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【漫画】いなり、こんこん、恋いろは。1

2011-06-19 | 漫画
いなり、こんこん、恋いろは。 (1) (角川コミックス・エース 326-1) いなり、こんこん、恋いろは。 (1) (角川コミックス・エース 326-1)
価格:¥ 588(税込)
発売日:2011-04-04

 おもすれー( ^ω^)

 本屋で表紙を見かけたときから気になってはいたんですが、最近の漫画の表紙詐欺率の高さが異常なので二の足を踏んでいたところ、2巻の発売を機に我慢しきれなくなって購入。そしたら大当たりでした。これならもっと早く買っておくのだったわ。
 なんかこう、表紙やあらすじから膨らませていたイメージより、実際はだいぶコメディ寄りな作品だなと。そもそも主人公のいなりは、「内気」というよりも「天然」といったほうがしっくりくる性格ですし(というか、いなりが腰が引けてるのは好きな相手に対してだけじゃね……? こういうのは内気って言わなくね……?)、報われない恋心を募らせる、的な物語になるのではと想像していたところ、良い意味で裏切られた感じで。
 それにしてもいなり可愛い。この手の天然系って、さじ加減を間違えると見ていてイライラするんですけど(『花咲くいろは』の緒花とか)、いなりは普通に可愛らしいなあ。やっぱ基本やりすぎないことって大切だと思う。あとは、舞台が京都ということもあり、ゆっるーい京都弁ぽい台詞回しが、読む側の印象もゆっるーくしているという好循環ですね。橋本に変身しているときのエロ本見せられた反応とか、「ごごごめんなしあ」はタマらんかった。
 あとうか様可愛い。なにこの初心可愛い神様……。やだ……好きになっちゃう……。行き遅れで二次キャラに傾倒しているという設定がツボなのに加え、そのへんの設定に繋がる問題が意外と根深かったりするあたりが最高。あと胸が大きいのも最高。何気に、いなりの厨二病兄貴とフラグが立っているように見えるのは気のせいでしょうか。僕もあれくらい豪快におっぱい鷲掴みにしてえよ!

 つーわけで、全体通して登場するキャラが基本善人だったり、問題が深刻になりすぎなかったりするのが非常に好みでした。このままのバランスを2巻でも維持してくれることを期待しますということで一つ。