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プリンストンに暮らす

ドイツ&アメリカでの駐妻生活を終えて帰国しました!!

今年初の訪問

2008年01月09日 | セラピードッグ
今日は、今年初のセラピードッグ訪問でした。

リーディングプログラムでは、やはり初めて参加する子や読みに自信のない子は、
なかなか読み始めようとせず、うつむいていたり、読んでも小さな声だったりしますが、
そんな時、どんな風に声をかけてあげたらいいか、あまりせかしてもいけないし、
私としてはとても悩む瞬間です。

しかし、そんな時、寝転んでいたはずのマックスが動きます。得意のほふく前進で
突き進み、その子のひざに顔を乗せて、尻尾を思いっきり振って応援します。

もちろん、子供の緊張は一気にほぐれ笑顔になって、元気に本を読んでくれました。

私はマックスに何も指示をしませんが、おそらく子供達が不安に思う気持ちを自然に
感じているのかもしれません。これは、本当に犬の持つ素晴らしい力だと思います。

マックスは、たいてい本を読んでもらっている間は、寝ているように見受けられ、
本を読み終わった子に私や先生が褒めたりしていても、無関心にしていることが
多いですが、不思議なことに、つかえたり、間違いながらも、一生懸命に読んで
くれた子供には、読み終わると、尻尾を振ってその子に近づいていきます。

そのしぐさは、まるで、私達人間が拍手するように賞賛しているかのように思われます。
それは、子供にとって、私や先生のどんな褒め言葉よりも嬉しいことのようです。

あらためて、セラピードッグが傷ついた子供達へもたらすもの大きさと奥深さを感じ、
犬の持つ不思議な力を生かす方法を見抜いたセラピードッグの先駆者達に感謝し、
今年もマックスと頑張っていきたいと思いました。


 暖かい一日でした。息子のスクールバスを待つマックスです。

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今年最後の訪問

2007年12月19日 | セラピードッグ
クリスマスが近づき、とても慌しい毎日でしたが、クリスマスカードも無事に送り、
ギフトの手配も終わり、少しほっとしております。

そんな今日は、今年最後となる児童福祉施設の訪問でした。



マックスも、赤いTシャツにクリスマスのバンダナをつけ、私も赤のセーターに、
クリスマスツリーのピアスをつけて明るく望みましたが、顔や腕に無数の傷とタバコ
による火傷のある男の子の姿には、胸が痛くなりました。

今日は、虐待から自閉症(Autism)になってしまったという子供達でしたが、
尻尾をふって手をかけたり、ヒザにアゴをのせたり、寄りかかったりと妙に馴れ馴れしい
マックスを受け入れてくれたせいか、マックスと私にはごく普通に、おばあさんの
飼っていた犬の話をしてくれたり、マックスのことをいろいろ質問したりと、とても
自閉症児とは思えない、ごくごく普通の子供達でした。

マックスと遊ぶと、ついつい笑顔がこぼれてしまう子供達は、とても自然にマックスに
心を開いてくれたのかもしれません。

先生方は、今後この子供達と、興味のあるマックスや犬の話題を中心に接しながら
治療をすすめていくようです。本当に、ごくごく普通の純粋で優しい子供ばかりなので
つらいことや傷ついたことがあったと思いますが、早く元気になってほしいと思います。

マックスは、大勢の子供達に囲まれて、本当に喜んでいるので、このようなきっかけに
なれるなら、できる限り足を運びたいと思います。


                        
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セラピードッグの新天地

2007年12月17日 | セラピードッグ
イラクでの戦争が長引く中、過酷な任務や負傷、長期派遣による家族との関係破綻などにより
米兵の自殺率が過去最高となるなど、兵士の精神的ストレスが問題となっていましたが、
この度、2匹のセラピードッグがイラクへ赴任することになりました。(Ref: USA TODAY)

これまで、軍用犬として働く犬達は派遣されていましたが、兵士を癒すための犬の派遣は
これが初めて。おそらく、世界初なのではないでしょうか。

派遣される犬は、NYの America's Vet Dogs という目が不自由になった退役軍人の方
のために盲導犬を育成する協会で訓練を受けた黒ラブのBoe&Badgeです。



2匹は、米兵二人のハンドラーと共に、今月末テキサスからまずクウェートへ軍用機で
飛びますが、特別にクレートに入らず、ハンドラーと機内で過ごすことができるそうです。

