GRの戯れ言日記2

途中まで元々閉鎖された別会社のブログを引用して来た物。2017年2月から本格始動。それ以前は、はてなブログに書いてます。

話が飛躍しすぎて申し訳ない

2024-06-16 19:50:51 | お笑い考

 んやけど、というのは、実はあまりこのかたの事をよく知らないからなんですけどね(汗)桂ざこば 師匠が、亡くなられました。そもそも彼の落語を聞いた・観た事は、無いんですが・・・ざこば師匠は、中学卒業後に桂米朝に入門。理由は、普通に就職も出来んような自分でも米朝師匠の落語を観てたら"この人なら、僕の人生の面倒を見てくれそうな気がしたから"やったんですが、「社会勉強の為に半年社会に出て働いて社会の空気を吸って来たら、弟子入りさしたろう」という約束を取り付け、友人のツテを使って友人の実家の家業の手伝いを1ヶ月間して、米朝師匠は渋々(半年のはずが1ヶ月で早々とやって来たのは、多分因果は無いと思うけど)弟子入りを受け入れる。兄弟子の枝雀師匠の勧めもあったらしい。桂朝丸(ちょうまる)の名で落語家に。日テレの泉ピン子司会の情報バラエティー番組『テレビ三面記事 ウィークエンダー』のリポーター役でやや全国区のブレイクを果たす!僕の勝手なイメージですが、落語家タレントとしての地位を確立する。ただ1988年に二代目・桂ざこばを襲名した直後ぐらいからうつ病に悩まされるようになる・・・あれだけよく通る声と豪快なイメージやったのに、うつ病とは全く知らんかったですね(驚)!皆さん口々に言うには、繊細な方やったと証言してますなぁ。枝雀師匠もずっとうつ病に悩まされてたから、そんなに厳しい師匠やなかったイメージやけど、米朝一門は中々厳しい世界やったようで・・・ざこば師匠は枝雀師匠に対して「あれだけ凄く上手くて面白い落語を披露したのに、"全然あかん・・・"とか言うてんのは、兄さん!わしらに対する嫌みか!!さっきの落語のどこがあきませんねん?」と尋ねたけど、全く耳に入らんかったようですが(汗)あと僕のイメージとしては、1回も観た事なかったけど全てアドリブの観客からお題を3つ集めて即興で落語を作る『ざこば・鶴瓶のらくごのご』に出演してたイメージやな。落語家タレントとして存在やイメージが大きくなりすぎた鶴瓶が"俺の本業は、落語家や。"という事の実力を示す為に立ち上げた番組やったんですが。ざこば師匠はこの即興が得意ではないらしく、あまり上手く行かなかったようです(大汗)"これが落語としての落語と思われたら嫌や。俺は、ほんまは古典落語を得意とする本格派や"という葛藤があったようやけど。あとぐるナイ!にも出た事があって、岡村のお見合い企画(コーナー)で次女の関口まいと共演してた時は、酒を飲みながら笑いつつ岡村の事を「岡村ちゃん」と呼んでてご機嫌でしたなぁ。何故か岡村の事を岡村ちゃんと呼んでるのは、師匠と星田英利しか知らんけどなぁ。もちろんお見合いは、不調に終わり・・・

 それと痛快エブリデイの月曜日に曲者揃いの中でも世間的には存在感は、あったかな。個人的には、あんま覚えてないけど・・・「男がしゃべりでどこが悪いねん!」のコーナーに。当時、山城新伍・桂小文枝(当時:きん枝)・ボタン師匠・サブロー師匠とかうるさ型がたくさんおったけど。他には盟友のたかじんの番組のレギュラーも抱えてたかな。そこまで言って委員会は観た事なかったけど、『たかじんONE MAN』やたかじん胸いっぱいでは、よく見掛けたな。この番組を中心に"ザコビッチ"というあだ名も付いてたな、たかじんだけが言うてたイメージやけど、なるみも言うてたみたい。意外と態度が大きくなく、結構あんな強面やのに色んな番組内でご自身の事を"僕"と言ってたのも、意外やったなぁ。そして何より再びざこば師匠を若干の期間全国区に押し上げたというか脚光を浴びたんは『サントリービール モルツ』のCM出演ですなぁ。設定としてモルツ球団がチャンスの場面を迎え、代打の出番に備えてベンチ裏で素振りをしてた川藤幸三が呼び出される少し前に居酒屋で瓶ビールのモルツを飲んでたざこば師匠が「川藤出さんかい!」とテレビ画面に向かって叫び、実際に川藤氏が代打で登場しざこば師匠が"苦笑いしながら、美味そうにコップを口に付け"「ほんまに出してどないすんねん。」と呟くうしろで画面に映ってる川藤氏は、空振り三振に倒れるんですが、このCMに関西特に阪神ファンには、バカウケやったな。これで余計に川藤幸三=全く活躍してない みたいなイメージ付いたよな・・・それよりも普段ほんまにざこば師匠が、阪神や野球ファンなんか?って事で、野球が好きなイメージは全く無かったけどな、これは重要な事ではないんやけど!2008年には私財を投じたかは判りませんが、寄席小屋「動楽亭」を開設!弟子には、四代目 塩鯛・出丸・わかば・ひろば・ちょうば・そうば・あおば・りょうばが、居ます。あと個人的感情やけど、今松本氏とカウス師匠の苦言によりまた吉本興業がマイナスに揺れてるけど、米朝事務所のざこば師匠没によって、また吉本が幅を利かす時代に・・・米朝事務所が、最後の拠り所やと思ってるからな!それやのに、松竹は自社を批判されて来たけどそれが売りになったかのみなみかわやキンタロー。に抜けられたからなぁ・・・よく見掛けた割には、あまり知らんかったんですが、お悔やみ申し上げます(涙)

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