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初鹿 史典の熟成を楽しむ!

年輪を重ねるように人も会社も着実に成長している、醸造の歩み。

【第178回】軸足の移し方^^

2013年05月31日 | 日記
 本日は、午前中、甲信越最大のショールームが山梨に出店したという事でメンバー全員で勉強会^^

東京のショールームがこちらに来たと思わせるような内装でメンバー全員興奮気味の中、

スタートしました。


 初めに、支店長の挨拶があり、そこではやはり、コンセプトについて時間を取り、

このショールームが出来あがるまでの過程をお話戴きました。



 今の時代、大風呂敷を広げるでもなく、地に足をつけた提案が非常に好まれております。

そのような中で、我が社のスタンスは?というキーワードでご紹介していただくと思わず、

聴き耳がたってしまいます。


 このメーカーの一番の売りは、ソリューション力です。各メーカーでは兎角、設備の機能や

清掃性・デザインにフォーカスするところが多いのですが、ここでは、販売店のハウスメーカー

の声を聴き、そこで問題になっている事や困りごとを持ち帰り、解決の糸口を一緒に見つける

と言ったものです。


つまり、エンドユーザー ≦ 販売店 というスタンスなのです。

 
 今の時代、このように少し視点を変え、何処に軸足を置くかで、どの層にファンになって

貰うかが決まります。


 ファン獲得の術、本日も勉強させてもらいました^^






 

【第177回】ニュースレター

2013年05月30日 | 住宅
 今日は一日、中長期のお客様へニュースレターを作成しておりましたので、


今回は、ニュースレターのことについてお話いたします。


それではいきます^^


私は、自分のお客様用に、ブログを書いています。←まさにこれです。

それと同時に、ニュースレターも出しています。


ある日、ふと、思ったことがあります。


はたして、ニュースレターは、中長期のお客様のランクアップになっているのだろうか?


それと、ニュースレターを考えて、作成し、それをコピーする。

この作業が、意外に大変なのです^^;


そこで、私は、お客様が、ブログを読んでくれると楽なのになー、と考えたのです。

無精者ですね^^;


しかし、どうやって、お客様にブログを読んでもらうか?

もちろん、渡すパンフレットの封筒や手紙には、ブログのアドレスと題名を書いています。


でも、実際に読まれているかどうかと言うと、多分、それ程、読まれていないと思います^^;


そこで、ニュースレターを見直すことにしたのです。


では、何を、見なおしたのかというと、カンタンにしました^^


難しい説明は、やめてしまい、できるだけ大きな文字で、ニュースレターを作るようにしました。


そして、最後に、詳しくは、こちらに書いてあります^^

と、ブログを見てもらおうと考えたのです。


すると、興味がある、お客様はブログを見てくれますし、そもそも、興味がない、お客様は、
ニュースレターすら読みません^^;


この方法だと、非常に仕事が楽になりますし、興味がある、お客様には、
自分が伝えたいことが、きちんと伝わるようになります。


すると、何が起こるのか?

お客様からの、質問がメールで来るようになります。


そうです、ランクアップをしやすくなるのです^^

ブログを書いていないという方もいらっしゃると思いますが、是非、トライしてみてくださいね^^

どの業界においても、この発信力は強力な武器になる事、請け合いです。


そして、最近、私のニュースレターが届かないなと思っているお客様、今、内容を見直している

所ですので、しばしお待ちを^^ご期待に添えるかどうかわかりませんが、お役に立つものを

作成していきます。今後とも宜しくお願い致します。


ではまた。

【第176回】「覚悟」

2013年05月29日 | 日記
 本日は、長男の保育園最後の親子遠足に行ってきました^^雨が心配される中、奇跡的に
持ちこたえてくれました。子供たちの”てるてるボウズ”がききましたね^^
 
 良く考えたらこの親子遠足、皆勤賞です。今からの全ての行事が保育園最後なので満喫
していこうと思います。

 さて、本日のお題ですが、最近、経営者の方、若しくはそれに近い方との接触が多く、人間の
芯の部分の大切さを痛感させられるのですが、何が違うのかをよ~く洞察してみると、「覚悟」
という言葉に行き当たります。

