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初鹿 史典の熟成を楽しむ!

年輪を重ねるように人も会社も着実に成長している、醸造の歩み。

【第171回】本当の所、何を提供しているのか?それを誰が、なぜ喜ぶのか?

2013年05月24日 | 住宅
 本日のお題ですが、今まさに起こっている事ですが、住宅展示場に立っていると
消費税の波に押された方達がどのような心理状態でご来場戴いているのかが分ります。

 今の時代、多くの売り手の中から1社を選ぶ時代です。多くの選択肢をお客様はお持ちに
なっているのです。

 ただ、人間とはおかしなもので、選択肢が少なければじっくりと検討するのに対し、あまりにも
選択肢が多い場合には、じっくりと比較検討をせずに直感的に選択肢を絞るという行動に出る方が多いのです。

 直感的に絞る際、お客さんは以前から知っている会社であったり、パッと見た瞬間「素敵」と思えた
会社をピックアップし、じっくりと検討に入ります。

 ここで重要なのは、私どもであれば、総合展示場26社ある中で、まずはピックアップされるかどうかです。
その為には(かなり端折りますが...)私達は『本当の所、何を提供しているのか、それを誰が、なぜ喜ぶのか』を突き詰めなければなりません。

 「誰に」「何を」「なぜ」の3つにこだわったものになっている事が大切だと思うのです。

 それを分りやすくご紹介するのが『コンセプト』であると確信しております。【第95回参照】

 ただ、多くの会社が「誰に」「何を」「なぜ」にフォーカスせずに「どのように」という方法ばかりに終始し
”売り先行”に走っている事が、顧客の聴く力を萎えさせている大きな要因となっており、如何にコンセプトに
聞き耳を立ててもらうかが、本質的な会社の取るべきスタンスかなと感じております。

 取り分け「なぜ」については、会社を動かすエンジンとして重要です。この肝心の「なぜ」が空疎だった為に
コンセプト不全若しくは、コンセプト自滅に陥った会社も多々見てきております。

 ですから、お客様には是非じっくりとこの「なぜ」の部分までしっかりと聴いて戴きたいのです。

 今度はごゆっくりとお越しください^^心よりお待ち申し上げております。。


 

 

 

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