フラナガン水素 長寿村フンザの水を再現

健康と美しさをいつまでも、水素と酵素で細胞を生き生きさせる還元の発想
食べる水素(水素サプリ)と水素製品全般を紹介

メーノ10、水素が水に溶けたパワー水素「イライラチュ~チュ~」

2011年01月19日 | 日記


http://www.youtube.com/v/cUZpKWUlaPs

世界初!!
●パワー水素 電離(プラズマ)水素水
 今までの水素水は、開栓と同時に空中に水素が消えていました。
このパワー水素 電離(プラズマ)水素水は、水の中に安定的に溶存している画期的な商品です。

●容器の特徴
ろ過滅菌充填、立体整形の容器は、2ML入りが6本つながった ユニークな形状で、
ファッション性も高く、携帯にも便利なすぐれもの!!

●お召し上がり方
・清涼飲料水として、そのままお飲みください。
他飲料に入れてお飲み頂いても結構です。
・1日2~4本を目安にお飲み下さい。

■名称:清涼飲料水
■原材料名:水
■内容量:12ml(2ml×6本)
■賞味期限:包装に記載
■保存方法:常温

■使用上の注意
・開封後は、お早目にお飲み下さい。
・容器のまま加熱・凍結はしないでください。
・容器は他用途に使用しないでください。
・ろ過滅菌製法により充填されておりますので、無害です。
・該当液はミネラル成分が結晶し沈殿物が浮遊する場合がありますが、
 品質に問題はありません。ご安心ください。
※マイナス水素イオンの副作用はありません。


がん 生と死の謎に挑む/立花隆

2011年01月13日 | 日記

立花隆氏が、自身の膀胱がん手術の過程と、専門家へインタビューから、がんの正体に挑んだ書です。取材を重ねた結論は「がんとは何なのか、われわれ人類はまだよくわかっていない」ということです。

がんは臓器ごとの名前がついて呼ばれるものの「がんはひとつひとつが、あまりにもちがうんであって、安易な一般化が許されない」から、「解明されつつはあるが、まだまだ前途多難」だと言います。

がん 生と死の謎に挑む [単行本]
立花 隆 (著), NHKスペシャル取材班 (著)
http://www.amazon.co.jp/dp/4163725709

がん 生と死の謎に挑む

がんの話は、すべてが遺伝子の話なのです。がんだけではありません。いまや病気の話し、医学の話すべてが遺伝子の話になりつつあります。生物学の世界全体がそうなりつつあるのです。

人間はみな二万数千個の遺伝子を持ち、それら遺伝子が瞬時も休まず働き続けることで、人間のすべての生理機能が営まれています。人間のすべての生理機能は、そのような多数の遺伝子のネットワークによって支えられているといってもよいわけです。すべてがそうなのだから正常細胞だけでなく、病的細胞の病的働きもすべてが遺伝子の働きで動いています。そういう意味において、がんについてもすべてが遺伝子のはたらはで語られるようになっているのです。

日本は、世界一の長寿大国とよくいわれますが、同時に世界一のがん大国でもあります。

がんはいまや日本で最大の死因になっており、日本人の二人に一人ががんになり、三人に一人ががんで死ぬという統計が、なによりも冷徹にすべての日本人が目をそむけてはならない現実を示しています。

がんの主要な原因の一つは基本的に、遺伝子のコピーミスにあります。

人間の遺伝システムの中には、DNAのコピーミスが起きたときにそれを修正する仕組みがちゃんと組み込まれているのですが、その能力限界をこえるミスが発生すると、そのミスが蓄積していきます。その蓄積が一定量をこえると、遺伝暗号そのものが書き換わってしまいます。つまり遺伝暗号がちょっと変異してしまうわけです。

そのような意味で、人間ががんになかかるというのは何も特別のことではなく、当たり前におきるべきことが起きたといったほうがむしろ正しいともいえるわけです。

がんの場合、本当の意味での「完治」があるかといえば、それは難しいのですが、一応全治癒をめざす積極療法(手術または放射線によって患部を物理的に破壊する)を行ったあと、術後の補助治療(主として抗がん剤による化学療法)を行い、五年以内の再発がなければ「完治」とみなすことになっています。

特に深刻なのは、化学療法といわれる抗がん剤治療の副作用です。

がん細胞の増殖だけをおさえることができないので、あらゆる細胞の増殖を押さえようとします。だから、抗がん剤の副作用は大きいのです。

人間の体はすべて皮膚におおわれています。体の表側を覆っているのが表皮で、われわれが普通皮膚と呼んでいるのは、この表皮です。人間の体は実は内側も全部粘膜の皮膚でおおわれています。こちの中も花の中も胃腸などあらゆる臓器の中も、肺の中も食道の中も、肛門や膀胱の中も、全部内側の粘膜質の皮膚でおおわれています。

これらの臓器がんのほとんどが、組織学的分類では上皮がんなのです。

なぜ圧倒的にカルシーマが多いのかというと、人間の体で最も新陳代謝が激しいのは、体内の粘膜部分だからです。表皮の部分も新陳代謝が激しいのですが、もっともっと激しいのが体内の上皮です。表皮の新陳代謝は、風呂に入って石鹸でこすると、アカになってこそげ落ちてゆくので自分ですぐにわかりますが、体内上皮の新陳代謝されたものは、大便小便の中に入って排泄されてしまうので、普通の人はなかなか気がつきません。

粘膜上皮は、実にさまざまな機能を持っており、それはあらゆる意味で生命作用の最前線とでもいうべき作用を担っているということです。たとえば、肺の内部にある呼吸器細胞(肺胞)粘膜は、酸素の取り入れそのものを行っているし、胃腸の内部にある消化管粘膜は栄養分の吸収を行っていますが、これらの粘膜は、いずれも生命の維持に直結した役割を担っているわけです。

抗がん剤は、免疫細胞そのものの生成を阻害するのと、免疫細胞の生活と活動の場を奪うのと二重の意味において、人間の免疫力を低下させるわけです。

それでどうなるかといえば、患者は、がんでは死ななかったが、他の病気で死ぬという結果に終わる可能性が相当あるのです。

その抗がん剤にほんとうのところ延命効果があったのか、それとも短縮効果しかなかったのか。

大雑把に言えば、延命効果はせいぜい二カ月程度です。

がんが末期に向かう中で、がんに何らかの治療ができる時期も歩けど、そういう時期をすぎて、「積極的治療はもう何もなし」と言わざるをえない時期がどうしてもくるのです。

「結局、抗がん剤で治るがんなんて、実際にはありゃせんのですよ」と、議論をまとめるように大御所の先生がいうと、みなその通りという表情でうなずきました。

細胞はすべてがん化する可能性を持っています。事実、細胞のがん化は、全身いたるところでしょっちゅう起きており、健康な人でも、毎日五千個の細胞が新たにがん化しているといわれます。しかしその五千個のがん化した細胞も、片端から体内の免疫細胞で退治されていくので、健康なひとであれば、がんはそう簡単に発症しないわけです。

単純な事実ですが、人間はみな死ぬまで生きるんです。
ジタバタしなくても、死ぬまでみんなちゃんと生きられます。
その単純な事実を発見して、死ぬまでちゃんと生きることこそ、
がんを克服するということではないでしょうか。


NHKスペシャル 立花隆 思索ドキュメント がん 生と死の謎に挑む
http://www.nhk.or.jp/special/onair/091123.html