 この覚悟があるから、ご自分の全身全霊をかけて経営を行えるのだなと強く感じます。
どんなに素晴らしい経営手法や経営理論、経営哲学を頭で理解していても、真の経営者になれる
訳ではないと思います。

 命をかけるくらいの責任感で毎日を生き、その姿勢をどのくらいの期間続けてきたかという事で
経営者の真価が決まると、このような方達と接していると強く感じます。

 経営に対して自分の全身全霊をかけて打ち込むという事は、大変過酷な事と思います。もし、
そのような打ち込み方をするならば、ご自分の時間も中々持てないでしょうし、体力的にも精神的
にも耐えられないような重責が続くでしょう。

 しかし、そういう状態を経験し、乗り越えてこなければ、真の経営者としての資質は磨けないのでは
ないかと思いますし、あのようなオーラは出てこないと感じます。

 世間では良く、トップとナンバー2との間には、天と地ほどの差があると言われます。それはまさに
命をかけて責任を感じて仕事をしてきたか、それともサラリーマン的な存在として、判断をトップに
委ねてきたかの違いだろうと思います。

 我が社、社長の言う、トップとは”0を1に出来る人間”であるという言葉通り、不退転の覚悟が
ここには必要なのです。

 日々勉強です。


 

 

 

【第175回】答えはお客様の中にあります^^

2013年05月28日 | 住宅
 本日は恒例のスタバミーティング^^いつも話し終えると壮大なドラマが
出来あがる会です。しっかりと形にしていきます^^

 最近、提案をする中でお客様から良く「私達のイメージが良く分りますね」
というお言葉を貰います。

 この仕事を始めたころは、よし良い提案をするぞ!っと良く意気込んだもの
ですが、提案を受け入れていただける事もありましたが、6割位は流されました...汗

 お客様は頭の中に、なんとなくのイメージをお持ちになっております。そのイメージ
と余りにかけ離れた提案が出てくると、お客様は「なぜっ」っと感じます。

 その時に、しっかりと相手の価値観に触れたロジックで、その提案の内容をお伝えする事が出来るか?
もし仮にこれが出来ないでいると、その瞬間に、イメージしているものとは全く
違うものを持っきて、私達を全く分ってくれない人となる訳ですね(笑)

 こうなると、挽回はもはや難しいです。

 そこで、我々はお客様の頭の中にあるイメージを確実に把握する必要が出てまいります。
なぜならば、答えはお客様の頭の中にしかありません。そしてその答えはお客様自身では
表現できないという何とももどかしい現実があるだけなのです。

 いかにして、お客様の中にあるイメージに触れ、引き出す事が出来るか?そして
そのイメージを元に提案していく この様な流れになる訳ですね^^

 何を言いたいかと言いますと、お客様、是非自然体でいて下さい。構えず
、つくらず、本来の自分を開放系で委ねて下さい。きっと良いものが出来ますよ^^

 ではまた。


 
 

 

【第174回】ショッキング話と心あつくなる話

2013年05月27日 | 日記
 本日、家内からショッキングな話と心があつくなる話を聴きました。
長男の友達のお兄ちゃんが、学校の下校途中に学校周辺に住む大人から
暴力を振るわれ、余りのショックに大好きな習い事を休んだとのことでした。

 事の発端は、学校の下校途中、児童の流れが切れずに中々車が自分の庭に
入庫出来ないでいる中。その子とは別の子が「ここ、車通っていい場所
なの?」という声にカッと来た大人が、全く関係の無いその子とお友達の喉を掴み、そして上に
持ち上げるといった暴力を振るったとのことです。

 本人達から話を聴いていないので、事実関係は正確には分りませんが、それを聴きつけ
校長先生がその家に乗り込み、その大人から謝罪の言葉を引き出したという話を聴くと
少なからずとも、そのような事実だったと推測出来ます。

 まず、すぐ”カッ”となり、自分より明らかに弱い児童の喉をしめるという暴挙にでた大人の
精神状態。これは余りにも幼すぎます。確かにマンモス小学校の近くに住んでいて
その集団下校に出くわす機会は多いかもしれません。ただ、だとすれば時間帯を考える
などの策は必要だと思います。また、見ず知らずの子供からの野次を正面から受け止める何とも
懐の狭い人間だと感じます。