また、長期派遣を待つ家族の深刻なストレスを癒すため、サンディエゴなどの基地内で
活躍するセラピードッグの数も増えているそうです。

この春、サンディエゴ旅行で出会った訓練中のセラピードッグも、今頃活躍しているかもしれません。

セラピードッグの新たな活躍は嬉しいですが、何よりもこのような戦争が早く終わってほしいと思います。

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セラピードッグ更新手続

2007年12月07日 | セラピードッグ
早いものでもう12月、セラピードッグ協会の更新手続きの時期になりました。



更新には、年会費30ドルのほか、健康診断書、訪問レポートを提出しなければなりません。

今日は、獣医の先生の所へマックスと行き、健康診断を受けました。
友達の犬がガンで亡くなったばかりなので、体にしこりがないか、しつこくお願いして
念入りに調べてもらいましたが、すべて異常なし!! 

自分でもマックスの体を触診していますが、やはり先生に見てもらえると安心です。

予防注射(狂犬病、ジステンパー、へパティス、パルボ)の記録、フィラリアになっていない
ノミやダニがいないこと……などを指定フォームに記入してもらいました。

マックスの先生は、セラピードッグの活動をとてもよく理解し、いつも励ましてくれますが、
通常ならばそれなりの費用がかかる健康診断を毎年無料でしてくれます。有難いことです。


     今日も雪がふりました!!

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情けは人の為ならず

2007年11月29日 | セラピードッグ
サンクスギビングのため先週は、セラピードッグ活動をお休みしていましたが、
今週からは、カゼも治り、元気に子供たちのいる施設へ行ってきました。

今日の子供達の7~9才の男の子ばかり10名。

新しい子供達に、マックスは尻尾をフリフリして、匍匐全身で顔を近づける得意の挨拶
を強引ながら済ませると、笑顔になり、一気に打ち解けることができました。

しかし、私が「これからマックスに本を読んであげて下さい」と言うと、またまた緊張が……。
「ボク読めませ~ん!!」「本?本なんて読んだことないよ」と言い出す子も……。

それでも、マックスを知ってる子の何人かが積極的に本を読んでくれると、彼らのように
読めなくても、先生について一語ずつリピートするだけでも、マックスが喜んでくれる
ことが分かり、私が持参した本や、書棚から一冊を選んで抵抗なく参加してくれました。

リーディング・タイムが終わると、マックスは、子供達に寄りかかったり、ヒザに
アゴを乗せながら、気持ち良さそうにブラッシングしてもらっていました。

しかし、そんなマックスの姿を見て、とても穏やかな気持ちになっている自分がいました。
セラピードッグ訪問は、ここにいる子供達のためだけでなく、自分のためでもあることを実感。

しかし、それは単なる自己満足なのでは? そんなボランティアでいいの?? と日本人の
私的には考えてしまいますが、セラピードッグ協会の先生から、その自己満足が大切で
自己満足がなかったらボランティアは続かないと言われたことを思い出しました。

情けは人の為ならず
He who gives to the poor, lends to the Lord.
Sympathy is not merely for others' sake.


という昔からの諺の様に、いずれ(!!)は巡って返ってくるとか、情け(Sympathy, Mercy)
という感覚でボランティアをとらえていたら、それは一時的なものに終わってしまうとのこと。

前向きに自分も毎回楽しみながらやることがいいのかもしれません。何でもそうかな?
とってもアメリカらしい考え方のような気がします。


        マックスの好きな場所へ  

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いつも応援して頂きありがとうございます!! 

ペットロス

2007年11月13日 | セラピードッグ
先日セラピードッグ協会から、ペットロスでお悩みの方の訪問を依頼されました。
愛犬を亡くした経験をしている私としては、マックスの訪問が少しでも助けになるなら
と思ったのですが、病院訪問も増え、一人息子の学校でのボランティアもあり、
多少忙しかったため、申し訳ないと思いつつお断りしたのですが、すごく気になります……。

一年がたち、ようやく愛犬ジェイクの骨をお庭に埋めることにした隣のご主人や
愛犬ケリーを亡くし悲しみにくれる母のように、ペットロスは大きな問題で
マックスにもしものことがあった時、どうしたらいいのか考えてしまいます。

ドイツ在住時に、愛犬が亡くなり、遺体を日本へ運び火葬し、その骨をドイツへ持ち帰られ、
日本に戻るまで保管されていた駐在員の方がいらっしゃいました。
ドイツでは、人間同様ペットも土葬するのが一般的ですが、駐在している日本人には、大切な
家族である愛犬を異国の地に埋葬する永遠の別れは考えられないことで、この特別な事情を
領事館の方が航空会社に説明し、特別に遺体を運んでもらったようでした。

