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水素ガスを発生させる化合物の製造方法

2012年03月27日 | 日記

果実とハーブ粉末を乳酸菌で発酵させ、水素ガスを発生させる特許が出願されている。
以下は特許明細書からの抜粋である。

【公開番号】特開2010-148415(P2010-148415A)
【公開日】平成22年7月8日(2010.7.8)
【発明の名称】水素ガスを発生させる化合物の製造方法
【出願番号】特願2008-329449(P2008-329449)
【出願日】平成20年12月25日(2008.12.25)
【出願人】(504447198)二村芳弘

サージ果実、ホソバワダン粉末を乳酸菌により発酵させる工程からなる水素ガスを発生させる化合物の製造方法に関するものである。

サージにはビタミン、テルペノイドやミネラルが豊富に含まれており、中国を中心として100年以上の食経験が知られている安全な植物である。しかし、特有な香りを有することから、その利用が制限されている。

そこで、サージの香りを軽減するために、乳酸菌により発酵させることにより香りを軽減でき、かつ、偶然にして、有機酸とミネラルの一種が水素ガスを発生させることがわかった。

サージの実の粉砕物に大豆の粉砕物と乳酸菌を添加し、発酵した溶液をアルカリ還元処理する工程からなる前記の水素を発生させる化合物の製造方法では、上記の化合物を製造する方法である。

原料となるサージとは、サージから得られる果実である。サージとは、学名Hippophae rhamnoidesであり、中国名は沙棘、日本での別呼びはサジーである。また、英名はSea Buckthornである。

ホソバワダン粉末とは学名がCrepidiastrum lonceolatumであり、沖縄ではンジャナまたはニガナと呼ばれる植物の粉末である。ホソバワダンは本州の島根県・山口県の日本海側から沖縄、朝鮮南部や中国の海岸の岩場などに生育し、太い木化した根茎を有し、地表面にロゼット状の葉を広げる。

ホソバワダンの葉は沖縄料理として日常的に利用されており、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルを豊富に含んでいることから、マグネシウムの供給源として用いられる。

原料となる乳酸菌とは、ラクトバチルスに属する微生物であり、ヨーグルト、チーズ、ぬか漬けなどの食品加工用に用いられる有用菌の一種である。このうち、植物性の乳酸菌は、ブドウ糖を利用して発酵が効率的に実施できることから好ましい。

また、この発酵は、34~48℃に加温され、発酵は、24~98時間行われる。

この発酵の工程によって、レスベラトロール、没食子酸、マグネシウムが結合し、目的とする化合物が得られる。

医薬品としては、水素ガスを利用した医薬品製剤や医薬部外品製剤に利用され、抗癌剤、抗酸化剤、還元作用剤、抗癌剤、免疫調節剤として医薬的に応用される。また、メタボリックシンドロームや生活習慣病の予防や改善などに利用される。さらに、動物に用いる獣医用の医薬品やペットに用いる医薬品としても抗酸化剤、高脂血症改善剤、抗動脈硬化剤などとして利用される。

前記の食品製剤としては、抗酸化作用を利用してエイジングを予防又は改善するサプリメント、メタボリックシンドロームや生活習慣病の予防や改善を目的としたサプリメントなどに使用される。また、動物に用いる獣医用の食品や食品製剤、又はペットに用いる食品製剤としても高脂血症改善、動脈硬化抑制や予防の目的などとして利用される。

前記の化粧料としては、抗酸化作用を利用した美白作用、シワの改善を目的として化粧料やメラニン産生抑制を目的とした化粧料、医薬部外品やマッサージオイルとして利用される。また、動物に用いる獣医用の化粧料やペットに用いる化粧料としても利用される。

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