの合板製カラーボックスとは桁違いの重さです。

更に。

既存の棚にはまだ物が入っているし、床には今回届いた部材が置いてあるし、組み立てる場所を確保するのも一苦労。
(一旦寝かせた状態で組み立てるのでかなり広い場所が必要)
玉突き式に物を動かす必要があるのですが、最初の空間がありません。

まずざざっと床をかきわけて、組み立てる場所を確保します。

あとは、

→概略の構造が出来たら立ててよけておく。寝かせておくと棚ってすごく面積をとります。
→既存の棚から物を取り出し、箱などに詰めて仮置き。
→既存の棚をもとの場所からどかし、解体・廃棄。
→新しい棚を所定の場所に移動させ、棚板を追加してものを配置。
→不要なものは捨てる

という手順を繰り返して、3本の棚を順次組み立てます。

作業期間中は、大量の梱包材や段ボール、古い方の棚、そこから取り出したものなどに首まで埋まるような状態でした。
一昨年の3月11日の地震後に匹敵する混乱状態です。
永遠にこのゴッチャリのままだったらどうしよう?とくじけそうになりつつも、なんとかひとりで作業をやり終えました。
(ダンナサマに手伝ってもらうと、むしろ意見が分かれたりして手間取るし)

 

lundia

今回、画期的にコンパクトになったのはCD。
最初はこんな風に、奥行きの浅い棚1本分に、ずらっと並べてありました。 

lundia

それが、こちらに。
引き出し3つに、棚1本分のCDが収まったのです。

(在庫CDの長さを計って確かめた)
lundia

引き出しを開けると、2列にCDが並んでいます。

lundia

横からみるとこんな感じ。
引き出しの一番奥まで軽々と全開します。
最近の引き出しレールってすごく丈夫で便利なのですね。
(古いCD棚は処分して、片付きました) 

lundia

レールつき棚板というのも買ってみました。
ちょっとものを置いて作業したりするのに便利です。

lundia

既存のプラスチック収納ボックスの(枠は捨てて)箱部分のみ新しい棚に置き換えました。
丁度横に3個並びました。
高さもぴったりでしょう?

lundia

というのも、自分で穴をあけたから。
一番上はもともとある穴で、指で示しているのは失敗穴。
ドリル直径は、4.5mmでもなく4.7mmでもなく4.8mmでした。
(ええ、3本買いましたよ・・・)


■ルンディア/イキクッカの棚の感想
・各部材が、日本の一般家庭でよく見る家具よりも、一回りくらい太かったり厚かったりする気がする。
 家庭用というより、業務用という印象かも。
 (インテリアとしては、おしゃれで軽快、という見た目ではない)
・しかしとても堅牢。棚板がしなって変形したりとかはなさそうで頼もしい。
(でも家庭にあるものは、実はさほど重くないものの方が多いような気もする・・・)
・パイン材のせいか、仕上げのオイルのせいか、なんだか家が製材所のようないい匂い。
・結論としては、品質に満足しているし、買ってよかったと思う。

・それぞれの部材がちょっと家庭にはないような重さなので、組み立て作業は、五十肩など故障のある人は一人でやらない方がいいかも。

・販売店は、色々な点でさすが日本の会社、というきめ細かさと親切さでした。
 メールでも色々教えて頂けるし、クロスブレース(バッテンの金具)の下穴はあけてあるし、部材の前後のシールもはってあるし、初心者にはとても助かりました。
・イケアに比べるとかなり、そしてホームセンターのものよりちょっと割高だし、送料もかけてしまったけれど、これら全てを自分で(遠くまで)買い出しにいって家まで運び込んで、ということを考えると、(棚3つも作れずに)途中でくじけてしまった可能性も高い。
こうやって部材が届いてしまえば、組み立てせざるを得ないので頑張れた。
実力に応じた出費、ということで、仕方なかったと思う。

・レールや蝶番などの金物を自分で買って、自分で板を加工して引き出しや扉をつけたいものだけれど・・・。
父のところに木工の機材が沢山あるので、今度行ったら加工を頼んでみようかな・・・。 
・扉をつけるとしたら、IKEAに売っている扉が使えないものだろうか。
 


