横野平の白い雲

日々の生活の中の出来事を日記にしました

OB会の後、上野三碑を見学しました。

2018年09月16日 | 風景・歳時記
 ご無沙汰していました。久し振りのアップです。先日高校時代のOB会があり、万年幹事でもあり、参加しました。恩師は86歳で近くであれば参加できるとのことで、先生の住む桐生の近くの薮塚温泉(前回と同じ)で会が開催されました。会は一年置きに開催されていて、開催される年は、本番までに準備会が3回あり、準備会で結構楽しんでいます。
 参加者は前回は24名でしたが、今回は18名と少なくなりました。この2年間、皆さん変わりなく、元気な姿を見ることができました。

 話題が変わって、2日目には上野三碑(こうずけさんぴ)の見学をしました。このような機会でもなければ、見学することがない気がします。上野三碑とは、群馬県-古代上野国(こうずけのくに)-高崎市南部地域に所在する、飛鳥・奈良時代に造立された三つの石碑の総称です。国の特別史跡になっています。

 多胡碑-中央政府からの命令で、上野国の片岡郡・緑野郡・甘良郡の三郡内から三百戸を割き、新たに多胡郡を建てたことを記念した建郡碑だそうです。


 山上碑(隣に古墳があり、合わせて特別史跡になっています)-「佐野三家」(さのみやけ)の系譜が書かれていて、「長利僧」(ちょうりのほうし)が母のために記した石碑だそうです。


 金井沢碑-三家氏(みやけし)を名乗る氏族が仏教の教えで結びつき、祖先の供養、一族繁栄を祈るために造立した石碑だそうです。

 歩き疲れましたが、貴重な石碑を巡ることができました。