 私も車で急いでいる時に、下校途中の小学生の群れに出くわした事は多々あります。
確かに早くこの流れ早く切れないかなとイライラしてしまう事もあります。ただそこに
自分の子供がいたら?(若しくは自分の可愛い姪っ子がいたら?)という事を思うとその列
も何だか愛おしく見えてきます。

 親という立場なのでそのような考えになるという発想に乏しさもありますが、同じ町内の子、
全部自分の子供と思えば良いのです。←無理があるかな^^

 この大人も、今日は深く反省している事と思います。

 そして、乗り込んだ校長も凄い^^この校長先生は私が小学校時代の学年主任、熱血漢
溢れる先生でとても人気がありました。今日の話を聴いたときに、あの先生だったら間違いなく
乗り込むなと頷かせる気性。

 ただ、今のご時世、校長自ら乗り込む学校ってあります?この話を聴いて悲しい反面、
何だが心があつくなる気持ちにさせてもらいました。

 少年の心に傷がつかないよう、周りが全力でフォローしてあげてもらいたいです。あの校長先生
がいれば安心かな^^

【第173回】”残すもの” ”壊すもの”の線引き

2013年05月26日 | 住宅
 本日は午前中、六郷でお打合せ^^小高い山の上に建てるとあって景色が良く
又、お住まいはなんだかとっても居心地が良い空間で思わず、「よこになっていいですか?」
と言ってしまうほどでした。

 さて、このお宅はご実家にはご両親がお住まいで築年数約50年と年季が入って
おり、南側にはRC造の建物があります。

 そのRC造の建物はお父さんと今は亡きおじいちゃんとが造った合作です。先日
他のメーカーが来られた際にはそのRC造の建物を壊す気マンマンだったお父さんも
一晩寝て、考えが180度変わったとのことでした。本日の商談はその心境を若世帯と一緒に
聴く事から始まりました。

 車を4台置く事、日当り、風通し、RC造を後々解体する事のリスクなどを考えると、今、解体
する事に越したことはないと、建築業に携わる人間であれば思わず口に出したくなる状況。

 ただ、ご自分と自分の親父さんとで造ったものであるというお父さんの思い出話を聴いたり、
拝見すればするほど誇りと思い出が沢山詰まっているものを「壊しましょう!」
とは口が裂けても言えない状態となった事は想像がつくと思います。

 ではどうしたか?RC造の建物を解体し、新築を建てるプランは昨日きたメーカーに任せ
私どもはRC造を残すプランを考えますとお伝え致しました^^

 ”何かが見えた”気がして思わず口走ってしまったのですが....汗

 さっ此処からは、我が社が誇る建築家、今井先生の出番です。お客様是非ご期待下さい。
最良のモノをご提案する確信があります。なんだかワクワクしてきました^^

また来週お邪魔しますね。。

 

 

 

【第172回】賢者の盲点

2013年05月25日 | もりぞう
 本日は夜、恒例のフットサル。。気温も上がってきたのでバテるのも早いです。
今日は4チーム揃ったので2面を遣い試合を行いました。休憩無く行ったので足がつりそう
でした。もっと筋力をつけていきます^^

 本日、話の分るお客様ともりぞうの在り方について話をする機会が御座いました。
その方とお話をしていると我が社の立ち位置がしっかりと見えてきます^^
 逆に教えてもらっている感じがしました。
 
 「それだけを見ると一見して非合理なのだけれども、ストーリィ全体の文脈では強力な合理性
を持つ」という考えのできる会社はそうそうないなと、話をしながら再度認識させられました。

 我が社の250棟分の家づくりが一見して非合理に見えるのは、それが非合理であるという合理的な
理由ががあるからです。(ややこしや~)

 部分的な非合理を他の要素と繋げたり、組み合わせる事によって、ストーリィ全体で強力
な全体合理性を獲得する、これがストーリィ作りの面白い所です。
 
 私が好きなストーリィの本質は、「負けるが勝ち」「損して得取れ」的な発想です。ですから
非合理を全体の合理性に転嫁するとでもいいましょうか、(このような言い回しになると思いますが...)
とてもこの会社の発想の”ヒネリ”にはワクワクさせられます。

 是非、これを見ているお客様、もりぞうについて語り合いましょう^^
ではまた。。

【第171回】本当の所、何を提供しているのか?それを誰が、なぜ喜ぶのか?

