フォンテーヌの家  わたしのつぶやき

横浜市南区で趣味の会[フォンテーヌの家」 

友人の訃報の知らせに言葉がありません。

2020-11-27 17:26:20 | 想い出

一昨日、郵便受けに喪中のハガキが入っていました。差出人の名前を見た時、”どなた?”と思いながらハガキを読みました。瞬間、強い衝撃を感じました。差出人は、昔々とてもお世話になった方の奥様でした。

奥様にお目にかかったことは有りませんが、写真入りの年賀状を頂いていました。今年はコロナの流行でクラス会は開かれていませんが、毎年クラス会でお目にかかり、お元気な方でした。

国立を失敗して、大学進学をあきらめるつもりでしたわたしに、”私立でもなんでも大学に進むべき”と力説し、反対している父親を説得しに我が家に来ると言い、驚きました。それで父にそのことを伝えた結果、条件付きで進学を許して貰えたのです。恩人です。

その時、すでに3月末、30日くらいだったと思います。自宅から通学出来、その時期に募集をしている大学は数が少なく、2校だけでした。一つは夜間大学でした。”君は一応女の子だから、日中の方が良い”と言い、自然に絞られました。

そして、大学生になりお互い環境が違いますから、お目にかかることも無く時々ハガキで状況を伝えるくらいでした。クラス会でお目にかかった時、近況を伝えていました。

10年位前になりますが、友人に連絡しお目にかかりました。大学に進むことが出来たお礼を伝えたかったのです。”そんなことをワザワザ…”と、言いながら”そんなお礼を言って、安心して死んでは駄目だよ”と笑っていました。

その時の友人の様子を想い出しました。ご冥福をお祈りするしか術は有りません。寂しくなります。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 長女のサポートを受けながら... | トップ | 観たことの無い大きな彫刻さ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

想い出」カテゴリの最新記事