やはり私も、どんなことがあってもマックスの骨を日本に持ち帰りたいと思うので、
アメリカのペット葬儀事情について少し調べてみると……

ジェイクがそうしたように、アメリカでは火葬(Cremation)が可能で、イエローページにも
Pet Crematoriesの欄にいくつか掲載されていました。

プリンストン郊外には、馬も火葬できるセレモニーホールと、土葬もできる広大な
ペット墓地があることも分かりました。その会社は、ペットホテルの経営もしてるとか??

アメリカでは、お庭に埋葬することが一般的なことから、名前を彫った墓石や、
お部屋で保存することもできる美しいオルゴールのような木箱や、花瓶のような
大理石や銀でできた骨壷(Urn)などの商品もかなり充実しています。



あまり考えたこともなく、考えたくないことですが、ペットの葬儀スタイルが多様化
している日本でも、もしもの時にどんなことをしてあげられるか知っておくことも
必要なのかもしれません。

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マックスの訪問

2007年10月24日 | セラピードッグ
今週も、ハロウイーンのバンダナつけて子供達の病院へ行ってきました。



マックスは、何度か会っている子供達と挨拶をすませると、その向こうに怪訝そうに
座っている初めて会う子供達に、ほふく前進で近づいたかと思うと、ひざに前足をかけて、
尻尾をグルグル振って見つめるマックス式の挨拶をしていました。

こうされたら誰でも嫌な気はしないもので、「犬はイヤだ」と言っていた子も笑顔になりました。
「マックスは、Nice meet youと言っているよ」と言うと、すぐにマックスの前足をとって
握手してくれ、一気に打ち解けることができたのでした。

それにしても、誰が初めてなのか、マックスは分かってないようで分かっているのかもしれません。

そして、みんなはそれぞれ順番にマックスに本を読んでくれました。

今日のヒーローは、初参加のジョシュアです。
決して上手とは言えませんが、はっきりと大きな声で元気いっぱいに読んでくれたので、
寝転がっていたマックスも顔を上げ尻尾を振り回し、最後は、彼が持っている本を鼻でつつき、
絵を見せてほしいとせがむのでした。(私がそう解釈して説明しただけですが……)
ジョシュアは、とても嬉しそうで、先生も私も誉めると誇らしげな顔をしていました。

そのおかげで、ほかの子供達も、いつもより大きな声で読んでくれました。

子供達が何より楽しみにしてくれているのは、リーディング・プログラムのごほうびの
ステッカーもさることながら、後半のブラッシングタイムです。
10人以上の子供に囲まれて、あちこちいじられるマックスは、いやがるどころか
嬉しそうで、毎回お腹まで見せちゃいます……。

その間、子供達はマックスのことを質問してきたり、自分のことを話してくれます。
普段はとてもおとなしかったり、Autism(自閉症)の子も、マックスのこと聞きたさに
話しかけてくれることもあり、私はこの時間をとても大切にしています。

今日も、思わぬ子がそばにやって来て、黙っているので、いつもの通り私が一方的に
しゃべりかけていたら、ふいにマックスのブリードは何か? 彼の読んだ本に出てきた
ゴールデン・レトリーバーとの関係を聞いてきたのです。自分からしゃべってる~!!
先生もそれを見逃さず、喜んでくれました。私も嬉しかった!!

 松坂&岡島選手がんばれ!!

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 プリンストンですが、NYブログに参加しています!!


Lovely クリフォード

2007年10月11日 | セラピードッグ
今日のリーディング・プログラムは、5歳から14歳までの子供が一同に集まりました。

年上の子達が、年下の子が本を読むのを手伝ってあげていました。
おとなしい子でも、頼りにされるとしっかり対応してくれます。
こういう関係は、どちらの子にとっても良い経験なのかと思います。

また、今日は、まだ幼い子供が多いことから、彼らは気を利かせて、子供達に
聞かせるべくクリフォードの絵本を読んでくれました。



簡単な絵本であることと、幼い子供達の前ということで、いつもより自信と余裕を持って
読みすすめることができたようでした。

マックスに似ている(?)クリフォードのシリーズの絵本を持参する子も多いですが、
実際なかなか読み進めることができず、大抵半分で終わってしまうので、今日は
子供達も楽しいクリフォードの本をひと通り読んでもらえて嬉しそうでした。