2013年05月24日 | 住宅
 本日のお題ですが、今まさに起こっている事ですが、住宅展示場に立っていると
消費税の波に押された方達がどのような心理状態でご来場戴いているのかが分ります。

 今の時代、多くの売り手の中から1社を選ぶ時代です。多くの選択肢をお客様はお持ちに
なっているのです。

 ただ、人間とはおかしなもので、選択肢が少なければじっくりと検討するのに対し、あまりにも
選択肢が多い場合には、じっくりと比較検討をせずに直感的に選択肢を絞るという行動に出る方が多いのです。

 直感的に絞る際、お客さんは以前から知っている会社であったり、パッと見た瞬間「素敵」と思えた
会社をピックアップし、じっくりと検討に入ります。

 ここで重要なのは、私どもであれば、総合展示場26社ある中で、まずはピックアップされるかどうかです。
その為には(かなり端折りますが...)私達は『本当の所、何を提供しているのか、それを誰が、なぜ喜ぶのか』を突き詰めなければなりません。

 「誰に」「何を」「なぜ」の3つにこだわったものになっている事が大切だと思うのです。

 それを分りやすくご紹介するのが『コンセプト』であると確信しております。【第95回参照】

 ただ、多くの会社が「誰に」「何を」「なぜ」にフォーカスせずに「どのように」という方法ばかりに終始し
”売り先行”に走っている事が、顧客の聴く力を萎えさせている大きな要因となっており、如何にコンセプトに
聞き耳を立ててもらうかが、本質的な会社の取るべきスタンスかなと感じております。

 取り分け「なぜ」については、会社を動かすエンジンとして重要です。この肝心の「なぜ」が空疎だった為に
コンセプト不全若しくは、コンセプト自滅に陥った会社も多々見てきております。

 ですから、お客様には是非じっくりとこの「なぜ」の部分までしっかりと聴いて戴きたいのです。

 今度はごゆっくりとお越しください^^心よりお待ち申し上げております。。


 

 

 

【第170回】利他的思考は現実化する。

2013年05月23日 | 日記
 本日は天気が良いので何か運動をしたいと思っております。

さて、先日建設コンサルタントと2時間くらい話をする機会があったと
お伝えしましたが、そこでとても共感した話がありました。

 その方は、山梨県で有数の会社の専務、入社する社員の面接を
しており、確固たる信念で入社する方を決めている人。

 そんな人がこんな話をしてくれました。

「若い人が夢を持つのは結構な事だ、若いうちは自分中心の夢でもいいかと
思うが、そのような夢は周りの協力を得られないという事を早く感じ取る
事が必要」とのこと。

 どういう事かというと、自分一人で叶えられる夢は無い、周りの
協力が得られて初めて大きな夢が実現するわけであって、周りが「これは
協力したいなっ」と思わせるものでなければいけないとのことです。

 これにはとても共感した。

 私どもの会社でも同じことが言える。全く同じものを扱っていた
サンワホーム時代のビジョンと今のビジョンは明らかに大きく違う。

 以前はビジョンを深堀していなかった為に、木曽ひのきというものが
何かフワフワしていた。お客様と接していても熱を帯びなかった事を
思い出す。

 つまり、求心力が生まれにくいと社員が暗に感じていたのだ。

 ところが、お客様やスタッフ、地域社会の為に健全な成長を成し遂げたいという
エネルギーが会社に満ち溢れている今は、ベクトルが一致しているのです。

 このような考え方は大いに共感出来るので、やはり応援して下さる方が
周囲にどんどん増えていきます。つまり社内だけにはとどまらず、社外にも
求心力が発生するのです。

 このようなビジョン(思考)は必ず現実化していくとふっと感じた時間でした。

皆様の会社はどうですか?

