眠気眼のまま5時に乗合タクシーに乗り込み、5時10分の出発を待ちます。
広河原までの約1時間、少しは眠れるかと思いきや気持ちの高ぶりと荒っぽい運転にヤッパ、それは叶いません。
6時チョイ前、広河原に到着。空気はヒンヤリ、北岳も大分夏の装いになってて眠気はすっかり無くなっていました。
前回はウェーダー歩行で体力を消耗し切ってしまったため、今回はサポートタイツにウェーディングシューズ。ウェーダーはレジ袋に入れロッドと一緒に右手に持ちました。
ただ、冷静に自分の姿をチェックすると、股間モッコリ、アンバランスにデカイ靴、右手にレジ袋はチョットいただけません。
Tanaさんが後日、写真を送ってくれましたがさすがにココでは紹介できない姿です。(笑)
林道を先行していた3人組みは途中から本流に降りるとのこと、それを聞き歩のスピードを落としYanaさんとTanaさんを待ちます。
標高1,660m地点の花々、ガレの無い安定した斜面は当にお花畑。心が和みます。
肝心の流れはと、言うと前回の半分も無い感じで本流は絶好のコンディションではないでしょうか。
ただ、今日の目標はヤッパリ、K沢。あと2km頑張りましょう。
途中、林道を下ってくるエッサマン3人と擦違いドキッとしましたが、長野側からのバスでK峠まで来て本流を目指しているとのこと。他に釣り人は乗り合わせて居なかったとの話に一安心。これで先に入られちゃったら恥ずかしい格好で歩いて来た意味がありませんからね。
8時前にK沢の流れに到着。クールダウン後レジ袋からウェーダーを引っ張り出し、恥ずかしい格好もコレで終わり。
さー、荒れた瀬を叩き上がりましょう。
気温15℃の水温7℃、前回もそうでしたが陽が差し込むまで反応はイマイチ。しかも小さいです。
まー、そのうち好転するでしょう!?。
支流の合流地点でYanaさんがイイ型を掛けてから皆のスイッチが入ったようにサイズアップ。
瀬のヒラキに浮いていた25cmをキャッチ。風格のあるヤマト系です。
それにしてもかなりの減水。ただ、前回手も足も出なかった堰堤下は絶好のポイントとなっていました。
で、こんなのが出ちゃいました。
右岸をTanaさんが攻めていたので左岸は既にキャスト後かと思い、浅い石回りを攻めているとモッコリ出たのにアワず、何度かトレースしたのですがそれっきり。
立位置を変えドラッグ回避でフライを停滞させていたら静かにフライが消えたのでロッドを煽ったら。
最初は尺有るか無いかくらいかと思いましたがランディング後、Tanaさんがメジャーで計ってくれたら、‥‥33cm。
今シーズンのレコードとはビックリです。
後でTanaさんに聞いたら、「これから左側やろーと思ったのに、これだものな~」すっかり、西田敏行になっちゃってました。
Tanaさん、ゴメンナサイ。。。。
最終堰堤上のプールも水溜り状態で数匹掛けた後は全くフライを警戒し、見にも来なくなっちゃいました。
また、デカイのは沈んだまま動かず、一雨無いと上流部は勝負になりません。
最終バスの時間には若干早いですが今日はもう、十分です。
心なしかYanaさん、Tanaさんの足取りも軽いように見えますが実際はどうだったのでしょうか。
次回は15kmの荷物を背負うんですよ。
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