フラナガン水素 長寿村フンザの水を再現

健康と美しさをいつまでも、水素と酵素で細胞を生き生きさせる還元の発想
食べる水素(水素サプリ)と水素製品全般を紹介

第11回日本機能水学会学術大会で、カロリンスカ研究所との共同実験を発表

2012年10月31日 | 学術発表

10月20日~21日、岐阜市・じゅうろくプラザで第11回日本機能水学会学術大会が開催された。
大会長の早川享志 岐阜大応用生物科学部教授による講演「健康的・活動的であるための水戦略」に続き、27のセッション発表と、3つの特別講演が行なわれた。

中でも、2日目の教育ランチョン・セミナーが興味深い。
座長の吉川敏一教授 (京都府立医科大学学長)と、カロリンスカ研究所神経科学部 (スウェーデン)のステファン スパルバー研究員による、「神経炎症及びマウスにおける病気挙動に及ぼす分子状水素の効果(原題:Effect of molecular hydrogen on neuroinflammation and sickness behavior in mice)」が発表された。
九州大学農学部とスウェーデンのカロリンスカ研究所の研究グループは、マウスをつかった共同研究で、水中に含まれる分子状水素(水素ガス)が、脳神経細胞の炎症を抑制し、回復を早める効果をもつことを突き止めた。この研究は、8月に「Plos One」誌で「電解還元水中の分子状素は脳神経炎症を抑制し、疾病行動から回復促進する(原題:Molecular hydrogen reduces LPS-induced nueroinflammation and promotes recovery from sickness behaviour in mice)」として掲載された。
実験に際して、電解還元水機器販売の日本トリム(大阪市)が資金や機器の一部を援助した。

一過性の炎症を起こさせたマウスに水素豊富電解還元水を飲ませると、神経炎症が早く消失したことが実験で確認されている。
カロリンスカ研究所との共同実験で、水素の効果が確認されたことは大きな意義がある。

カロリンスカ研究所がノーベル医学・生理学賞を発表
脳神経細胞の炎症、水素ガスで抑制 九州大学など研究チーム


医療新時代の扉を開いたiPS細胞

2012年10月26日 | 学術発表

その原点は、アメリカ時代に恩師から受けた言葉にありました。
科学者の成功の秘訣は「VとW」。
長期の目標(Vision)を立て、がむしゃらにやる(Work)こと
サンフランシスコのグラッドストーン研究所ロバート・メーリー名誉所長
NHKスペシャル「ノーベル賞・山中伸弥 iPS細胞"革命"」10/21放送

長期的な展望と しっかりした目標を持ち、
懸命に努力を重ねれば、その一念は必ず叶う

月刊致知2012年11月号・山中伸弥(ノーベル賞受賞者/京都大学 iPS細胞研究所所長)

ニュートン2012年12月号では、30ページにわたってiPS細胞と山中伸弥教授の特集をしている。
その記事に続いて、ミトコンドリアが20ページにわたって特集されている。
健康や運動能力にかかわる細胞内の”エネルギー工場”
今、解き明かされる最重要の細胞内器官

・体重の1割を占める、細胞内の”エネルギー生産工場”
・約5万倍に拡大して内部をみてみよう
・極小の”水車”をまわして、エネルギーの運び手をつくる
 私たちの体内では食べ物のエネルギーを直接使うことができない。体は「ATP(アデノシン三リン酸)」という分子をエネルギー源としてさまざまな活動を行っている。食べ物のエネルギーをもとに、体内で使用できるエネルギー源ATPを合成するのが、ミトコンドリアだ。

 ミトコンドリア内でATPをつくりだすのは、内膜にある「ATP合成酵素」というタンパク質である。このタンパク質の存在は、1960年代にはすでに明らかになっていた。しかし、ATP合成酵素がATPをどのようにつくるのかという問題は非常にむずかしく、長い間、世界中の研究者を脳ませてきた。

意外だった!回転して合成するタンパク質
 1981年、アメリカの化学者ポール・ボイヤー(1918年~)が、「ATP合成酵素が回転してATPをつくる」という回転説をとなえたとき、だれもこの説を信じなかった。「回転する酵素などは前代未聞で、真剣に受けとめる人はいませんでした」とATP合成酵素の研究を行う京都産業大学の吉田賢右教授は話す。

 世界中の研究者の間で議論がつづくなか、吉田教授らのグループは世界ではじめてATP合成酵素が回転するようすの観測に成功した。この研究が回転説の決定的な証拠となった。ボイヤーの回転説は正しかったのだ。吉田教授らの研究が発表された1997年、ボイヤーはノーベル化学賞を受賞した。ボイヤーは吉田教授から送られたATP合成酵素が回転するビデオを見て、「長い生涯で最も感動した映像だ」と話したという。