 

 

 

【第169回】メッセージ^^

2013年05月21日 | もりぞう
 本日は山梨で一番大きいとされる建設コンサルタントの専務とご縁があり約2時間程お話
をさせてもらいました。さすがにその立場にある人、言葉の隅々に人としての芯が感じられ
とても勉強になりました^^
 今後とも何卒宜しくお願い致します。

さて、私達のメッセージをのせた看板の原稿をつくっております。こんな感じに仕上がりそうです^^           



     「限定250棟分の家づくりをしています。」



日本の最高級銘木「木曾ひのき」での家づくり。

樹齢平均80年の材を、木の文化をもつ日本でも中々お目にかかれない「丸鋸(まるのこ)加工」で材を仕上げ、横にして100本積んでも1ミリと狂わない精度で加工し、木の導管を潰さない「蒸気式乾燥方法」を経た、安心の高品質材をご提供しております。私たちの現場に届けられる木曾ひのきは、年間約30,000本の特選一等級の厳選限定素材です。

私たちは、そんな「日本の銘木 木曾ひのき」を広く皆様に知って頂きたいという理由で現場をオープンにしております。

少しでも『本物に触れてみたい、感じてみたい』と思われる方は、ぜひ、現場スタッフに声を掛けてみて下さい。
そこでは棟梁をはじめ、現場の職人達が手を止め、しっかりと木材についてお話をしてくれます。(忙しくお相手できない時は申し訳御座いません。)

その一歩を、私たちは大歓迎致します。

それでは……「ようこそ木曾ひのきの森へ」。

如何でしょうか?看板みかけたら是非立ち止まってご覧になって下さい。

【第168回】続・・・ペットと暮らす家

2013年05月20日 | 住宅
 前回からの続きです。

 『滑らない・汚れない』

 良く滑る床の上で歩くことは、人間でも大変です。塗装が効いたフローリングの仕上げなどでは、
どうしても滑る床になってしまいます。こうした床の上で暮らしている事で、ペットが椎間板
ヘルニアになることもあります。

 動物は人間とは違って、痛みと意識が別になっています。その為明らかに異常が表れて酷く
なるまで、放っておかれる事がおおくあります。余り困っていないようにみえても、滑らない床
にしておく事に越したことはありません。

 同様に固い床も、ペットにとっては衝撃が大きくなるので暮らしやすいとはいえません。
これらのことを考えれば、カーペットが最も適した材料となります。

 しかし、滑らい事と同様に、汚れにくい事も重要です。ペットの抜け毛などがカーペットに絡むと
掃除はしにくくなります。残念ながら、この2つは矛盾する関係にあります。

 この矛盾を少しでも解決してくれるのは、タイルカーペットです。滑りにくいのは、カーペットと
同じです。約50センチ角で組み合わせるので、汚れても簡単に部分的に取り換えが出来ます。

 色や素材感も今では豊富に出ているので、インタネットショピングでモノを取り寄せる方も多く
なっており、持ち込み現場施工するという実例も御座います。

 是非、ご相談下さい。  続きは次回^^

【第167回】ペットと暮らす家

2013年05月19日 | 住宅
 前回のつづきです^^

 ではいきます。。

 実際にペットと暮らすにあたって、住宅に求められていることは、次の4つと言われております。

1、臭わない
2、滑らない
3、汚れない
4、傷つかない   
              です。

 今回は1、臭わないについてです。臭いの根源がペットの排泄物である以上はなくすことは難しい
です。臭わない家にするには、臭いを拡げないか逃がす事です。

 臭いを拡げない為には、しっかりとペットのトイレをつくる事です。当然しつけも必要です。

 「恐怖」が強い猫にとってのトイレタイムは、油断出来ない瞬間です。安心出来る場所として
、すでに自分の尿の臭いが付いた布を置けばすくに覚えます。

 逆に猫には叱責を与える訓練は出来ません。
さらに、トイレに安心感を与える為には、囲われた場所にしてあげる事も大切です。例えば階段下
の狭いスペースを活用したペット用のトイレ室を作る事が良く提案されます。

 また勘違いされがちなのが、臭いに対して換気をすることが第一とする発想です。換気では臭い
を緩和できません、では何が良いか?これは『脱臭』です。今手軽なお値段で脱臭機が販売されて
おります。ペットのおトイレ近くにおいてあげることもお勧めです。

 さらに、臭いに対する対策として、吸収させる方法もあります。ビニールクロスよりも、珪藻土
などの塗り壁や木の壁などの呼吸をする壁を選ぶ事で、臭いを吸収させることも出来ます。ただそこで
爪をとがれると大変な事になりますが....汗

