ジョニーのメモリアルナイト

センチなジョニーの独り言

『セッション』

2018-10-05 08:53:33 | 映画
孫は元気になって自宅で寝るようになったが、映画を見る習慣は続いている。

Amazonプライムで見放題のなかからみているので、新作は少ない。

「セッション」はジャズドラマーの物語。

見だしたら、引き込まれてあっという間にエンディング。

ここ数年見た映画の中では、ベスト5に入る面白さ。

序盤のシーンで、教師役のフレッチャーがドラムのテンポを指示する場面があって

そこが素晴らしかった。

何が素晴らしかったといって「テンポが速過ぎる!」「遅い!」と主人公のニーマンに

言うのだが、微妙にずれているというのが素人にもわかるのだ。

何回もやり直されるけれど、全て微妙にずれていて最後にテンポが合うのだが

フレッチャーがOKを出さなくても、観客がOKだとわかる演出のうまさ。

フレッチャーは演劇の蜷川幸雄を彷彿とさせるというとイメージしやすい。

蜷川もよく灰皿を投げたとか言うエピソードのことかかない。

今だったら、パワハラだと言われるくらいにニーマンを追い込む。

追い込まれてそれを乗り越えてこそ一流になれるという指導方法。

その指導方法には各論があるが、この映画はそれを気にしないほど面白かった。

序盤のシーンはもう一度見てみたいな。
映画『セッション』予告編


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