外来魚ひとりがたり

滋賀県立大学近江楽座学生団体
滋賀県大生き物研究会の活動あれこれ

*神上沼特攻* ~一人駆除の道~

2011-12-22 20:37:11 | 活動記録
 ども。リーダーです☆
世間はクリスマスムードで賑やかですねぇ~

そんなクリスマス前の2011年12月22日に神上沼に、
ひとりで行ってきました

いえいえ、メンバーが集まらなかった訳ではありませんよ
今日は越冬前の個体について耳石を調べて年齢を調べようと思い、ちょっくら調査に行ったのです。
明日からはクリスマス寒波で急に冷え込むので、魚の動きも変わるだろう思い、寒波が来る前にと急遽決めてしまったのです

さて、調査ですがいつもは昼からの活動ですが、今日は昼から天気が下り坂のようだったので朝から神上沼に一人原付で乗り付けました

神上沼では、フナ釣り師やコイ狙いの釣り人が数人来ていました。
寒いのに釣れるのでしょうか?私の目の届く範囲では竿は上がっていませんでした;


そんな釣り人を見つつ、投網を打ちつつ神上沼を一周しました
すると、ひとつ発見が
神上沼には一つ用水路が流入しているのですが、その用水路にちっこいバスが群れておる!!

その用水路でバスを釣っていたバサー曰く、用水路の上流に養殖場があって温水が流入しているとか
そのバサーは神上沼では冬のみ釣りをしているのだそうです。
用水路の流出口の水温を測ると12.5℃。 他の場所では10℃~11℃でしたので、けっこう温水が影響している模様


用水路は水深1メートルほどですが、相当数のバスが上っていました。

一投投網を打つと・・・


一度に20~40尾を超える数のバスが入ります
一人なので、網からバスを外すのに時間が掛かりました

おもしろいほど掛かるもので、大人げなく調子に乗って投網を打ちまくってしまいました(とはいってもバスが掛かりすぎて外すのがイヤになったので5投だけですが…)

とりあえず、神上沼で2時間ほど調査をしました。
結果は、原付のボックスにギリギリ入るほどの量のバス・ギル… 9.7kgでした

越冬を控えた50㎝近い大型個体や、37㎝の中型個体、25㎝のまあまあの個体、15㎝程度の当歳魚といったようにそれぞれの大きさの個体を捕獲することができ、耳石の分析にはちょうど良いサンプルになりました。

いや~、にしても努力量1で9.7kgの駆除量とは…汗

これらの魚は採捕した後、即殺しラボに持って帰りました。
明日は耳石の摘出作業です

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