ATP合成のしくみは水力発電に似ている
 ATP合成酵素が回転して、ATPをつくるしくみは、水力発電に似ている。水力発電はダムにためた水が流れ落ちる勢い(エネルギー)を使って水車(タービン)を回して、発電する。一方、ミトコンドリアは、食べ物に由来するエネルギ一で水素イオンをミトコンドリアの外側に運びだし、外側に水素イオンをためる。ためた水素イオンがATP合成酵素の中を通ってミトコンドリア内部へと流れる勢いで、ATP合成酵素内の“タービン”が回転して、ATPをつくるのだ。

・ミトコンドリアを増やせば持久力、体力が増強される
・老化やがんをひきおこす「活性酸素」。その源はミトコンドリア
・カロリー制限で寿命がのびる?ミトコンドリアとの関係は?
 2009年7月、アメリカの科学雑誌『Science』に「力□リー摂取量を30%制限したサルは、老化の症状がおさえられ、長生きする」という研究が発表され、大きな注目を集めた。

カロリー制限で長寿遺伝子がはたらく!?
 カロリー制限と長寿を結ぶ鍵はミトコンドリアがにぎっているらしい。ミトコンドリアは、通常、食事由来の糖を使って、エネルギー源であるATPを生みだす。だが、カロリーを制限すると、体内の脂肪などを使ってATPを生産しはじめる。すると、長寿遺伝子「サーチュイン」がはたらき、その結果、ミトコンドリアの合成に必要な遺伝子たちがはたらきはじめ、新しいミトコンドリアがどんどんつくられていくのだ。新しくできたミトコンドリアは活発にATPをつくり、活性酸素の排出も少ない“高効率”のミトコンドリアになるという。効率の良いミトコンドリアができることで、細胞のはたらきが保たれ、老化しにくくなると考えられている。
 長寿遺伝子のスイッチを入れるのは、カロリー制限だけではないようだ。動物実験にょると、赤ワインなどに含まれるポリフェノールの1種(レスベラトロール)も長寿遺伝子のスイッチを入れ、高効率のミトコンドリアをつくらせるらしい(ただし寿命はのびないとの報告もある)。 2011年、レスベラトロールを肥満の男性に服用させると高血圧が下がったという報告もあり、老化との関係がますます注目されている。

単純ではない寿命の延長
 しかし2012年8月、イギリスの科学雑誌『nature』に「カロリー制限してもサルの寿命はかわらない」という研究結果が発表された。カロリー制限と寿命の関係について、相反する結果が出たことになる。老化の研究を行う京都大学の近藤祥司助教は「食べすぎている場合にのみカロリー制限の効果があるということかもしれません」と解説する。「カロリー制限やレスベラトロールが長寿遺伝子を活性化して、ミトコンドリアをふやすこと自体はまちがっていないでしょう。ただ霊長類のカロリー制限が本当に長寿に結びっくのかはわからなくなりましたね」(近藤助教)。サルの実験はどちらもまだ中間報告である。さらなる結果が待たれるところだ。

・細胞に「死」の指令を出して、個体の生命を守る
・精子のミトコンドリアは卵子に食べられてしまう
・糖尿病や記憶力低下もミトコンドリアが原因か

ニュートン 2012年12月号より


カロリンスカ研究所がノーベル医学・生理学賞を発表

2012年10月09日 | 学術発表

iPS細胞を開発した京大の山中伸弥教授がノーベル医学・生理学賞を受賞した。
毎年この時期に発表されるが、この分野で日本人は二人目の受賞になる。

ところで、ノーベル医学・生理学賞が発表されるとき、必ず書き出しが「スウェーデンのカロリンスカ研究所は・・・」と始まるのは、意外と知られていない。ノーベル賞の各部門は、物理学賞と化学賞はスウェーデン王立科学アカデミー、医学・生理学賞はカロリンスカ研究所、文学賞はスウェーデン・アカデミー、平和賞はノルウェー国会が選出することになっている。

そのカロリンスカ研究所で、水素に関する研究発表が三度行われている。
九州大学の白畑實隆教授の記事より。

2007年5月15日
第一回目は、カロリンスカ研究所環境医学研究所のステン・オレニウス名誉教授の招聘により、環境医学研究所でセミナー「酸化ストレス関連疾患の予防及び改善効果を持つ還元水の作用機構(原題は英文)」が開催された。セミナーには多くの教授や研究員、学生が参加し、細胞内活性酸素を消去し、酸化ストレス関連疾患を抑制する電解還元水及び天然還元水の作用機構について熱心な討議がされた。ステン・オレニウス名誉教授は、カロリンスカ研究所(カロリンスカ医科大学)の医学部長、環境医学研究所長を歴任されたミトコンドリアの活性酸素研究の大家である。