■棚計画今後の課題
・どこに何を置いたら使い易いか、引き続き検討すること。
・それぞれのものの使用頻度をよく考えること。
・これ以上棚をおく場所はないので、何かがあふれるようなら何かを捨てること。
・棚におさまったものについても安心せず、それぞれ再度吟味して不要なものは捨てること。
・プラスチックケースの中味を一度きちんと整理し、ラベルをつけること。




■参考情報
(1)ジョイフル本田のルンディア解説ページ
店頭に部材のカタログ兼注文票、組み立てガイドなどがあります。

(2)ルンディアとほぼ同じ規格で日本のブランド 「イキクッカ」(会社名ウッズランド) 
今回はこちらにお世話になりました。
ライセンス生産というのかな、基本的に日本製で、木材も数年前から国産材を使用しているそうです。
無着色、オイル仕上げ。さすが日本製という仕上げの綺麗さです。
通販もやっています。
実例集が参考になります。

(3)似たような組み立て式の、イケアの木製棚 IVAR シリーズ
後からお友達に教えて頂きました。こちらの方がずっと安いです。 
無着色・無塗装。

(4)イケアの家具・パーツを使ったDIY
お友達に教えてもらったサイトです。私も頑張ろう。 

(5)Vas plus ヴァスプラス
ルンディアと全く同じフィンランド製の商品を、山分物産というところが輸入し、このブランド名で販売しているようです。
色はジョイフル本田とは違う、無着色のナチュラルカラーのようです。表面塗装の種別は不明。
ホームページ上に価格情報がありますが、通販はなし。
基本的なアイテムのみで、引き出しや、引き出し棚板、扉、コーナー用の棚板などのパーツはないようです。
全国に販売代理店が
あるようです。 

(6)無印良品のパイン材ユニットシェルフ以前のモデルがルンディアとよく似ています。
旧バージョン(~2009年):無塗装。表面が粗い感じだったらしい。枠に等間隔で穴があり、ルンディアと似ている。
購入した方のレポートはこちら
新バージョン(2009年以降):表面滑らかだそう。側面の枠がルンディアと異なる。
側面枠はハシゴのようになっており、棚板の間隔は自由には調整できない。
棚板の奥行きは26cmと39.5cm。
旧バージョンとは、パーツ互換性がないようです(買ったひとはショックだったことでしょう)。
新旧とりまぜての使用例はこちら。 


(7)壁面収納にも色々あるようです。自分で組み立てなのか、施工も注文するのかはよく調べていません。(多分頼むものだと思う)
・ヒガシ の LB1000
4色の合板による多様なシステムパーツを組み合わせて、様々な壁面収納を作ることが出来るようです。 

・カリモク ピオグランデ

・Panasonic  キュビオス

・ドイツのブランド ip20

・スエーデンのブランド FOGA system 

・すえ木工

(8)各種本棚まとめサイト 

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アミガサタケ今期初採集(2013.4.4)

2013-04-04 | +きのこ

昨日の暴風雨で桜もかなり散りました。

ダンナサマとお花見に行こうかと言っていたけれど、間に合いませんでした。
各々、車の中から堪能したし、まあいいか。

桜も散ったことだし、例のアレが気になる頃です。


今朝、いつものスポットをちょっとチェック。
ここ数日かなり寒かったし、まだかもしれないけど。

と思っていたら・・ 

morille

あら!
出てるじゃん!! 

morille

こっちにも!!
どれもカサの中がすっかり泥だらけです。
ということは、暴風雨の最中にムクムクと育っていたということかな。 

 
このあと、20分くらい歩いてみましたが、今のところ出ているのはここだけでした。


ダンナサマへ:今週末、きのこ狩り散歩、如何ですか~。 
雨模様みたいですが、そんな日は花粉も少ないし、丁度いいですよ。 

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台湾2013~ベジタリアンレストラン

2013-04-03 | +海外

台南で、イタリア料理風のベジタリアンレストランに連れて行って頂きました。
舒果 sufood」というお店です。

中華料理には仏教の影響でベジタリアンの部門がしっかりあります。「素食」といいます。
街中にも沢山素食のレストランがありますが、当然ながら中華風です。
西洋料理の素食は珍しいように思います。


