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長寿の沖縄が短命化、10年後の日本も長寿崩壊

2013年03月06日 | ニュース

沖縄 長寿崩壊の危機 ~日本に迫る“短命化社会”~
NHKクローズアップ現代 2013年3月5日(火)放送
2013年2月末、沖縄を舞台に衝撃的なデータが発表される。
長寿日本一を誇ってきた沖縄の女性が3位に転落、10年前に陥落した男性は、30位にまで下落することが分かった。

長寿崩壊の原因は、寿命の伸びの鈍化だ。世代別のデータを詳しく紐解くと、65歳以上の高齢者は依然として長寿なのに対し、それより若い世代の人たちが早く亡くなる傾向が強いという事実が浮かび上がってきた。早すぎる死の増加が、県全体の寿命の伸びを鈍化させ、長寿を崩壊させたのだ。愛知学院大学の調査によれば、主犯は自殺や運動不足ではなく、戦後の食生活にあるらしいことが明らかになってきた。1960年頃を境に激増した高脂肪食が短命の原因になっている。最新の研究によると、脂肪にはまるで薬物中毒のように人をとりこにする性質があり、いくら対策を取っても高脂肪食から容易に抜け出せない実態も分かってきた。実は、沖縄の後を追うように日本の全国民の脂肪摂取量は増加しており、沖縄の事態は、長寿国日本の、国民総短命化への序章だとも言われている。高脂肪食にさらされた食生活に警鐘を鳴らし、対策を考える。

「今しっかり手を打たないともっと悪化する」沖縄県医師会理事
日本全体で長寿が崩壊するかもしれません。

「現在、沖縄で直面している問題が10年後に日本全体で起こる可能性が非常に高い。待ったなしの状況じゃないか」と医師がコメントしていました。

都道府県別の平均寿命ランキング
65歳より上の世代の死亡率は全国平均より低いのですが、いっぽう65歳より若い世代の死亡率は高くなっています。30年以上1位を守ってきた沖縄女性の寿命が3位へ転落し、男性も25位からさらに30位へと短命化が進んでいます。大きな要因が65歳以下の死亡率上昇が、ランキングを下げています。

百歳の科学(新潮社)などの著書がある琉球大学名誉教授 鈴木信さん
「かつては世界に冠たる長寿の島だった。それが今、没落したのは非常に残念」

まさかこれほど急に若い世代の短命化が進むと思ってもいなかった。
「65歳以下の人は年齢が下がるほど死亡率が高くなることが問題」

この30年で最も増えている死因について、「食生活と関係あるような循環器系疾患(心筋梗塞や脳梗塞など生活習慣病)が寿命の延びを引き下げるようなかなり大きな要因となっている」名古屋大学心身科学部 健康栄養学科 渡邉智之博士

なぜ沖縄の若い世代に循環器系疾患が増えているのか?
50年以上前におきた食生活の変化
ある食べ物が急速に食卓に普及していった
アメリカ占領下の1960年ごろ肉の加工食品がが海外から大量にもたらされた
野菜やいも類が中心だった食生活は、肉類の多い食事へと大きく様変わりしました。
全国に先駆ける食の欧米化

「小さい頃に食べた食事のパターンが今になっても影響を及ぼしている」
琉球大学准教授 等々力英美さん

大屋祐輔 さん(琉球大学医学部教授)
沖縄の成人男性2人に一人が肥満

骨格筋にまで脂肪がついてくる状態、いわゆる「しもふり」は、糖分やコレステロール代謝が落ちている肥満の状態です。
若い世代の死亡率上昇で男女の差は、女性の方が10年遅れているのは女性ホルモンが関係しています。女性は皮下脂肪がつきやすいが、内臓脂肪の増加はメタボリックシンドロームになりやすい。
全国では、総エネルギーにおける脂肪摂取の割合が、30-50代が国の摂取上限(25%)を超えている。全国では、10年後に沖縄と同じことが起きると予想されます。


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