2009年6月4日
スウェーデン生理学会が後援した招待セミナーは、カロリンスカ研究所神経科学科で開催された。招待者は神経科学科神経毒性学教室のサンドラ・セッカテリー教授で、「酸化ストレス関連疾患の予防及び改善のための水素及び白金ナノ粒子を含む還元水(原題は英文)」であった。多くの教授や研究員が参加して、予定の1時間を超える熱心な討議が行われた。

2011年5月12日
環境医学研究所毒性学教室のボリス・ツィボトスフキー教授の招待で開催されたセミナー「動物細胞における新規レドックス調節因子としての水素及びミネラルナノ粒子の作用機構(原題は英文)」には多くの教授や研究員、学生が参加した。招待者のツィボトスフキー教授はミトコンドリアの機能不全による細胞死の機構解析で著名な科学者である。セミナー終了後、オレニウス名誉教授、准教授の先生方及び学生と討議を行った。オレニウス名誉教授から「この4年間で還元水に関する研究が大変進歩した。なかでも活性水素の作用が興味深い」とのコメントがあった。

電解還元水には水素分子やミネラルナノ粒子が含まれており、その相互作用により強力な還元物質である活性水素(原子状水素)が発生する。電解還元水中の水素は水素ガスボンベから吹き込んだ水素水よりも還元活性が高いことが報告されている。また、微量のミネラルナノ粒子はSOD酵素やカタラーゼ酵素と同様な触媒活性を持つほか、ヒドロキシルラジカルを消去する活性も極めて高いことを当研究室で明らかにしている。また、水素化ミネラルナノ粒子は活性水素を供与する新しい抗酸化剤として注目されている。無害な飲料水を用いて作製される電解還元水は電気エネルギーを水素やミネラルナノ粒子の形で保持した水であり、天然還元水(いわゆる奇跡の水と言われている水の一部)は地下の岩石エネルギーにより地下水が還元されて水素やミネラルナノ粒子を含むようになったエネルギー水であると考えられる。

今年の7月には、カロリンスカ研究所と九州大学・日本とリムとの共同論文がオンライン科学雑誌「PLoS ONE(プロス ワン)」に掲載されている。

電解還元水中の分子状水素は脳神経炎症を抑制し、疾病行動からの回復を促進する
http://www.kyushu-u.ac.jp/pressrelease/2012/2012_07_23_2.pdf

【関連記事】
脳神経細胞の炎症、水素ガスで抑制 九州大学など研究チーム
九州大・白畑實隆教授、酸化ストレス疾患を抑制する活性水素について講演
「健康に良い還元水研究の進歩」総説論文を発表


脳神経細胞の炎症、水素ガスで抑制 九州大学など研究チーム

2012年10月09日 | ニュース

2012.8.2 02:20

■マウスで効果
 水中に含まれる分子状水素(水素ガス)が、脳神経細胞の炎症を抑制し、回復を早める効果をもつことを、九州大学農学部とスウェーデンのカロリンスカ研究所の研究グループがマウス実験で突き止め、1日発表した。電解還元水機器販売の日本トリム(大阪市)が資金や機器の一部を援助した。



 脳神経細胞の炎症が一因となるパーキンソン病の症状緩和などへの効果が期待されるといい、研究成果は科学雑誌「プロス ワン」に掲載される。

 実験はカロリンスカ研究所で実施。マウスに分子状水素を豊富に含む水を1週間以上飲ませた後、脳神経細胞に炎症を引き起こす「リポ多糖」を投与し、マウスの運動量を調べた。

 炎症の影響で、通常のマウスは運動量が6割以上も低下したが、分子状水素が含まれる水を飲んだマウスは、低下率が4割程度だった。

 また、マウスの体重の変化を追うと、通常のマウスでは炎症による食欲不振で減少した体重が元に戻るのに9~10日かかったが、分子状水素を含む水を飲用したマウスは、3日後にはほぼ炎症前の体重に戻ったという。

 カロリンスカ研究所神経科学科のステファン・スパルバー研究員は「炎症を抑制するメカニズムはまだはっきりしていないが、免疫機構に分子状水素が働きかけたと考えられる」としている。
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120802/fkk12080202200001-n1.htm