どれもとても美味しく、ボリュームもたっぷりでした。
メニューとその写真はお店のホームページでも見られますが、一応自分で撮った写真をアップしてみます。
(今回の旅行はカメラを持って行き忘れて全て携帯で撮影。痛恨。)
 

sufood 前菜。
左:梅風味のプチトマトゼリー(コンニャクゼリー)。 
中:細い野菜(水蓮菜)を束ねたもの。
右:長芋のブルーベリーソースかけ。

奥にある小さなグラスは、グリッシーニ用のディップ。
さっぱりしたマヨネーズみたいな味。
sufood サラダ。
いくつか選べるようになっていて、私はフルーツサラダを頼みました。
グアバ、スイカ、メロン、パイナップルの角切りです。
ヨーグルトベリーソースもついていましたが、とくにかけずそのまま頂きました。
 
sufood こちらはダンナサマの頼んだきのこサラダ。
sufood スープ。
私はゴボウとレンコン、大根、そしてカシューナッツのスープ。
圧力鍋で煮込んでいるようで、ゴボウはとても柔らか。カシューナッツも口の中で溶けるほどでした。
一体何のダシを使っているのか分かりませんがものすごく美味しいです。 
sufood こちらはダンナサマの頼んだスープ。里芋、白菜などが入っていました。ダシの味はまた違っていました。
sufood スープの次に、パスタ、という位置づけなのかな。
松の実入り玄米ごはん。
sufood メインはパスタとピザ数種類から選べるようになっていました。
私は包み焼きのピッツァ、カルツォーネを頼んでみました。
熱々で、チーズがとろりとして美味しかったです。
(一部持って帰って翌朝の朝食にしました) 
sufood これはダンナサマのメイン。
麺はスパゲティで、ピリ辛味です。
お友達のパスタは、手打ち平麺で竹炭を練り込んであってイカスミ風にしてありました。 
sufood こちらはお友達のメイン。カレー風味のグラタンです。
 
sufood

デザートとハーブティ。
右は、白いパンナコッタの上に黒ごまソースがかかっています。
地味な見た目よりずっと美味しかったです。

sufood こちらはダンナサマのデザート。
アップルタルトと、ハイビスカスドリンクだったかな。

 
こうやって見返してみるとさほど多くは見えませんが、何しろボリュームたっぷりでした。
スープが、具沢山で量もたっぷりしていたのかなあ。
でも美味しいのでつい全部食べてしまって、お腹がぱんぱんになってしまいました。 


中華料理だと、割と味が濃くて油っぽいのか、もしくは化学調味料を使っているのか、翌朝に顔がむくむことが多いです。
こちらの料理は、動けないくらいいっぱい食べたけれど、翌朝のむくみはそれほどでもありませんでした。
丁寧につくられたベジタリアンフードだったからかな。

また行ってみたい、美味しいレストランでした。
(量が多いのがちょっと問題) 

コメント (4)
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オレンジママレード

2013-04-02 | +ジャム・ピール(果物系保存食)

ブラッドオレンジジュースを例のジューサーで絞ると、カップ状の皮が沢山出ます。
一部はピール(皮の甘露煮)にしたので、今度はママレードも作りましょう。


■■オレンジとタンカンのママレード
■今回の作り方
(1)オレンジの皮は茹でこぼして刻む。
(2)砂糖をまぶして煮る。
(3)タンカンは皮を剥いて(皮は使わない)、中味を袋ごとざく切りにする。
  これを柔らかくなるまで煮る。(土鍋に入れて電子レンジで煮ています)
(4)柔らかくなった果肉部分と皮をあわせ、煮立たせて味を木々調整し、瓶詰め。
 

オレンジママレード

濃いシロップで煮たピールは、皮が綺麗な半透明になりましたが、今回は結構多めの砂糖をまぶしたつもりでしたが、皮には透明感は出てきませんでした。

オレンジママレード

なんかいっぱいできてしまった・・。

オレンジママレード

オレンジの皮の内側は、白っぽい感じのままです。

2013/03/15作
ブラッドオレンジ皮 タンカン果肉 ゆず果肉 ピールシロップ 果糖 

 

コメント (2)
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台湾2013~宜蘭の宿

2013-04-01 | +海外

今年(2013年)3月中旬に台湾に行った際、お友達4人と一緒に、宜蘭に連れて行って頂きました。
宜蘭は台北市街から高速道路で東に30分ほど行った、台湾北部(北東岸)のまち。
海と急峻な山地が近い風光明媚な場所で、温泉もあり、人気のある観光地のようです。