クリフォードって、やっぱりラブラドール犬がモデルなんだと思います。かわいい!!
息子のためと言いつつ、私全巻そろえているほどです……。

10月に入り、マックスは、ハロウィーンの首輪&バンダナをしていきました。


   どんぐりを食べあさるマックス           少しずつ紅葉が始まりました

Oh! My Dog

2007年09月24日 | セラピードッグ
今日は、がんセンターの訪問でした。

まずは、待合室で順番を待つ患者さんや付き添いの家族の方とお話します。
マックスを見て喜んで下さる方は、犬好きで、犬を飼っている、または飼っていた
という方なので、マックスの紹介をすると、すぐにご自分の犬のことを話してくれます。
ご年配の方は、話がつきず、私は専ら聞き手に回ることができるのが有難いところ。

そして、ナースやスタッフの方々と挨拶しながら治療室へ移動します。
全面ガラス張りで美しいお庭を眺めながら、お薬の点滴などを受ける治療室は、
何度行っても感心してしまいますが、おかげで、庭の木や花、お天気などの話から
自然に入っていくことができます。

今日は、「マックスはいつもきれい」「いいにおい」との声を多く頂きました。
このことに関しては、最も気を使っているので、嬉しい限りです。

犬を嫌がる方は特に、犬はくさいというイメージを持っている方も多く、やはり病院なので、
訪問の際には、毛はもちろん、耳、歯などをきれいにし、ニオイ対策は大切です。

アウトレットで5ドルで購入した Oh! My Dog の犬用香水をつけていることを話したら、
今日は皆さんマックスのにおいをかぎまくって笑っていました。


私も使っています!! 軽くて爽やかな香りです。
そのかわり、香りは長持ちしないようです。



活動再開

2007年09月20日 | セラピードッグ
夏休みを頂いていたマックスも、先週からセラピードッグ活動再開です。
今日は、引き続き児童福祉施設の学校へ行ってきました。

9月の新学期から新しい子供達が入り、今日のクラスの子供達のほとんどが初めてだったので
まずは、マックスと私の自己紹介から始まり、子供達の質問に答える時間を持ちました。

子供の英語の理解が難しいだけでなく、答えに困る質問もあるので、苦手なのですが
初めはどうしてもマックスを怖がる子が多いので、理解してもらうためにも大切な時間です。

続いて、先生の授業の一環として行われるリーディング・プログラムを行いました。
好きな本をマックスに(!!)読んであげるというスタイルで、勉強をとりながら、
すでに10歳ですが、学校の授業についていけずに落ちこぼれてしまった子ばかりなので
字を読める子はほとんどいません。セプテンバーとかフライデーとか、そんなことから
教えなければいけない状態なのでムリもありません。

それでも、マックスの横に座ってさわることができるので、みんな頑張ってくれました。
絵本を自分が読めたことに驚き、喜んでいる子もいて、これは嬉しい瞬間でした。

今日は、新学期なので、読み終えたごほうびには、エンピツをあげました。

日本でも、発達障害児ケアの専門支援員を公立学校に配置する予算が組まれたように
こちらも新学期からスタッフが3人も増員されました。

今日は、新スタッフと大学生の研修生も、マックスの活動を見学してくれました。
研修生は、授業で習ったことがあるけれども、実際の活動を見るのは初めてで
セラピードッグの効果を確信することができたと言ってくれました。

リーディングの後は、マックスのブラッシング・タイムになりますが、この時間になると、
マックスを怖がっていた子やあまり話さないおとなしい子も、積極的にブラッシングをしたり
私に話しかけてくれるようになります。最後マックスに抱きついて離れない子もいました。


 黄色いバッジはセラピードッグ協会のものです。
 "I AM A THERAPY DOG"と書かれています。


NY土産のクリスピークリーム・ドーナツでほっと一息

セラピードッグの活動場所

2007年09月06日 | セラピードッグ
私とマックスのセラピードッグ活動のほとんどは、私達の住んでいる町ではないので
常々地元で活動ができないかと思っていたところ、児童福祉施設でのリーディング・プログラム
活動の評判を聞いたという我が町の障害児教育担当の先生から連絡を受けました。

是非このプログラムを取り入れたいとのことでした。もちろん喜んで協力することに!!

