-メガトレンド、少子化と高齢化-
まもなく大きなトレンドがやってくる。
過去最大、1949年生まれの269万人が、2009年にちょうど60歳になった。だれ一人例外なく (もちろん亡くなった方は別)、10年後に間違いなく70歳になっている。
1946年、48年、第1次ベビーブーム時代ですが、この時代は1年間に270万人の赤ちゃんが生まれていました。出生率は4.3ありました。今は1.37です。 第1次ベビーブームで誕生した270万人の方々の子どもたち、その方々がだいたい30年前に生を受けて第2次ベビーブームになった。このときは、1年間に210万人の赤ちゃんが生まれていました。そしてそれからさらに30年経った今、1年間に生まれる赤ちゃんは110万人を切りました。30年で、生まれてくる子どもたちの数は半分になったんです。そして出生率は1.37になった。 『一番じゃなきゃダメですか?』蓮舫(著)/PHP研究所(2010年6月16日発売)
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今から12年後には、第二次ベビーブームの彼らが50歳になっている。すなわち、健康に対する大きな市場が確実に存在し、この先も長く持続するのは間違いない。
商売を始めるのに、人の来ないところでひっそりやるか、人通りの多い目抜き通りで店を広げるか、どちらが繁盛するかは言うまでもない。マーケティングなどと難しい話ではなく、人の集まるところでニーズに見合うものを提供すれば、商売が成り立つ。当たり前の話に過ぎない。
健康産業新聞 2010/2/24号
ニーズのない年齢層に向けて、もの珍しい商材をビジネスと提案しても、なかなかうまくいかない。ニーズに合う良いものを適切な価格で、適切な客層に向けて。珍しいだけでは売れはしない。今までより良いものが安く出てきたのに、商材がそのままだったら太刀打ちできない。当たり前すぎるほど当たり前な発想で、商売をすればいい。
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