食べ物の名物は、葱(甘みがあって柔らかいとか)と金柑。 あと海が近いのでシーフードかな。
散策中に、空芯菜、マコモの畑も見かけました。
 

大漁日和

泊まったのはこちら。
「大漁日和」というホテル兼お料理屋さんの貸し切りタイプ別館で、大漁部屋という名前がついています。 

大漁日和

建物の1階部分が宿泊施設で、ダイニングエリアと小さなキッチンがついています。

大漁日和

冷蔵庫、ガスコンロ、コーヒーメーカーなども。
朝食は、このキッチンを使って宿の方が作ってくれます。
素泊まりも出来るので、数家族で泊まって自炊してもよさそうです。 

大漁日和

部屋は3部屋。
ツインルームその1。 

大漁日和

こちらはダブルルーム。 

大漁日和

こちらはツインルームその2。
ここに泊まらせて頂きました。
左側に見える扉の奥が、お風呂とトイレです。 

大漁日和

ベッドからTVが見られるようになっています。

大漁日和

お風呂はかなり大きめで深さもあります。
石と木で作ってあり、たっぷりお湯をはると、素材の点でも湯量の点でも豪華です。
温泉地なので、ここのお湯も温泉水です。

夜に公衆浴場に行ったけれど、翌朝もお湯をためて入りました。
窓が近くについていて風が入ってくるので気持ちよかったです。 

大漁日和

トイレはこちら。
あら、誰ですか、フタを開けっ放しなのは。 

 
チェックインしたあとは、温泉に入りに行きました。
温泉地なので温泉施設が何ヶ所もあるようですが、そのうちのひとつの、日本式の共同浴場に。
(台湾は他人とお風呂に入る習慣が基本的にはないので、個室(家族風呂)タイプの入浴施設もあります)

お湯は、チクチクとしみるような、効きそうなお風呂でした。

そのあとは、タクシーで数分移動し、大漁日和(本館)にて夕食。
 

大漁日和

このレストラン(と宿)は若い夫妻が経営していて、日本スタイルを売りにしているところです。店主のお父さんは漁師さんだったとかで、魚介の鮮度が自慢だそうです。

テーブルには囲炉裏が作ってあってびっくり!
ほっこらしてしまいました。 
(ちなみに室内は冷房がかかっています。もう初夏の陽気) 

大漁日和

お酒は、日本酒のみで、ビールはおいていないようです。
今回はこの2つを頂きました。
右のお酒は山形の株式会社渡會本店(わたらいほんてん)の出羽ノ雪というもの。
すごく美味しいお酒でした。

お食事は、あまりに美味しくて写真を撮るのを忘れましたが、つやつやの白いごはんとお刺身や焼き魚など新鮮な魚貝たっぷりで、日本の上等な小料理屋さんにいるような雰囲気でした。
(お店HPにちらっと写真が) 
出発前の数週間、台湾に行ったら美味しいものが食べられるからと冷蔵庫と冷凍庫にあるもの(主に野菜)を地道に消費していたため、美味しさもひとしおです。 

大漁日和

デザートではっと我に返って写真を撮りました。
宜蘭名物の金柑シャーベットと、金柑の甘露煮です。
シャーベットが絶妙な甘酸っぱさで美味しかったです。
金柑甘露煮は、わりと固めに(乾いた感じに)煮上がっています。
甘さはほどほどで食べやすいです。
ふっくらしつつ、汁気が滴らないゼリーのように固めるには何を使うのだろう?水飴?トレハロース? 

大漁日和

翌朝の朝食。
サバの塩焼き、名物葱を使った卵焼き、胡瓜の甘酢、豆腐よう、塩ピーナツ(これも名物ぽい)、あと黒いお皿は金時草の炒め物です。
サバは、日本で見かけるサバよりも、シャープな(細長い)姿かたちでした。 

大漁日和

レストランから帰りは歩いて、途中でフルーツを買いました。
これはお友達が買った蜜棗というもの。
シャリシャリして酸味はあまりないです。
りんごの食感で梨の味。
もしくは梨をきめこまかくして水分を少し減らしたような感じ。 

大漁日和

極小のプラム。
珍しいので数個買ってみましたが、んー、やや甘み少なめかな。
日本の大石早生プラムに似た感じでした。
時間に余裕が有ればジャムにしてみたかったです。 





■参考情報

大漁日和 ホームページ 

2013年3月台湾旅行関連記事 

コメント (2)
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