しかし、これだけセラピードッグ活動が広まっているアメリカでも、学校をはじめとする
公共施設は、まだまだ封建的なところがあるようで、どこの施設も犬を受け入れてくれません。

この夏、先生もいろいろな所を奔走してくれたのですが、活動場所が見つからないまま
新学期を迎えてしまいました。

そんな中、私は息子の通う幼稚園の先生のアシスタントをすることになりました。
アメリカでは、幼稚園の年長さんから義務教育なので、地元の小学校に通うのですが、
先生ひとりではさすがに大変なのです。

初日の今日は、たった3時間のヘルピングでしたが、知らないことばかり、おまけに
英語にどっぷりつかり、広い校内を走り回り、久々にヘトヘトになりました。

こんな私でいいのかという不安もありますが、明るい先生に励まされ、子供達との
接し方がいいと誉められたので、その気になって前向きにやろうかと思います。
アメリカの学校は、本当に面白いし、私にとっては、いろいろ勉強になることばかりです。
それに今まで思ったことないですが、私って、実は子供好きなのかも??

行動障害児と一緒に

2007年07月12日 | セラピードッグ
日本でも、いじめと共に、子供の虐待も増え、その通報の数もかなり増えているようです。
アメリカは、虐待も多いですが、その発見や対応も早く、虐待された子供の心身の
傷だけでなく、虐待してしまった親のケアもする施設が多く、保険も適用されるなど
日本に比べるとずいぶん環境が整っているように思います。

過剰なストレスや、家庭問題、金銭問題などがきっかけで、子供を虐待、または世話を
怠ってしまうネグレクトになってしまう潜在派は多いそうで、カゼと同様、早めの
手当てが大切とマネージャーは言います。

傷ついた心のまま、愛情を受けたことのない子供は、愛情遮断症候群とてして、
自分も、自分以外の人をも愛することができなくなり、自分の殻にとじこもってしまったり
強いストレスから落ち着きのない行動になってしまったり……。
そのまま放置すると、虐待が連鎖し、次世代へ引き継がれてしまうことも。

2ヶ月ほど前から、マックスとのリーディング・プログラムに、行動障害児
注意欠陥多動性障害(ADHD)といわれる子供達にも参加してもらうことになりました。

初回は、5分もたたないうちに、足をバタバタさせたり、奇声をあげたりして、仕方なく
退室させられてしまいました。初めてのシチュエーションに興奮してしまったのでしょう。

しかし、私の心配をよそに、このような行動にマックスが異変を感じて、吠えたりすることもなく、
まったく何事もなかったかのようにしていたので、続けて参加してもらうことにしました。

回を重ねるごとに、少しずつですが、静かに他の子供達が本を読むのを聞いていられる
時間が長くなり、前回は、ついに一人の子が本を読むことに挑戦するようになりました。

8回目の今日は、その子が本を読んでくれた上、1時間ずっと何とかクラスで一緒に
座っていることができました。

本を読むと言っても、マックスを見てばかりで、きちんと読むことは出来ませんが、
ツメをかんだり、足をもぞもぞ動かしたりしながらも座っていることができたのは大きな
成長です。終わってから、今日の彼の成長を、担当のナンシーと驚き喜びました。
この2ヶ月間、施設での丁寧な指導と治療の成果があらわれたのだと思います。

彼のような子供達が、一人でも多く、少しずつでも今までの自分を取り戻し、
普通の生活に戻れることを祈っています。


   お気に入りのWest Windsor Parkにて

ヘルピング

2007年07月03日 | セラピードッグ
今日は、児童福祉施設の訪問です。
いつも担当している先生は、9月まで夏休みなので、リーディング・プログラム
ちょっとヤンキー先生と言った感じの、昔はワルだったっぽい、イカツイ顔のBJと
いつも陽気で明るいナンシーが手伝ってくれることになりました。

今日は、マックスが初めての子が多く、マックスの登場に「怖い」を連発する子供
が多かったので、まずはマックスの紹介から。
ナンシーも、マックスがどんなに優しい子なのか説明してくれました。

マックスを囲んで、順番に本を読んでいきますが、字を読めない子供もいます。
そういう子は、いつも先生について読んでいますが、今日は、BJもナンシーも
それをやりません……。二人は、読める子が読めない子のヘルピングをすると
いうスタイルをとったのです。

ここでは、読めないことを恥ずかしがる必要はないので、「読めません」「ヘルプが必要です」
と言うと、クラスのうち3人ほど、しっかり字の読める子が、順番に隣に座って
読みを教えてあげるという、とても素晴らしい光景となりました。

