念願だった富島先生のお墓参りに行ってきました。
福岡にあるのかな、いや、先生のことだからお墓は嫌いかも…。いろいろな推測をめぐらせていましたが、荒川さん宛に冨島家から届いたお便りにより、都内近郊であることが判明。
写真を撮らせていただきました。失礼お許しを。
お花がさびしいのは計算外につき!ごめんなさい!!
広い広いしずかな霊園のなかたたずむ墓石には、香炉も家紋もありません。
立派でありながら質素。かつて一世を風靡した作家、富島健夫がここに眠っているとは誰も気づかないでしょう。
奥様の都さんとふたり眠っておられます。
「冨島家」ではないのも先生らしい。まるで大きな表札のよう。
先生の好きだったビールを一緒に飲みながら。
荒川さんは先生と40年ぶりの再会です。書誌第2版、評伝、研究会など、酒を酌み交わしながら活動報告とお願い(!)を。
わたしは胸がいっぱいで何も言えなくなってしまいました。でも、いまだに作品が読み継がれて新しいファンが創出されていることの報告にはなったでしょうか。
ふと見ると、向かいのお墓は「丹羽家」! まだ誰も入っていないようで丹羽文雄さんとの関係はわかりませんが、関係がなくとも不思議な偶然ですね。
先生、また行きます!いい報告いっぱい持って!