【関連記事】
カロリンスカ研究所がノーベル医学・生理学賞を発表
電解還元水中の分子状水素は脳神経炎症を抑制し、疾病行動からの回復を促進する
Molecular hydrogen reduces LPS-induced nueroinflammation and promotes recovery from sickness behaviour in mice.
(PDF)(PMID:22860058)


水素水、高濃度で氷に 廣瀬名誉教授が特許申請

2012年10月03日 | 学術発表

 金大大学院客員教授・同大名誉教授の廣瀬幸雄氏は28日までに、水素水を高濃度で凍 らせる技術を特許申請した。今年5月、加賀市の山中温泉が老化防止作用のあるとされる 水素を豊富に含むことを確認した廣瀬氏は、さらなる活用策を模索。温泉水を凍らせ、水 素を閉じ込めることを思い付いた。氷は飲用のほか、魚介類の鮮度を保つ効果も期待でき 、廣瀬氏は「湯治の里」を目指す山中温泉と連携し、「温泉氷」の活用に乗り出す。
  廣瀬氏は5月、同温泉長谷田町の「第2菊の湯」に1リットル当たり397ppb(p pbは10億分率)と、湯治場として名高い秋田県玉川温泉の5倍以上の水素が含まれる ことを確認。各地の有名温泉と比べても突出していた。

  8月に廣瀬氏は田中實山中商工会長らの立ち会いで再調査。総湯「第1菊の湯」では5 月と測定場所を変え、男性浴場前の飲用場で測ったところ、1リットル当たりの水素量は 604ppbと、「第2菊の湯」を大幅に上回る極めて高い数値を示した。

  しかし、廣瀬氏が飲用として温泉水をペットボトルに入れて持ち帰ったところ、密封し なければ2日、ふたをしても1週間程度で水素量はほぼゼロになり、水素の保存法が課題 となっていた。

  冷凍方法を検討した結果、冷凍庫内に磁場を発生させ、水分子を細かく振動させながら 瞬時に凍らせる「過冷却」の手法で、より多くの水素が保存できることも判明。1日置い た山中温泉水(1リットル当たりの溶存水素量495ppb)を凍らせ、溶けた時点の水 素量を測定したところ、過冷却では409ppbの水素が残り、通常の冷凍庫の1・3倍 となった。

  水素には、生活習慣病などさまざまな病気の原因とされる過剰な活性酸素を消去する作 用があるなどの研究が進み、入浴、飲用による効果が注目されている。廣瀬氏によると、 水素水で作った氷で魚を保存すれば、抗酸化作用によって鮮度を長く保つ効果も期待でき るという。

  山中温泉はNPO法人「健康と温泉フォーラム」(東京)の「日本の名湯百選」に選ば れ、北陸大と連携した「湯治の里」を目指す地域振興プロジェクトも始まった。廣瀬氏は 「温泉水の健康効果を多くの方に味わってもらえるよう考えた。『健康』をテーマにした 温泉地活性化に期待したい」と語った。
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20120929104.htm


大流行「水素水」でセックスレス解消!週刊文春

2012年10月03日 | 健康食品

大流行「水素水」でセックスレス解消! 週刊文春 10月11日号

まさに”想定外”といえる事態が起きている。

「水素が体にいい理由の一つは、活性酸素の害がなくなるからです。活性酸素は身体の細胞内にあり、細胞にダメージを与えている。これがなくなり、細胞の代謝がよくなるのです」

水素はペットボトルの容器を透過するので、ペットボトル商品はインチキだと思った方がいい。

アメリカのパトリック・フラナガン博士は水素で活性酸素を除去できると言っていました。

獨協医科大学の名誉教授で、赤坂AAクリニックの森吉臣院長はこう話す。
 「水素の作用によって、血管の内皮細胞から一酸化窒素が出やすくなって勃起しやすくなるんです。バイアグラほど強くありませんが、動脈を拡張するので血流がよくなり老化にブレーキをかけることにもなる。
 それに、セックスは脳がコントロールしているので、脳が若くないといけない。水素はその脳内の血流をよくしたり、脳内ホルモンを増やすので機能がアップする。何よりも水素は血管がなくても脳のすみずみまで行き渡る。これが大きいんです」

黒澤氏はこう話す。
 「百歳まで生きようなんて思いません。今、やりたいことがあるので、燃焼できればいい。やりたいことがあれば、引退はありません。社会の一員として役に立ちたいことがあるから、日々、生きるんです」

【関連記事】
放射能に勝つ「食材」「水」-細胞生物学の権威が緊急報告(週刊文春)
南イタリア田舎料理-イル ポモドリーノ-
パトリック・フラナガン博士 講演会を開催
水素に酵素をプラス、新しいトレンド