イチローの引退

春分の日、仕事から帰って、東京ドームでやってるMLB開幕戦の第2戦を見ていたら、イチローが試合後、何か会見するとのアナウンス。

昨日の第1戦も、その雰囲気があり、第2戦、試合経過とともに、MLB公式サイトで引退のニュースが流れて。



試合は4打席無安打、7回の打席は絶好の場面だったけど、ショートゴロ。
でも、討ち取られたイチローは、いつもの淡々と堂々としたイチロー。
内心は悔しい気持ちがあるのだろうけど、プロとして堂々としている。

試合後、会見は1時間30分近い、日が変わって1時を超えたんじゃないかな。丁寧な会見。
イチローらしさ満載のクスクス笑ってしまう、それでいて、素晴らしい言葉の数々。
イチローって、なんか孤高すぎて、近寄りがたい気がしていたけど、こんなに親しみやすく面白かったんだね。

松井とのトーク番組も、そんな感じだったけど、昨日は、やはり尊敬してしまいました。



人より頑張ることなんてできない。あくまでも秤は自分の中にある。自分の限界をちょっと越えることを繰り返すことで、いつの日か凄くなった自分に気付く。だから少しずつの積み重ねでしか、自分を越えていけないと、思うんですよね。一気に高みに行こうとすると、今の自分の状態とギャップがありすぎて、それは続けられないと僕は考えているので。地道に進むしかない。進むというか、後退もしながら、自分がやると決めたことを信じてやっていく。でもそれは正解とは限らない。間違ったことを続けてしまっていることもあるんですけど、でもそうやって遠回りすることでしか、本当の自分に出会えない。



素敵な言葉を有難うございます。
今日からの自分の生き方に、活かしていきます。

同い年なのに、日本人の先頭を走る大選手へ。
お疲れさまでした。