微笑ましく思っているのも束の間、なんと、ケビンとアニーが、ヘルピングに何と
私を指名してきたのです。勘弁してよ~と思ったけれど、指名されたら仕方がない
発音悪いけど、もう気にせず、出来るだけ、はっきり、きれいに……。
何だかこっちが心臓がドキドキ、緊張してしまいました。

最初は怖がっていた子供達も、途中からずっとマックスをなぜていて、仲良くなりました。


 訪問の帰りは、パークに寄ってお散歩しました。

愛犬と入院

2007年07月02日 | セラピードッグ
大学病院のがんセンターの訪問では、顔なじみの患者さんも増え、マックスもかなり
落ち着いてセラピードッグ活動ができるようになってきました。

先日は、退院された患者さんと、偶然ホール・フーズでお会いし、元気になられた姿を
拝見し、とても嬉しく思いました。私の息子と同い歳の女の子のママですから。

さて、今日お会いしたパットさんは、しばらく入院されていたのですが、現在は通院で
抗がん剤の点滴を受けにいらしています。

彼女は、プードルを飼っているのですが、その入院中、特別に病室への出入りを
許可してもらえたとのこと。個室だったから許可してもらえたようですが、寛大な
病院の対応に驚きました。おかげで入院中もさみしい思いをせず、病気も早く
治ったと話してくれました。

心の支えが免疫力を高めることは、科学的にも証明されいることですが、まさに
彼女は、愛犬との入院に大きな効果があったのかもしれません。

もちろん、マックスのことも大変可愛がってくれました。

<今日のマックスのトッピング>
白飯、グリーンピース、ズッキーニ、バジル&しそ、フラックスシード・オイル


夏休み

2007年06月18日 | セラピードッグ
アメリカの夏休みは早くて、児童福祉施設内にある学校も、今日が最終日、明日から夏休みです。
リーディング・プログラムを一緒にやっている正式な先生は、夏休みになってしまいますが、
施設の子供達には、サマープログラムが用意されていて、マックスも9月までは従来通り
リーディング・プログラムを通じて、こちらに参加することになります。

今日は、入口で、行きたくないとお父さんともめているグレッグに会いました。
でも、マックスを見るなり、グレッグは泣きやみ、私達と一緒に教室へ行きました。

今日も、いつものメンバーに3人新しい子が加わりました。パトリシアは、とても人なつこくて、
おばあちゃんの家に大きな犬がいたと言って、マックスとの対面をとても喜んでくれましたが、
あとの二人はハローと言っても答えてくれず、目もあわせてくれず、もちろんマックスにも無関心……。

とりあえず、マックスを囲んで座り、ひとりずつ持ってきた本をマックスに読んでもらいました。
マックスの後ろ側に座ったグレッグは、いつものように自分が読む時以外は、ひたすら
大好きなマックスをなぜています。安心するのかな?
ケビンのヒザに頭をのせたり、みんなで笑ったり、私が拍手すると尻尾をふるマックスでした。

みんな読み終わり、ブラッシング・タイムとなると、マックスが、それまで一度もなぜてくれなかった、
あの無関心の二人のところへのっそりと移動し、しっぽをふりました。

ブラシを渡しても、「No thank you.」と言っていたけれど、そんなマックスを拒否することはできず、
なぜてくれました。どうしても必ず全員にさわってほしいマックスの性格も、こういう場合は役に立ちます。

そこで、マックスは6歳で、体重は80ポンド……などと聞いてなくても、いろいろと話していたら、
ついに顔をあげて、口を開いてくれました。

そして、ポールの家には猫がいること、デイブは、犬がASPCAに連れて行かれ
今はNYにいるはずだと、そんなことまで私に話してくれました。
デイブの親は、子供だけでなく、犬も虐待していたってことなのかも……。

もっと話を聞いてあげたかったけれど、時間になってしまったので、私は
「また来週マックスに本読んであげてくれる?」とデイブに言ってみると、少し照れながらも、
初めて笑顔を見せてくれて、「そうするつもり」と答えてくれました。
何だか嬉しくて、彼の肩を抱き寄せ、来週も来るぞ!!というパワーがあふれました。

7歳の少年には、辛すぎることを経験し、心を閉ざすのは当然かもしれないけれど、
これからは、マックスとリラックスした楽しい時間を過ごしてくれたらと思います。


  マックスの真似をする息子