先週娘とぶっ飛んでいて、一緒にぶっ飛んだのがヨットのラダー(方向舵)
今日はゴールデンウィークの土曜日、天気も良いし・・・ というわけで修理の一日でした。
「しかしな~」 連休のためか道路は込んでいるし、いつもより30分オーバーでクラブハウスまで到着。
娘はセーリング感覚を磨く訓練とかでクラブのY-15(他に午後には爆風可能性が高い)を使用するらしく、
トレーナーコーチと一緒にさっさと出艇、僕はといえば工具やら工作機械やらを車から降ろして作業開始。
「あ~あ」と半分羨ましい思いで見送りますが、修理しなけりゃいつまでたっても乗れないし・・・・
暇な?ヨット置き場管理の管理人さんと一緒に「あ~だ こ~だ」と思案しますが、正直なところ出来るだけハル(船体)の
カットは避けたい。
最初に検討したのはITハンガーいうやつでバカ穴に差し込むと向こうでT字型に展開してボルトが立つというやつ。
近くの金物屋さんへいきますが珍しい構造の為かドコにもない。
どうしよ~か・・・・・
戻ってきてしばらく艇を 見ていたけれど、「やっぱ穴開けるべ!」と思い切り、 スターンの強度的に問題ない部分を調べて
ジグソーで110mmの穴をポッカリ。 ふぉ!ふぉ!ふぉ!ふぉ! とバルタン星人の笑い声なんか思い浮かべたりなんかして ははは
ライトで艇の内部を照らすと、あらら・・・・ 本来FRPでカバーされ固定されているはずの裏当て金具が落ちてしまっていた。
前のオーナーネジ緩んだのを気づかずに使っていた可能性がある・・・
この金具が落ちた状態じゃ~いくら ITハンガー使っても無駄で、今度は取り付け穴周辺の応力が分散出来ず、取り付け穴自体がデカク壊れるところだった。
落ちた裏当て金具を取り出してみるとネジの差し込みタップ部分が多少バカになってた。
これじゃ~下手に力が加われば抜けるわな。 と思う物の、壊れ方がガン!という衝撃と一緒だったことから、半分沈んだ状態で海面を漂流してたりなんかする流木に気づかず、
速力が出た状態で当たったりなんかしたのだろうか?
しかし、宝くじには一度も当たらないのにこういったトラブルだけには良く当たるな~(笑)。
まあ、原因が分かれば後は簡単なもので、裏当て金具を元の位置に戻し、長めのステンネジを使って一応締め、それだけじゃ又頼りないので、内側からきっちりナットで締めるという
二重留め。
後はポッカリと空いた穴に船舶用メンテナンスハッチを取り付けて完了です。
無駄話、世間話しながらのノンビリ作業と言うこともありますが、終わったのは昼過ぎ。
丁度娘も戻ってきましたが、あれだけ穏やかだった海は風速13mオーバー、ブローで17mになっていました。
相変わらず恐ろしい条件下で乗るな~。
帰りは例のごとく渋滞3時間半、連休のこれさえなければいんだけれどな~