フラナガン水素 長寿村フンザの水を再現

健康と美しさをいつまでも、水素と酵素で細胞を生き生きさせる還元の発想
食べる水素(水素サプリ)と水素製品全般を紹介

「水素研究会」発足記念懇親会

2008年08月04日 | 日記

2008.8.4 19:42

■7月29日、東京都千代田区の東商スカイルーム

 さまざまな効能・効果が期待できるとして医学や美容、アンチエイジングの分野で脚光を浴びる水素水。通常の水には含まれない水素を豊富に含む水のことだが、見えないし味もしないだけに、怪しげな健康食品のようにダマされてもわからない。そこで「水素関連分野の学術・医学研究の推進や助成」、「水素関連商品の評価・適正化」を旗印にした有限責任中間法人・水素研究会が発足した。

 「医療は研究費用が高すぎる。水素が人体に有効に働くなら大変素晴らしいが、実際に証明されなければならない」と、財団法人長寿科学振興財団の理事長も務める小林秀資(ひですけ)会長。

 呼吸で体内に入った酸素の2%が変化してできるのが活性酸素。免疫機能などの役割を果たす善玉と、細胞の酸化で老化や生活習慣病をもたらす悪玉がある。同研究会理事長で日本医科大の太田成男教授は昨年6月、水素を使って悪玉の除去に成功。米医学誌「ネーチャー・メディシン」に発表し注目された。今年6月には別の米医学誌(ニューロサイコファーマコロジー)に、太田氏の「水素はストレスが誘発する認知機能の低下を予防する」という論文が掲載された。

 「水素医学は始まったばかりの新しい学問分野。世界の研究者と効果を解明したい。参画してくる若い研究者を支えるのも研究会の役割です。正確な情報を発信し理解を広めたい」と太田氏。懇親会であいさつに立った同大学老人病研究所の川並汪一(おういち)所長は「緒方洪庵の孫、私たちの研究所の設立者で初代所長の知三郎氏は研究の目的が社会貢献だった。基礎医学の発明・発見を一般社会に広げたいという、太田さんもそんな人です」とエールをおくる。

 「還元性水素水」(伊藤園)「おいしい水素水」、(ブルー・マーキュリー)など、普通の飲料レベルの値段での販売も始まっているが、今後の研究によって新薬発見にも匹敵する期待がかかる。(高見修次)


懇親会の檀上に立つ小林秀資会長(左)、太田成男理事長(中央)ら