年明けから無気力状態です。
初釣りどころかフライを巻く気にもならない日々が続いております‥、まーコノ時期毎年のことですけど。
前回、納戸から懐かしのリールが出てきた事を記しましたが、他にも複数思い入れの品が出てきたので勝手に第2弾とします。
引っ越してきてから19年間、奥のタンスの上に隠れていたのがこのシーラカンス、じゃぁなくてブルックの剥製です。
ナントまー、剥製と言うより燻製に近い状態ですが、20数年の時を経ても、あの日の衝撃は今でも鮮明に覚えています。
日光・湯川通いを始めた2年目の禁漁間際、初代パジェロの荷台(初代は4ナンバーのショートタイプしかなかった)で震えながら夜を明かし、今では見る影もなくなってしまった青木橋へ一目散。
当時のスタンダードフライであったリーチに出てくれたジャスト30cmのブルックです。あれは、忘れもしない84年9月29日の出来事です。
って、正直、年月日だけは日記で確認しましたが。(笑)
FFに完全移行した2年目でもあり、尺は憧れ。しかもブルックですから。
こりゃーもう、剥製にするっきゃないでしょ!。手拭用のタオルを濡らして巻き付け、木道を小走りで戻ったのは言うまでもありません。
アノ頃の湯川は、下流部にエサ釣り専用エリアを設けていて餌と擬似の区別はしていたものの、リリースは、まだまだ自主性に任されていたこともあり全く躊躇はありませんでした。
風呂場で使い古しの歯ブラシを駆使し、優しく”アカ”を洗い流していると、自然に忘れていた付随の記憶が蘇ってくることの不思議さも感じました。
剥製って、イイっすね。
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