 続きは次回^^

【第166回】心を癒すペット

2013年05月17日 | 日記
 本日はオーナー様宅訪問デー^^そんな中で非常にお世話になっているお客様の
ワンチャン(本日FBにもアップさせていただきました)に癒されましたので、記事
にしてみました。

ではいきます^^

 一戸建てに住む楽しみの一つに、ペットが飼える事があります。子供の情操教育
や、高齢者の心を癒すのにも、ペットを買う事は効果があると言われています。

 犬や猫と一緒に暮らす機会も増えてきている昨今、ペットと暮らす家にはどんな
配慮が必要なのでしょうか?

 まず、言葉が通じないペットの気持ちを知る事が大切です。特にペットにとって
の快・不快を知ることは重要です。

 この快・不快の感覚を、ある動物行動学の専門家は主に次の4つに分けます。

 動物の4つの感覚、
一、「探索」・・・身の回りを探る好奇心
二、「恐怖」・・・生存を脅かされる感覚 
三、「怒り」・・・反発して不満を解消する 
四、「パニック」・仲間を求める感覚

犬や猫は、ペットとして飼われる前はどちらも捕食動物であり、本来は「探索」が
強い動物です。しかし人間に頼らない相互依存的な猫に対して、犬は人間に共生する
ペットとして育てられました。その為犬ほど人間になついている動物はいません。

 そして、犬は人間の気持ちも良く理解し、人の目線や指をさす方向を追って餌を見つける
事も出来ます。

 犬がクーンクーンと甘える姿は、人間の母性本能をくすぐります。こうした仲間を求める
「パニック」の感覚は野生のオオカミから人間と暮らす事で進化したものと言われております。

このような、人間と暮らす事による犬の現代病とも言われる病気が発生しているとのことです。
続きは次回^^
 

【第165回】続...土間から生み出されたもの

2013年05月16日 | 住宅
 先日の続きです。

 農家には家事だけではなく、家畜や農作業場として立派な土間があり、商家には
客を迎える店、工人の家には作業場や製品を置く場が土間でした。

 このように考えると、生活の中に職がり、コミュニケーションを保つ場が土間で
あったという事です。

 侍や町人は、現代でいうサラリーマンのように企業勤めに通う身分であり、農工商
の職を受け止めていたのが、土間であったという事です。

 そして日本人は、職も大切にしてきました。創業200年以上の長寿企業はアメリカや
中国では10社程しかありませんが、日本には3000社以上もあります。

 この職を守る伝統は、日本人の特性である丁寧で繊細な仕事振りや、勤勉さ、そして
人をもてなす心配りを培ってきました。その場が土間なのです。

 現代住宅の中にも、趣味やペットとのコミュニケーションの場として、土間を見直す
のも良いかもしれません。

 という事で、土間の提案をどんどんしていきます^^お楽しみに。

【第164回】土間から生み出されたもの

2013年05月15日 | 住宅
 本日は家内と久々のショッピング^^お互いの服を買ったり、ランチしたりと
何だか昔を想い出してしまいました。久々に楽しかったです^^

 さて、本日のお題ですが最近、土間の提案が増えておりますので記事にしてみました。
土間は、畳と同様に日本文化の象徴です。しかし、い草を使って作られた畳のよう
な日本特有の材料が、土間に使われている訳ではありません。

 土を固めた昔からの土間にしても、石やタイルを貼った今風の土間にしても、似たような
床はどこの国の住宅にもあります。むしろ、土間が普通と言えるほどです。

 それでも土間が日本の文化の象徴であると言いきれるのは、畳と同じ上足の文化
のなかにあるからです。履物を脱いで素足になり、時にはごろりと横になる座敷の
空間の傍らに、下足の生活空間があるからこそ土間と呼ばれております。
 
 それは一段上がった座敷と区別された用途があったからこそ守られてきた空間です。
そして日本人は土間を生活の中で大切にしてきたと言えます。

 逆に日本の住まいの中で、明確な土間を持たなかったのは、支配者階級の武士の家と
、士農工商にも含まれない長屋暮らしの町人の家です。

 なんだか固い話になってしまいましたが大丈夫でしょうか...汗
続きは次回。。