外来魚ひとりがたり

滋賀県立大学近江楽座学生団体
滋賀県大生き物研究会の活動あれこれ

春の兆し

2015-04-02 21:42:52 | 活動記録
こんにちは。タガメ野郎です。
ブログの更新が遅れていまい申し訳ありません。忘れていたわけではありません。本当に、決して、絶対違います。

3月末の神上沼での定例活動です。気温が急に上がり今まで採れなかった魚たちも見られるのではと期待が膨らみます。


まだ岸ぎわの植物は枯れているものが多いです。

さっそく投網をうったり


タモ網ですくい取りをしたりします。


頑張っていると、生き物が姿を見せてくれます。

…あんまり見たくなかった。アメリカザリガニです。アメリカザリガニの捕食圧はすさまじいものがあると思います。数年前まで希少水生昆虫がいた(先輩談)ため池に今年行ってみたらアメリカザリガニばっかりになってたりして悲しい思いをすることがままあります。でもたまにアメリカザリガニがいるところでとんでもない希少種がいたりすることもあるんですけど…


ドジョウとテナガエビです。なんだか安心する面子です。テナガエビはいずれも小型の個体が多かったです。


モツゴです。モツゴは取れない時の方が少ないんじゃないかってくらいいつもみてる印象があります。


ホンモロコです。思うように魚がとれずテンションが下がりそうだったメンバーの士気を大いに上げてくださいました。かっこよくて美味しい素敵な魚ですね!


ゲンゴロウブナです。ヘラブナ釣り師を魅了して止まない種です。…そんなにいいのかな?


外来魚の方々も活動を開始していました。去年はとある研究をしていましたが、今年は駆除します。


ほかにもコセアカアメンボ(ヤスマツではなく)やキイロヒラタガムシが採れていたのですが、メンバー誰一人として反応せず写真もとってもらえないという扱いでした。たしかに普通種で特別な生物ではないですが魚以外も興味をもってください…


愚痴はこのくらいにして、本題にもどります。
採捕した外来魚はすべて研究室に持ち帰り、解剖します。


メンバーはかぐわしいバスの香りにも負けずスムーズに作業をこなしていました。


今回の定例活動では、前回に比べ多くの生物と出会うことができたと思います。
これから本格的に春になれば神上沼にも繁殖期を迎える魚が出てきてさらに賑わうことでしょう。
最後に、ブログの更新忘れててすいませんでした。



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